TOPアメリカン・プロレステリトリー(NWA) →Mid South:Giants,Heroes,Midgets,& Villains Vol.2

Mid South:Giants,Heroes,Midgets,& Villains Vol.2の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚組み約2時間35分です。

基本的にVol.1と同じ構成ですが
より多彩な面子が揃って面白いカードもあるように思いますので
それを抜粋して簡単な見所を。Hは楽しめるほど時間が長くないので注意。

@NWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.テッド・デビアス(11/6/85)
 前作のプロモ・シーン(一応ここでも軽く収録されています)。
 フレアーの不戦勝と書きましたがあの後には続きがあって、それがこの試合です。
 デビアスがデス・マッチ並みの大量出血をする中、
 フレアーが荒い試合用のテンポで試合を作り上げました。
 7分ほどと短めですがエネルギッシュな攻防でしたね。
 ただデビアスは間を使う選手なのでベビーフェイスには向いておらず、
 ベビーフェイス/ヒールのダイナミズム、求心力は理想のラインまでたどり着いていませんでしたね。
 中々良い試合。
 (執筆日:5/5/10) 

Cテッド・デビアス、キング・コング・バンディvs.スティーブ・ウィリアムス、マグナムTA
 ミッド・サウスのトップ・レスラーが集まった試合。
 ここは大物に囲まれながら引けを取らない
 マグナムTAに注目でしょう。

Jジェイク・リバーツ、スティーブ・ウィリアムスvs.ショーン・マイケルズ、Pvtテリー・ダニエルズ
 まだジャネッティと会う前の
 デビューしたてのHBKを見ることが出来ます。
 コスチュームもロング・タイツではなくパンツですね。
 でもそれよりも衝撃だったのはアナウンサーの、黒地に緑の葉と赤い花が描かれたジャケットだったりします。
 派手すぎ。

Rバズ・ソウヤー、ディック・スレイターvs.ファンタスティックス
 エクスプレスと並んでこの時代を代表するタッグに挙げられるファンタスティックス。
 活動時期、団体の関係からDVD化される機会が少ないだけにちょっと貴重ですよ。
 相手のスレイター(後のデモリッション、アックス)とソウヤーも良いレスラーで
 面白い試合でした。

DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

@NWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.テッド・デビアス
  スレイターが俺が挑戦すべきだとマイク。
  デビアスはお前なんか過去の存在なんだよ、どいてろ、と一蹴する。
  スレイターが怒って襲いかかりジャブから殴りつけていく。
  デビアスが殴り返していく。
  スレイターを殴りだす。
  フレアーが背後からハイ・ニー。
  スレイターがデビアスに襲いかかり鉄柱にぶつける。
  デビアスは大流血。
  スレイターは去っていく。
  ウィリアムスが出てきてデビアスの心配。
  フレアーは不戦勝だな、と言って去っていく。
  その日しばらくした後デビアスが試合ができるという事で改めて試合を行う事が決定。
  フレアーが登場。
  遅れてデビアスが頭に包帯を巻いて登場。
  フレアーはリングに入ったデビアスに殴りかかりチョップ。
  場外に落とす。
  チョップ。
  チョップ。
  パンチ。
  リングに戻す。
  コーナーでチョップを浴びせ腹にパンチ。
  コーナーに振ろうとする。
  デビアスが振り返しショルダー・スルー。 
  殴り倒す。
  ロープに振りバック・エルボー。
  フィスト・ドロップ。
  フレアーは命乞い。 
  デビアスがストンピング。
  起こそうとする。
  フレアーがサミング。
  チョップ。
  ブレーン・バスターを狙う。
  耐えたデビアスをコーナーに押し込みショルダー・ブロック。
  スナップ・メア。
  ニー・ドロップにいこうとするもレフェリーがデビアスの状態を確認していて邪魔。
  フレアーはレフェリーに文句を言うとデビアスを蹴り上げる。
  バック・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  包帯が外れる。
  場外に落とす。
  リングに引き入れるとターン・バックルにぶつけ殴りつける。
  デビアスがサミングから殴りつける。
  殴り合いからデビアスがチョップを打ち込み倒す。
  殴りつけコーナーに振る。
  フレアーは一回転してエプロンに出てダウン。
  デビアスは起こすとリング内へのブレーン・バスター。
  カバー。カウント1。 
  殴りつける。
  フレアーが蹴り。
  エルボーを打ちおろす。
  ロープに振りアブナミドル・ストレッチを狙う。
  デビアスがグラウンド・コブラに返す。カウント2。
  フレアーがパイル・ドライバーを狙う。
  デビアスがリバース・スープレックスに返す。
  殴りつけ起こそうとする。
  フレアーがニー。
  チョップ。
  エルボーを打ちおろす。
  デビアスが腹にパンチ。
  殴りつけチョップ。
  チョップ。
  殴りつける。
  フレアーがコーナーに押し込むも自らダウン。
  レフェリーがデビアスにもう無理だと勧告。
  デビアスは出来ると言うとフレアーをコーナーに振ろうとする。
  フレアーは振り返すとバック・エルボー。
  コーナーに上る。
  デビアスが捕らえデッドリー・ドライブ。 
  エルボー・ドロップへ。
  フレアーが避けて自爆させる。
  チョップを打ちヘッド・ロック。
  デビアスはロープに振るとパワー・スラム。
  カバーにいく体力がない。
  両者ダウン。
  フレアーが先に起き上がりチョップ。
  ヘッド・ロック。
  デビアスがニー・クラッシャー。
  4の字を決める。
  フレアーがすぐ近くのロープを掴む。
  デビアスはフレアーの脚を掴んで中央マットに叩きつけると4の字を狙う。
  フレアーが蹴り飛ばすとデビアスは場外に転落し柵に頭をぶつける。
  デビアスは起き上がれず10カウントとなる!
  スレイターが現れデビアスを殴りつける。
  ふらふらのデビアスを殴りつける。
  レフェリーを突き飛ばすと場外でのブレーン・バスター。
  ウィリアムスは担架にのせられ救急措置を受ける。

