PPV 名 |
ROH:ROH on HDNet Volume.3 |
ベ スト・マッチ |
なし |
グッ ド・マッチ |
ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対ブライアン・ダニエルソン(Episode
#30 10/19/09)→詳細 |
レビュー |
1枚、約3時間5分です。 @デイビー・リチャーズvs.エル・ジェネリコ(Episode #20 8/8/09) 抗争中という事でジェネリコの奇襲からスタート。 相手が引けば応じ、押してきたらバトン・タッチする。 基本的なコンセンサスが出来ているので中身はしっかりしている。 ブレーン・バスタァァァーを狙った所でエドワーズがリングに入ってきて終了。 それならそれでスティーン含めた場外乱闘で何か印象的な場面を生み出すべきです。 単にハガドーンが生贄になるぐらいでも良いのだから。 まあまあ良い試合。 Aナイジェル・マッギネスvs.タイラー・ブラック(Episode #21 8/17/09) 既存の成果を考えると序盤は行動が小さすぎて勿体無いが感情的で天秤の傾きが見えますね。 中盤はナイジェルの鉄板の腕攻め。 サブミッションでの痛みの伝え方が上手いですね。 終盤も腕攻めに拘ります。 相手がまだ幅の狭いタイラーという事もあり小さくなってしまいましたね。 ただ地味ながら自由にどう動くか分からない攻防という点で面白かったのは確かです。 平均的な良試合。 Bオースチン・エリーズvs.ロデリック・ストロング(Episode #22 8/24/09) エリーズは相変わらずヘタレでありながら緩い雰囲気にならず。 只攻防に特化し頑張っている割りに かつてのライバル関係を感じさせるような尖った物にならなかったのは やはりエリーズのスタイルに問題があるように感じさせます。 只無料のTVで流すのなら本来これぐらいが適切だろうという、 ハイ・レベルではあるが更に上をのを見たいと思わせる物足りなさを持ち合わせた試合です。 中々良い試合。 (執筆日:10/2/09) Cブリスコ・ブラザーズvs.リェット・タイタス、ケニー・キング(Episode #24 9/7/09) タイタス、キングのキャリアが浅い事も分かるが、 相手との組み合わせの狙っているラインが随分低い。 楽しませる目的を満たすための要素は一応あるけど。 悪くない試合。 Dタイラー・ブラックvs.ジェリー・リン(Episode #24 9/7/09) ロープ・ワーク多めに動き回る事で広く土台を取る。 タイラーに任せてから攻防で終盤という流れは良いが、 リンの至らない部分から当事者よりも試合を見すぎた人工物の印象を受ける。 まあまあ良い試合。 Eダーク・シティ・ファイト・クラブvs.ヤング・バックス(Episode #25 9/14/09) DCFCはやや硬いもののパワーで楔を打つ事は出来ている。 Yバックスはスピードを売りにしている事を強く認識し 一進一退を実現するに当たってスピードに弾力性を付与しているのが良いですね。 まあまあ良い試合。 Fケビン・スティーン、エル・ジェネリコvs.ブリスコ・ブラザーズ(Episode #25 9/14/09) 一流はアピールと戦いが一致している。 その2チームが正攻法でぶつかり火花を散らしていく。 またTVマッチだからと手抜きせずそれぞれ控えにダイブを決めるという巧みなスポットの他、 クライマックスではエプロンで投げを決めたりもします。 いつもとやや色合いが違いながらも期待を裏切らない高クオリティです。 問題は最後がウルヴス乱入によるノー・コンテストだって事だけ。 中々良い試合。 Gブライアン・ダニエルソン、KENTA、ロデリック・ストロングvs.クリス・ヒーロー、アメリカン・ウルヴス(Episode #26 9/21/09)→詳細 全員の力が発揮されていて素晴らしい内容なのは確かです。 アメドラは上手いし、KENTAはハード・ワーク、ストロングはしっかり仕事をこなしている。 ヒーローはハード・ヒッティングでウルヴスはTVでも変わらずの#1タッグです。 それでも諸手を挙げて褒め切れません。 WWE移籍が決まったアメドラはかなり引いていて KENTAと組んでいる、という印象は弱いし、 ストロングも中々ROH王座に辿りつけない原因である貪欲さの無さが出ている。 そしてヒーローはトリオで配分が抑えられいるから良い物のエルボーばかり。 良くも悪くもありのままが出た試合でした。 グッド・マッチに少し届かず。 (執筆日:10/2/09) Hジェリー・リンvs.ケニー・キング(Episode #30 10/19/09) リンは相手に試合を委託すると試合への集中が途切れ茫洋としている。 それ故見ているものの反発を招く。 これではキングがタイタスの介入からロープ悪用の丸め込みでフィニッシュしても十分に煽れません。 悪い試合。 IROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)vs.