TOPアメリカン・プロレスWCW 1996年→WCW:Uncensored 3/24/96

WCW:Uncensored 3/24/96の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

6試合目は この面子、この試合形式で
30分を稼ごうとしたもんだから大失敗に終わる。
メインはThe worst there was,The worst there is.The worst there ever will be
としか言いようのない最低最悪のメイン。
金と時間をかけているだけに。
特設リングがあり同じ大きさのケージが3段重ねとなっています。
敵がそれぞれの階に待ち受ける中
その最上階からホーガン、サベージが脱出した上でフォール、サブミッションで勝利を得れるかという試合形式。
漫画とかだったら面白くなりそうだが
現実は甘くない。
恐るべきひどさです。

唯一救われるのは第2試合目。

Aベルファスト・ブルーザーvs.スティーブン・リーガル
 ハードな打撃。
 お互い攻守一致しているので、
 停滞させず荒々しく魅せていきます。

 ブルーザーが腕攻めを開始。
 リーガル反撃のドロップ・キックも顔に当てて説得力十分。
 ただ当時のWCWの観客はそんなこと気にしていないし、
 打撃で怯ませてグラップルというのは会場映えしないのが辛い。
 
 また、見せ場は多いもののシフト・チェンジが欲しかったですね。
 それが無いままいきなり場外に出てマレンコ加勢のDQというのは
 あまりに唐突で微妙でした。
 せめてリーガルが反撃してフィニッシャーを決めそうぐらいのシチュエーションが欲しかった。

 平均的な良試合。
 (執筆日:5/?/20)

PPVとしてもワースト・ランキングに食い込む最低レベルです。
 (執筆日:6/12/07)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

Eタワーズ・オブ・ドゥームズ・デイ・ケージ・マッチ:ランディ・サベージ、ハルク・ホーガンvs.リック・フレアー、アーン・アンダーソン、タスクマスター、レックス・ルガー、メング、バーバリアン、ギャングスター、アルティメット・ソリューション
  ホーガン、サベージ、フレアー、アンダーソンが
  ケージや鉄柱にぶつけ合う。
  ホーガンはチョップを受けても平然としていてシャツを破り捨てる。
  アンダーソン、フレアーが4の字。
  ホーガン組は反転させ逃れる。
  ホーガン組はパウダー攻撃。
  扉を開け下のケージに降りる。
  殴り合い、ぶつけ合い。
  ホーガンは仕切りの扉を施錠しメングとバーバリアン、
  そしてようやく降りてきたフレアー組みを閉じ込める。
  ホーガンとサリバンが戦いながらケージ横の階段を下りて地上にやってくる。
  サベージ、ルガーも同様にして降りてくる。
  ホーガンはサリバンを通常のリングに入れビッグ・ブーツ。
  場外で殴り、物にぶつけ、椅子攻撃し合う。
  アルティメット・ソリューション、ギャングスター(WWFのゼウス)が
  現れホーガン組みをケージ・リングに入れる。
  フレアーとアンダーソンが加わり4人でホーガン組を痛めつけていく。
  ブーディー・マンがパウダーとフライパンをホーガン組に渡す。
  ホーガン組はパウダーで目潰ししてからフライパンを叩きつけていく。
  ルガーが加勢に来る。グローブをつけサベージに殴りかかるが避けられフレアーに誤爆。 
  ホーガン、サベージはケージから出ようとする。
  サベージがフォールしてないことに気づき戻ってフレアーをカバーしカウント3。
  足早に去っていく。

試合結果

@US王座戦:コナン (ch)vs.エディ・ゲレロ
Aベルファスト・ブルーザーvs.スティーブン・リーガル(DQ)
Bロバー ト・パーカーvs.メデューサ
Cブーティ・マンvs.DDP
Dザ・ジャイアントvs.ロッチ・ネス
Eシカゴ・ストリート・ファイト:スティング、ブッカーTvs.ロード・ウォーリヤー
Fタワーズ・オブ・ドゥームズ・デイ・ケージ・マッチ:ランディ・サベージ、ハルク・ホーガンvs.リック・フレアー、アーン・アンダーソン、タスクマスター、レックス・ルガー、メング、バーバリアン、ギャングスター、アルティメット・ソリューション