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PPV 名
ROH:The Best of Austin Aries:Wrestling Machine
ベ スト・マッチ
決勝、4コーナー・エリミネーション・マッチ:サモア・ジョー対コルト・カバナ対オースチン・ エリーズ対ブライアン・ダニエルソン対ホミサイド対マーク・ブリスコ(Survival of the Fittest 04)→詳細
グッ ド・マッチ
なし
雑 感

手に入れていないのですけれど全試合レビュー済みなので。

@オースチン・エリーズ対ダニー・ダニエルズ(Do or Die II 03)
 選考会という状況がそうさせたか
 それとも初顔合わせだからか、全体的に散漫な試合に。
 ついでにレフェリーが突いてカウント3をカウント2にするというありえない場面もあります。
 それでも両者できる選手なので悪くない試合に。

A4コーナー・サバイバル:ジミー・レイブ対ナイジェル・マッギネス対オースチン・エリーズ対ロッキー・ロメロ(Reborn Stage Two 04)
 それぞれじっくりとグラウンド・レスリングを。
 速いペースで攻守が入れ替わっていくので
 退屈な場面もありません。
 只最後はちょっとあっけない。
 上質の4コーナー・サバイバルで中々良い試合。

Bオースチン・エリーズ、ジャック・エヴァンス、ロデリック・ストロング対イジー、ディクシー、エンジェル・ダスト (Generation Next 04)
 ダン&マーカス対クリストファー・コネクション対スペシャルKが予定されていましたが
 コネクション、ダン&マーカスが出てきた時点で
 エリーズ、エヴァンス、ストロング、シェリーが乱入し一掃。
 ジェネレーション・ネクスト結成を発表し
 上記のコンセプトをぶち壊すと宣言。
 遅れて出てきたスペシャルKとの試合に。
 試合のほうはエヴァンスが過剰を通り越した受けを披露したりと
 ファン・マッチだから許される質にして内容です。
 この試合それぞれの個人物に収録されていますが
 ジェネレーション・ネクストの初試合だといわれてようやく収録理由が分かりました。

Cアレックス・シェリー、ロデリック・ストロング、オースチン・エリーズ対マット・ストライカー、ジミー・レイブ、ジョン・ウォルターズ(World Title Classic 04)
 ストロング捕まる→レイブ捕まる
 →交代と共にストライカーら圧倒
 →決着寸前の所にエリーズの450が決まり次世代軍の勝利
 いくらなんでも展開が少なすぎてつまらない。
 最初のエヴァンスがリングからパワー・ボムで場外に投げ捨てられたのが一番の見所。 
 悪い試合。

Dオースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング対ジョシュ・ダニエルズ、ジョン・ウォルターズ(Survival of the Fittest 04)
 元々は羊対ウォルターズだったのが
 試合前にウォルターズがリンチされ退場。
 代わりに出てきたジョシュもリンチされかけるが
 ウォルターズが助けに来てタッグ戦に。
 さて試合は古典的タッグ様式で、
 また抗争しているだけあって良い攻防もあります。
 こういうのにつきもののの味方内の不和は無かったですね。
 平均的な良試合。

E決勝、4コーナー・エリミネーション・マッチ:サモア・ジョー対コルト・カバナ対オースチン・エリーズ対ブライアン・ダニエルソン対ホミサイド対マー ク・ブリスコ(Survival of the Fittest 04)→詳細
 (注意:このDVDには4人が脱落した時点から収録)
 最初はヘタレの羊、
 精神的にかき乱そうとする策士カバナ、
 真面目であるが故に2人の割を食うマークの3人が目立ちます。
 ジェイをホミサイドに葬られていてマークとホミサイドに遺恨があるの もポイントです。
 定番場外ダイブスポット時にカバナの罠によって
 ROH王座という重い荷物を持つジョーが早々に退場することに。
 ライバル脱落によって気をよくしたホミサイドが浮かれて
 今まで良い関係っぽかったカバナと対決する羽目に。
 ここで今まで良いようにやられていたマークがブラインド・タッチから
 両者を葬ろうとしますが半分失敗でカバナのみ脱落。
 という事でマーク対ホミサイドになりますが
 これまた手短にジャーマンで両者脱落という事に。
 実は試合時間が43分でここまでが19分ですから
 完全に二部構成となっているのですね。
 第1部はサイコロジーで上手く組み立てたといえるでしょう。
 仕切り直しから第2部のアメドラ対羊のシングル・マッチ。
 正直アメドラの悪い癖で
 上手いながら、あまり面白くなかったと思います。
 後アメドラが脚攻めへの伏線を引いたのに
 エリーズが使わなかったのには疑問が残りますね。
 (第1部との差別化を狙ったのか)
 只その重厚な終盤は素晴らしく、
 その末に腰攻めの延長でボディ・スラム、ベア・ハグという超基本技に
 帰結させていくなんて事を考え、実行し、成功させる辺りは
 もうアメドラの天才的なセンスのなせる業というしかない。
 その二部構成で多少の好みは分かれるでしょうが
 04年を代表する素晴らしい試合でした。
 ぎりぎりベスト・マッチ。

Fピュア王座戦:ダグ・ウィリアムス(ch)対オースチン・エリーズ (Death before Dishonor II Night Two 04)
 ピュア・レスリングだと敵わないので
 羊が不正を絡めてペースを握っていくというもの。
 ダグが珍しくサイコロジーという物を理解していて
 最後まで腕攻めを通しており平均的な良試合に。

