Impact Wrestling:Slammiversary 7/18/20の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@オープン・チャレンジ:ラスカルズvs.?
オープン・チャレンジに登場してきたのはまさかのMCMG。
ATNA世界王座戦、オールドスクール・ルールズ:ムース(ch)vs.トミー・ドリーマー
Bノックアウト王座#1コンテンダーズ・ガントレット・マッチ
CXディビジョン王座戦:ウィリー・マック(ch)vs.クリス・ベイ
Dタッグ王座戦:ザ・ノース(ch)vs.ケン・シャムロック、サミ・キャリハン
Eノックアウツ王座戦:ジョダイン・グレイス(ch)vs.デオナ・パラッツォ
ペースを握らないデオナが間を置いていった上で
グレイスが力強い投げにスピードのあるトぺ。
序盤は正攻法でスケール・アップさせましたね。
デオナが反撃の起点に腕攻め。
テクニカルな動きで絡みつくと同時に
グレイスにも協力を要請してシーンを作るので
迫真性のあるものに仕上がっていますね。
一本筋を通しつつ、
攻防に発展性を持たせており、
予想以上の内容に仕上がっています。
ジョダインがパワー・ファイターとはいえ
左の腕を使う攻め筋をもう少し抑えることができれば更に伸びました。
MOTNです。
好勝負に少し届かず。
FImpact世界王座戦、イリミネーション・マッチ:エディ・エドワーズvs.トレイvs.エース・オースチンvs.?
?はリッチ・スワン。
更にヤングがサプライズ参戦で5ウェイに。
前半は多人数戦らしくアクションを繋いでいきます。
スワンとトレイは特に動きがスムーズ且つ余韻があり良かったですね。
一方でエドワーズはもう少し体を絞りたいところ。
もしくはこれで行くならもう少しヘビー級感、タフさを前面に押し出したい。
アクションが良質な一方で、
エースのセコンドのマッドマンのエプロンへのチョーク・スラムや
ヤングのアクシデントの流血などが展開に反映されておらず、
メインに必要な印象に残る展開付が弱い点は課題。
ヤングが存在感を出して、
リッチに丸め込みでやられるも八つ当たりで脚殺し、
と明確なブック展開で挽回しかけますが、
最後のマッチアップとなったエースvs.エドワーズにおいて
エースが全然ヒール戦略使わないものだから
最終的にはその印象を払拭するまでには至らず。
クオリティ的には中々良い試合だが、メインとしては物足りず。
只それは試合後のグッド・ブラザーズ(ルーク・ギャロウズ、カール・アンダーソン)移籍、
EC3の復帰予告で一応フォローできています。
ネーム・バリューの弱さは否めないですが、
各ディビジョンにおいて一定の質を担保できる
状態には引き続きあるだろうと確信させる大会。
コロナ禍含め各トラブルの中でこの出来は評価に値するでしょう。
(執筆日:7/?/20)
Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@オープン・チャレンジ:ラスカルズvs.モーター・シティ・マシンガンズATNA世界王座戦、オールドスクール・ルールズ:ムース(ch)vs.トミー・ドリーマー
Bノックアウト王座#1コンテンダーズ・ガントレット・マッチ(勝者:カイリー・ラー)
CXディビジョン王座戦:ウィリー・マック(ch)vs.クリス・ベイ(新チャンピオン!)
Dタッグ王座戦:ザ・ノース(ch)vs.ケン・シャムロック、サミ・キャリハン
Eノックアウツ王座戦:ジョダイン・グレイス(ch)vs.デオナ・パラッツォ(新チャンピオン!)
FImpact世界王座戦、イリミネーション・マッチ:エディ・エドワーズ(新チャンピオン!)vs.トレイvs.エース・オースチンvs.リッチ・スワンvs.エリック・ヤング