TOPアメリカン・プロレスImpact Wrestling 2021年 →Impact Wrestling:Rebellion 4/25/21

Impact Wrestling:Rebellion 4/25/21の分析


名勝負 なし
好勝負 Xディビジョン王座戦:エース・オースチン(ch)vs.TJPvs.ジョシュ・アレキサンダー

@Xディビジョン王座戦:エース・オースチン(ch)vs.TJPvs.ジョシュ・アレキサンダー
 TJPとジュシュの数え歌。
 そこにヒールとして味が出ているエースが追加。

 序盤は3人になったことで区切りが短くなって
 2人の攻防を突き詰められないデメリットがあるものの
 中盤からは数え歌にない3ウェイならではの連鎖ムーブ。

 単純な積み重ねではなく、違うベクトルを混ぜてアクションを拡張。
 彼らの世界に入って終盤は確変して、
 この時間ができるだけ長く続いてほしいと思わせるレベルに達していました。

 相変わらず試合時間は11分と短いもののショーをスティールしました。

 ぎりぎり好勝負。

Aヴァイオレント・バイ・デザインvs.クリス・セイビン、エディ・エドワーズ、ジェームス・ストーム、ウィリー・マック
Bブライアン・マイヤーズvs.マット・カルドナ
Cノックアウツ・タッグ王座戦:ファイヤーNフラヴァ(ch)vs.ジョダイン・グレイス、レイチェル・エラリング
Dラスト・マン・スタンディング:トレイ・ミゲルvs.サミ・キャリハン
Eタッグ王座戦:フィンジュース(デイヴィッド・フィンレー、ジュース・ロビンソン)(ch)vs.グッド・ブラザーズ
Fノックアウツ王座戦:デオナ・パラッツォ(ch)vs.テニール・ダッシュウッド

GAEW世界王座&Impact世界王座戦:ケニー・オメガ(AEW ch)vs.リッチ・スワン(Impact ch)
 オメガが外敵ヒールとしてこてこての挑発。
 スワンは感情面弱いもののムーブにつなげて補佐。
 その方向性自体は正しいものの
 オメガがスワンのムーブを引き出しきれず。
 フェイス/ヒールの枠に入れる中でスワンが矮小化したのは必然でしょうね。

 スワンは良くも悪くもImpactをホーム団体とし、
 トップ王者に値する自分の領域を拡張してきた。
 そこにオメガが新日的試合勘を持ち込んでも、という所。

 ただダブル王座戦ということでレフェリー気絶などを織り交ぜつつ
 終盤の攻防はボリュームがあるので、
 中々良い試合というメインの合格点には辿り着いています。

 クオリティは残念ながら上がり切らずでしたが、
 予想通り不透明決着にはせず、しっかり王座移動させてきましたので、
 この後オメガvs.ムースなどそこでトップ・クオリティを見せてくれれば。
 (執筆日:4/?/21)

Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@Xディビジョン王座戦:エース・オースチン(ch)vs.TJPvs.ジョシュ・アレキサンダー(新チャンピオン!)
Aヴァイオレント・バイ・デザインvs.クリス・セイビン、エディ・エドワーズ、ジェームス・ストーム、ウィリー・マック
Bブライアン・マイヤーズvs.マット・カルドナ
Cノックアウツ・タッグ王座戦:ファイヤーNフラヴァ(ch)vs.ジョダイン・グレイス、レイチェル・エラリング(新チャンピオン!)
Dラスト・マン・スタンディング:トレイ・ミゲルvs.サミ・キャリハン
Eタッグ王座戦:フィンジュース(デイヴィッド・フィンレー、ジュース・ロビンソン)(ch)vs.グッド・ブラザーズ
Fノックアウツ王座戦:デオナ・パラッツォ(ch)vs.テニール・ダッシュウッド
GAEW世界王座&Impact世界王座戦:ケニー・オメガ(AEW ch)(新チャンピオン!)vs.リッチ・スワン(Impact ch)