WCW：Starrcade 12/29/96の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | クルーザー級＆スーパーJクラウン王座戦：ウルティモ・ドラゴン (Super J ch)vs.ディーン･マレンコ（cruiser ch） |
①クルーザー級＆スーパーJクラウン王座戦：ウルティモ・ドラゴン (Super J ch)vs.ディーン･マレンコ（cruiser ch）
一部の観客が日米対決の構図を見て熱狂しています。
鉄仮面、マレンコにとっては珍しい事なのにそれに乗らず
マイ・ペースに着実な土台を築いていきます。
ウルティモもそれに合わせてハイ・フライングを全開にせず。
それが実に惜しいのだけれども、
相手の事を良く理解していて相手が動けるように自分が動くので試合は素晴らしい内容。
観客への意識付けも見事で、脚攻めなど短いながらも効果的です。
クライマックスも一歩先を読みあってどちらも試合を支配しきれない攻防を行うので引き込まれていきました。
ぎりぎり好勝負。
（執筆日：10/18/09）
③レイ・ミステリオvs.獣神サンダーライガー
ライガーは相手がルチャドール、初顔合わせなので手探り状態での試合運びでしたが
一度動けば良しこういこう、そうくるか、と
瞬時に判断して組み立てていくのが流石ですね。
堂とした振る舞い、攻めの変化も素晴らしいです。
ミステリオも良い動きを見せていましたが
終盤にもう１回ライガーの追い込みがあればもっと引き込めたように思いますね。
ドリーム・カードの名を傷つけない内容でしたが
プロレスにおいてミステリオが未だライガーのレベルに到達していなかったのが惜しまれます。
好勝負に少し届かず。
（執筆日：10/9/09）
④ノー DQマッチ：ジェフ・ジャレットvs.クリス・ベノワ
挑発と打撃を織り交ぜてヒートを生み出し一気に観客を持っていきましたね。
その後も一進一退の攻防でしっかりとした試合を構築。
只ノーDQで両者乱入により結果がつくのはがっかりさせられますね。
むしろ同じ事をやるなら通常ルールの方がましだったのではないでしょうか。
中々良い試合。
（執筆日：10/9/09）
４試合目。
やはりDDPはサベージとの抗争で大成した感があり
この頃はまだまだでぎこちない動きも見られる。普通の試合。
⑧ハルク・ホーガンvs.ロディ・パイパー
レスリングもできない。
テンション頼みの乱闘で誤魔化す事も出来ない。
スター性も感じられず、与えてくれるのは郷愁だけ。
せめてジャイアントが見限ったか？という中途半端なエンドではなく
はっきりと離反ぐらい起こすべきでした。
ひどい試合。
（執筆日：10/18/09）
DVD Rating：★★☆☆☆
注目試合の詳細
①クルーザー級＆スーパーJクラウン王座戦：ウルティモ・ドラゴン (Super J ch)vs.ディーン･マレンコ（cruiser ch）組むとマレンコがコーナーに押し込み離れる。
ドロップ・トー・ホールドを狙う。
こらえられるも倒す。
グラウンドの攻防。
ロープ・ブレイク。
ナックル・ロック。
ウルティモがバックを取り倒す。
チン・ロック。
マレンコは起き上がるとリスト・ロックに返す。
ウルティモが前転からリスト・ロック。
マレンコが前転からリスト・ロックに返すグラウンドに倒す。
グラウンド・ヘッド・シザース。
ウルティモが跳び起きて逃れる。
ウルティモが組むと見せかけけりつける。
スナップ・メアを決めると背中をけりつける。
もう１発。
頭を蹴る。
マレンコが不意をついてバック・ドロップ。
マレンコは起き上がるとスナップ・メアからチン・ロック。
首4の字。
ウルティモは反転して逃れるとストンピング。
ブレーン・バスターを決めカバー。カウント２。
チン・ロック。
顔を踏みつける。
蹴りを連打しソバットで倒す。
ハーフ・ボストン・クラブ。
STF。
マレンコは脚のロックをほどいて起き上がるとロープに振る。
ウルティモがショルダー・タックル。
ロープに走る。
蹴りを入れるとターン・バックルにぶつける。
コーナーに振ろうとする。
コーナーに振り返されヘッド・シザースを狙う。
マレンコは跳ね除けてエプロンに下ろすとフォア・アームズで落とす。
スライディング・キックへ。
ウルティモは避けると蹴りをいれボディ・スラム。
リングに戻るとラ・ケプラーダでフェイクを入れてからトペ・スイシーダ。
リングに戻すとエルボー・ドロップを落としカバー。カウント２。
ブレーン・バスターを狙う。
逆にマレンコが持ち上げブレーン・バスター。
ウルティモがカバー。カウント２。
ロープに振る。
マレンコはショルダー・スルーを狙ったウルティモにサンセット・フリップ。