試合結果

@NWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.テッド・デビアス(カウントアウト)(11/6/85)
Aジェイク・ロバーツ、バーバリアンvs.リチャード・ダイ、ポール・ブラウン
Bビル・ダンディー、リトル・トーキョーvs.ウェンデル・クーリー、リトル・ココ
Cテッド・デビアス、キング・コング・バンディvs.スティーブ・ウィリアムス、マグナムTA
Dミッドナイト・ エクスプレスvs.ハクソウ・ジム・デュガン、ジャンクヤード・ドッグ
Eカマラ、ブラック・ニンジャvs.アート・クルーズ、マイク・ジャクソン
Fハンディキャップ・マッチ:ニコライ・ヴォルコフvs.マイク・ ジャクソン、ランディ・バーバー
Gバウンティ・マッチ:ワン・マン・ギャングvs.ハクソウ・ジム・デュガン (DQ)
HNWA王座戦、ケージ・マッチ(エンフォーサー:マイケル・ヘイズ):リック・フレアー(ch)vs.ケリー・フォン・エリック
Iキンフ・コング・バンディvs.ジャンクヤード・ドッグ(DQ)
Jジェイク・リバーツ、スティーブ・ウィリアムスvs.ショーン・マイケル ズ、Pvtテリー・ダニエルズ
Kバズ・ソウヤーvs.ニック・パトリック
Lワン・マン・ギャング、アサシンvs.エルニー・ラッド、アイアン・マイ ク・シャープ(DQ)
Mブッチ・リードvs.ジム・ネイドハート
Nアンドレ・ザ・ジャイアント、ジャンクヤード・ドッグ、ミル・マスカラスvs. キラー・カーン、タリー・ブランチャード、ジノ・ヘルナンデス
Oトム・スタントン、カウボーイ・ラングvs.ジョージ・ウェインゴルフ、ローン・ イーグル
Pミッ シング・リンクvs.ジャンクヤード・ドッグ
Qニコライ・ヴォルコフvs.ハクソウ・ジム・デュガン(DQ)
Rバズ・ソウヤー、ディック・スレイターvs.ファンタスティックス
Sカマラvs.アイスマン・パーソンズ
21.ハクソウ・ジム・デュガンvs.ヒューモンガウス