SCW:Arena Matches(1983)の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1ビデオ、約1時間30分です。
タリー・ブランチャードの父がプロモーターです。
ヒューストンより
@(レフェリー:アーニー・シェバース):ジノ・ヘルナンデスvs.タリー・ブランチャード
ブランチャードが殴られる度に場外で間を置く序盤から始まり
ブランチャードがヘルナンデスを痛めつけていった後
ヘルナンデスが暴走気味に仕返し、
ブランチャードが再び盛り返すもボクサーであるスペシャル・レフェリーに手を出し敗北。
定番の定番ですね。
そこが良くもあり物足りなくもある。
A統一世界王座戦:エイドリアン・アドニスvs.ボブ・オートンJr
王座戦だけあってじっくりとしたレスリングから始めます。
ゴムマリのような弾力性を感じさせるアンコ型のアドニスは魅力的ですし、
良いレスリングでしたね。
只レスリングから離れる終盤はアドニスの受けがやりすぎだったりして
もう少し形にできるんじゃないかと思う場面もありました。
平均的な良試合といった所かな。
サンアントニオより
Bジェリー・ロウラーvs.ボブ・スウィータン
煽りまくってその後軽く戦って
最後は幻の3カウントをあげた後ロープを使ってフォール、
試合後に相手の必殺技を食らう。
ロウラーらしい試合内容ですね。
たいした事してないのにあれだけ盛り上げられるのは流石です。
Cタリー・ブランチャード、ジノ・ヘルナンデスvs.テリー・ファンク、アイヴァン・プツキ
途中からです。
レフェリー気絶後モートンが現れ3カウントを入れるも
ブランチャード、ヘルナンデスは納得いく訳がなくモートンを血祭りに。
モートンの相棒が現れクリーン・ハウスです。
DAWA王座戦:ニック・ボックウィンクル(ch)vs.ブルーザー・ブロディ
(途中から)
この2人が戦うなんて信じられないカード。
試合はニックがまったり抑えようとするも
ブロディの激しさが上回って、という展開。
途中からなせいもあるでしょうが
思ったよりブロディは魅力を爆発しきれない部分がありましたね。
最後はヒーナン介入、ブロディが椅子を持つと2人が逃げてエンド。
ESW王座戦、ケージ・マッチ:モンゴリアン・ストンパーvs.ディック・スレイター
(途中から)
ストンパーの激しい攻撃が目を引きます。
ケージ・マッチらしい乱戦はブーツをめぐる攻撃で幕。
この頃はノーDQのルールを含んでいませんでしたね。
総評
D目当てで買いましたが途中からだったのが残念。
この試合が見たい、というより当時の南部プロレスを楽しみたいという人向きです。
(執筆日:6/27/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
(執筆日:12/10/09)
注目試合の詳細
なし試合結果
@(レフェリー:アーニー・シェバース):ジノ・ヘルナンデスvs.タリー・ブランチャードA統一世界王座戦:エイドリアン・アドニス(新チャンピオン!)vs.ボブ・オートンJr
Bジェリー・ロウラーvs.ボブ・スウィータン
Cタリー・ブランチャード、ジノ・ヘルナンデスvs.テリー・ファンク、アイヴァン・プツキ
DAWA王座戦:ニック・ボックウィンクル(ch)vs.ブルーザー・ブロディ(DQ)
ESW王座戦、ケージ・マッチ:モンゴリアン・ストンパーvs.ディック・スレイター