ウルティモはカウント２で返すと蹴りつける。
ネック・ブリーカーを決めるとカバー。カウント２。
バタフライ・ロック。
アブナミドル・ストレッチ。
放すと背中をけりつける。
ロープに振るとスリーパー。
マレンコがバック・ドロップに切り返す。
両者ダウン。
マレンコは起き上がるとウルティモを起こしジャーマン。
カバーするもカウント２。
レッグ・ロック。
ウルティモがロープをつかむ。
マレンコは中央に戻してレッグ・ロック。
ウルティモがロープをつかむ。
マレンコはウルティモを起こすとニー・クラッシャー。
脚にドロップ・キック。
起こすと担いで倒しレッグ・ロック。
ウルティモがロープをつかむ。
ターン・バックルにぶつけフォア。アームズ。
コーナーに振ろうとする。
ウルティモが振り返しスペース・ローリング・エルボーを狙う。
マレンコは避けるとコーナーに振り突進。
ウルティモがカウンターで蹴りをいれ突進。
マレンコがカウンターでパワー・スラム。
ウルティモがロープに走りクローズラインへ。
マレンコが避けてバックを取る。
ウルティモはバック・エルボーでほどくとロープに走りスピン・キック。
パワー・ボム。
カバーするもカウント２。
ツームストンを狙う。
マレンコが体勢を入れ替えツームストン。
カバーするもカウント２。
テキサス・クローバー・リーフを狙う。
ウルティモがあわててロープに逃げる。
マレンコはウルティモをロープに振ると蹴りをいれバタフライ・パワー・ボム。カウントは２。
ロープ際のウルティモにクロス・ボディを決め両者場外へ。
ウルティモをリングに戻すとエプロンに上がる。
ウルティモがマレンコにフォア・アームズを浴びせスピン・キックで落とす。
アサイ・ムーンサルトで追撃。
リングに戻すとコーナー上へ。
マレンコが捕らえ雪崩式バック・ドロップを狙う。
ウルティモは殴りつけバック・エルボーで落とす。
ムーンサルトへ。
マレンコは避けて自爆させるとテキサス・クローバー・リーフ。
オノがエプロンに上がってきたので放してしまう。
もう１度テキサス・クローバー・リーフを狙う。
ウルティモがインサイド・クレイドルに切り返す。カウントは２。
マレンコがクローズライン。
ブレーン・バスターを決めカバー。カウント２。
もう１発狙う。
ウルティモが後ろに着地しバックを取る。
マレンコはバック・エルボーを入れるとロープに走る。
クローズラインへ。
ウルティモは避けるとフルネルソン。
マレンコが体勢を入れ替える。
ウルティモがすり抜け丸め込もうとする。
マレンコはつぶすと前に持ち上げる。
ウルティモが体勢を入れ替えるとタイガー・スープレックスで１，２，３！
ウルティモが新クルーザー級チャンピオンに！
③レイ･ミステリオvs.獣神サンダーライガー
体格で勝るライガーが序盤から圧倒する。
ブレーン･バスター、パワー･ボムを決めていく。
ミステリオはヘッド･シザースに返すと場外に落とし619のフェイク･ムーブ。
リング内へのブレーン･バスターを狙うも
パワーで勝るライガーは逆に場外へのブレーン･バスターに返す。
ライガーは場外でパワー･ボム。
ライガーはスーパープレックスを狙う。
ミステリオに防がれるも、
追撃を狙ったミサイル･キックを避け主導権を渡さない。
ミステリオはリング内へのブレーン･バスターを後ろに逃れると
ジャーマンを決めスタンディング･ムーンサルトとつなげる。カウント２。
DDTにスプリング･ボード式ムーンサルトを決めるもカウントは２。
ライガーはスプリング･ボード式の技をドロップ･キックで迎撃する。
脚に狙いをつけミステリオの空中殺法を防ごうとする。
ミステリオが盛り返していき、アサイ･ムーンサルトを決める。
更にリングに戻るライガーにギロチン･レッグ･ドロップを決め
カバーするもロープに脚をかけられロープ･ブレイク。
ならばとダイビング･レッグ･ドロップを狙うが自爆。
ライガーはダイビング･ヘッド･バッドを決めるがカウント２。
ミステリオのスプリング･ボード式フランケンシュタイナーを防ぐと
スピン･キックから強烈なパワー･ボムで１，２，３！
試合結果
①クルーザー級＆スーパーJクラウン王座戦：ウルティモ・ドラゴン (Super J ch)（新チャンピオン！）vs.ディーン･マレンコ（cruiser ch）②女子王座戦：アキラ・ホクト（新チャンピオン！）vs.メデュー サ
③レイ・ミステリオvs.獣神サンダーライガー
④ノーDQマッチ：ジェフ・ジャレットvs.クリス・ベノワ
⑤タッグ王座戦：アウトサイダーズ(ch)vs.フェイスズ・オブ・ フィアー
⑥US王座 戦：DDP(ch)vs.エディ･ゲレロ(新チャンピオン！）
⑦レックス・ルガーvs.ザ・ジャイアント
⑧ハルク・ホーガンvs.ロディ・パイパー