TOPアメリカン・プロレスTNA TV Matches →TNA:TV Matches 2015 part.2

TNA:TV Matches 2015 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@TNA王座戦:カート・アングル(ch)vs.オースチン・エリーズ(Impact Wrestling 6/10/15)
 ラシュリーのMMAレスリングと違い
 プロレスのレスリングならカートもいける。
 攻防の反応は少し遅れていましたが、
 すぐに対応して一進一退の精度を高めました。
 緊張感ある攻防にカートが40歳を超えて身に着けた
 リアルの疲労感とプロレスの疲労感との直結。
 必殺技の攻防をやりきった後、
 最後はエリーズのアンクル・ロック、トペ自爆で
 切り分けて最後のフィニッシュを演出しました。
 好勝負に少し届かず。

Aタッグ王座戦、5番勝負第4戦、フル・メタル・メイヘム:ダーティ・ヒールズ(1)vs.ザ・ウルヴス(2)(Impact Wrestling 6/24/15)
 Dヒールズのヘタレを絡めてスタート。
 凶器を使いながらDヒールズが制圧しますが、
 エリーズのアピール力が存分に発揮されていますね。
 派手な連続ダイブからシフト・チェンジ。
 凶器が散らかる形式だからこそ
 入り乱れ方が制限されている感じがありますね。
 彼らの能力で言えばもっと自由にやれるはず。
 最後はらしさ溢れるロー・ブローからフィニッシュ。
 タッグとしての型を活かせば
 もう1段上にいけたはず。
 好勝負に少し届かず。

Bタッグ王座戦、5番勝負第5戦、30分アイアン・マン・マッチ:ザ・ウルヴス(2)vs.ダーティ・ヒールズ(ボビー・ルード、オースチン・エリーズ)(2)(Impact Wrestling 7/1/15)
 30分を見据えているのだろうけれども
 5番勝負を繰り広げてきた両者にしては
 静かすぎる試合の出だしです。
 今更間のあるタッグの定石での攻防も
 連携の精度が高くないし、ボルテージは高まりきらない。
 ただ徐々にではあっても盛り上がりは高まっていくし
 20分切っても1本も取れていない焦燥感の感じさせ方は素晴らしかった。
 なればこそ醒めがちな時間稼ぎ戦略を終盤に絡めても
 しっかり最後までやりきることができていました。
 トップ・マッチではないものの見る価値はある内容。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

BKotM王座戦、キング・オブ・ザ・マウンテン・マッチ:PJブラックvs.ラシュリーvs.エリック・ヤングvs.クリス・モデツキーvs.ロビーE(Impact Wrestling 8/12/15)
 1分もしない内にヤング、アドニスがカウント3を奪われる事態。
 アドニスは丸め込みだからまだ良いが
 ヤングはこの試合の発端を作った張本人です。
 その人を単なる短絡的な盛り上がりのために
 最初の一時脱落者にしてしまうのはどうか。
 同じボックスに入って結託というのも
 記憶に新しい焼き直し過ぎて…。
 すぐ仲間割れして、またもヤングがボックスに入ったのは唖然。
 ロビーEがボックス上からダイブするも
 そこはPJの役回りじゃない、と思ったり。
 PJはほとんど目立たず王座を奪取することに。
 PPVよりも凡戦。
 悪くない試合。
 (執筆日:2/?/15)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@TNA王座戦:カート・アングル(ch)vs.オースチン・エリーズ(Impact Wrestling 6/10/15)
Aタッグ王座戦、5番勝負第4戦、フル・メタル・メイヘム:ダーティ・ヒールズ(2)vs.ザ・ウルヴス(2)(Impact Wrestling 6/24/15)
Bタッグ王座戦、5番勝負第5戦、30分アイアン・マン・マッチ:ザ・ウルヴス(3)(新チャンピオン!)vs.ダーティ・ヒールズ(ボビー・ルード、オースチン・エリーズ)(2)(Impact Wrestling 7/1/15)
CKotM王座戦、キング・オブ・ザ・マウンテン・マッチ:PJブラック(新チャンピオン!)vs.ラシュリーvs.エリック・ヤングvs.クリス・モデツキーvs.ロビーE(Impact Wrestling 8/12/15)