ブライアン・ダニエルソン(Episode #30 10/19/09)→詳細 エリーズのヒール・キャラはTVプロレスでこそ発揮されます。 ヒール・キャラを活かして場外を挟み、 首攻めでポイントを取り、と試合を構築。 アメドラも刹那的な技の入れ方も良いですね。 中盤は軽く流されるものの象徴的なスポットはセンスあるチョイスです。 アメドラの新しく加えたアンクル・ロック含め 終盤の攻防も上手くいっています。 ただターン・バックルを決め手にするとはいえ 4度連続防ぐシーンは緩過ぎるように思うけど。 ぎりぎりグッド・マッチ。 (執筆日:12/11/09) Jクリス・ヒーローvs.KENTA(Episode #29 10/12/09) 得意のエルボー、蹴り以外も 実に力を入れてぶつかっていてエネルギーが伝わってきます。 終盤の後追いビッグ・ブーツの打ち合いのように 1つ1つの動きを大きく取っているので 打撃戦にありがちな停滞感もないですね。 攻防も初シングルとは思えない程上手くいっています。 いつものTVと違い熱狂的な雰囲気もある。 しかし最後ですね。 ヒールではなくヒーローとして戦っていたのに 余計なセコンド介入を持ち込み、キングストン介入からフィニッシュ。 またどうせ介入するならバック・ドロップ・ドライバーでもやって欲しかったですね。 パッドを奪うだけ、なんて中途半端すぎます。 グッド・マッチに少し届かず。 (執筆日:12/11/09) 総評 引き続きKENTAが見所。ROH王座戦も地味に面白いです。 しかしもっと選別してよいという意見は変わらず。 (執筆日:1/9/11) |
DVD Rating |
★★☆☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
デイビー・リチャーズvs.エル・ジェネリコ(Episode #20 8/8/09) |
2 |
ナイジェル・マッギネスvs.タイラー・ブラック(Episode #21 8/17/09) |
3 |
オースチン・エリーズvs.ロデリック・ストロング(Episode #22 8/24/09) |
4 |
ブリスコ・ブラザーズvs.リェット・タイタス、ケニー・キング(Episode
#24 9/7/09) |
5 |
タイラー・ブラックvs.ジェリー・リン(Episode #24 9/7/09) |
6 |
ダーク・シティ・ファイト・クラブvs.ヤング・バックス(Episode #25 9/14/09) |
7 |
ケビン・スティーン、エル・ジェネリコvs.ブリスコ・ブラザーズ(Episode #25 9/14/09) |
8 |
ブライアン・ダニエルソン、KENTA、ロデリック・ストロングvs.クリス・ヒーロー、アメリカン・ウルヴス(Episode
#26 9/21/09)→詳細 |
9 |
ジェリー・リンvs.ケニー・キング(Episode #30 10/19/09) |
10 |
ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)vs.ブライアン・ダニエルソン(Episode 30 10/19/09)→詳細 |
11 |
クリス・ヒーローvs.KENTA(Episode #29 10/12/09) |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
デイビー・リチャーズvs.エル・ジェネリコ(DQ)(Episode #20 8/8/09) |
2 |
ナイジェル・マッギネスvs.タイラー・ブラック(Episode #21 8/17/09) |
3 |
オースチン・エリーズvs.ロデリック・ストロング(Episode #22 8/24/09) |
4 |
ブリスコ・ブラザーズvs.リェット・タイタス、ケニー・キング(Episode #24 9/7/09) |
5 |
タイラー・ブラックvs.ジェリー・リン(Episode #24 9/7/09) |
6 |
ダーク・シティ・ファイト・クラブvs.ヤング・バックス(Episode #25 9/14/09) |
7 |
ケビン・スティーン、エル・ジェネリコvs.ブリスコ・ブラザーズ(ノー・コンテスト)(Episode #25 9/14/09) |
8 |
ブライアン・ダニエルソン、KENTA、ロデリック・ストロングvs.クリス・ヒーロー、アメリカン・ウルヴス(Episode
#26 9/21/09)→詳細 |
9 |
ジェリー・リンvs.ケニー・キング(Episode
#30 10/19/09) |
10 |
ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)vs.ブライアン・ダニエルソン(Episode 30 10/19/09)→詳細 |
11 |
クリス・ヒーローvs.KENTA(Episode
#29 10/12/09) |