GCW:Best of GCW 1983の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ケージ・マッチ:トミー・リッチvs.バズ・ソイヤー(10/23/83) |
@ケージ・マッチ:トミー・リッチvs.バズ・ソイヤー(10/23/83)
HIACの元祖というべき一戦。
ケージの上にセルが被せられ脱出不能の完全決着戦となっています。
開始後いきなりケージを使いますし、
現代プロレスからすると序破急のメリハリが弱いものの
セルのせいで技の高さ制限を受けている中で
終盤の攻防表現はできていました。
また、80年代ならではの遺恨のリアルは飛び切りで、
流血と共に試合の熱量も大きく跳ね上がっていきました。
ソイヤーの微調整力、トミーの金髪を赤く血で染め上げての受け表現が光りましたね。
最後のフィニッシュが弱かったのが少し残念。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:12/?/20)