Gオースチン・エリーズ対コルト・カバナ(Scramblr Cage Melee 04)
 これもGN対SCSの抗争の一環ですから
 本当はシリアスにすべきだったのに
 カバナが前半コメディー・ファイトを選択したために試合は死に体と化して・・・。
 悪い試合。

Hオースチン・エリーズ対CMパンク(Weekend of Thunder Night One 04)
 パンクが通常の試合で数え歌をできるのはこの羊ぐらいのものではないか。
 なれば見る方も期待が高まるのも至極当然というもの。
 さて試合は手の合う所を見せ
 高レベルにまとまっていたが
 停電というアクシデントで
 観客、そしてこの2人も高く張り詰めた気が途切れてしまった感があるのである。
 (しかし停電中スポット・ライトを当てて戦うのも一興ではありました)
 残念な事に中々良い試合程度に
 収まってしまったのである。


総評。
 範囲が短期間にもかかわらず 
 王座戴冠試合やGeneration Nextのセミ、
 アメドラとの3本勝負にGoldのメインが無く
 そしてSS決勝が途中からだったりと
 これはもはや、けちりすぎを通り越して意地悪といいたくなるDVD。
 初期エリーズは各大会でチェックした方が良い。

DVD Rating
☆☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
オースチン・エリーズ対ダニー・ダニエルズ(Do or Die II 03)

4コーナー・サバイバル:ジミー・レイブ対ナイジェル・マッギネス対オースチン・エリーズ対 ロッキー・ロメロ(Reborn Stage Two 04)

オースチン・エリーズ、ジャック・エヴァンス、ロデリック・ストロング対イジー、ディクシー、 エンジェル・ダスト (Generation Next 04)

アレックス・シェリー、ロデリック・ストロング、オースチン・エリーズ対マット・ストライ カー、ジミー・レイブ、ジョン・ウォルターズ(World Title Classic 04)

オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング対ジョシュ・ダニエルズ、ジョン・ウォルターズ (Survival of the Fittest 04)

決 勝、4コーナー・エリミネーション・マッチ:サモア・ジョー対コルト・カバナ対オースチン・エリーズ対ブライアン・ダニエルソン対ホミサイド対マーク・ブ リスコ(Survival of the Fittest 04)詳細

ピュ ア王座戦:ダグ・ウィリアムス(ch)対オースチン・エリーズ(Death before Dishonor II Night Two 04)

オースチン・エリーズ対コルト・カバナ(Scramblr Cage Melee 04)

オー スチン・エリーズ対CMパンク(Weekend of Thunder Night One 04


〜〜注:以下はネタバレ・ページ〜〜 







試合レビュー:
 決勝、エリミネーション・マッチ:サモア・ジョー対コルト・カバナ対オースチン・エリーズ対ブライアン・ダニエルソ ン対ホミサイド対マーク・ブリスコ

  マークがホミサイドに襲い掛かる。
  押し込まれたホミサイドは反撃するとすぐにカバナと交代。
  カバナがグラウンド・レスリングに持ち込む。
  丸め込み合戦。
  終わって両者タッチかと思いきや
  カバナは不意打ちをしかけ精神的優位に立った中で離れアメドラとタッチ。
  アメドラがチキン・ウィング・クロス・フェイスを狙う。
  マークがコーナーに逃れエリーズにタッチ。
  エリーズは戦わずにマークにタッチ。
  仕方なくマークは再びアメドラに立ち向かうが
  アメドラに脚を取られジョーと交代される。
  攻められているマークにカバナがタッチして出てくるも、すぐさまホミサイドにタッチ。
  ホミサイドは牽制の蹴りを避けただけでエリーズにタッチ。
  エリーズはカバナにタッチしようとするも逃げられる。
  逃げ腰のエリーズにジョーが襲い掛かる。
  エリーズは返り討ちにしクルーシーフィックス・ボムを決めるもSTOを食らう。
  ジョーが丸め込んでリングを一周。カウント2。
  ジョーがカバナにタッチ。
  エリーズはホミサイドにタッチしようとするも逃げられマークにタッチ。
  劣勢のカバナはマークをアメドラのいるコーナーに押し込むもアメドラはマークとタッチ。
  アメドラとマークに協力関係が気づかれつつあるのを見てカバナはホミサイドを見初めタッチ。
  攻勢のホミサイドがアメドラにタッチしマークを攻撃させる。
  脚攻め。
  このマークを見てタッチを求められたエリーズは勇んで出て行く。
  しかしふらついてコーナーに行ったマークにジョーがタッチして出てくる。
  ジョーがはたきまくり延髄切り。
  出てきたホミサイドにベリー・トゥー・ベリー。
  アメドラが出てきてジョーにドロップ・キック。
  更にマークにトペ・スイシーダ。
  エリーズが出てきてジョーに襲い掛かるも
  ジョーが蹴りを放ってくるや、それを避けてアメドラ、マークにコークスクリュー・ブランチャ。
  カバナがジョーの後ろから襲い掛かる。
  ジョーがショルダー・スルーで3人の上に落とそうとする。
  カバナはエプロンに着地するとアサイ・ムーンサルトを予告しておきながら
  突進してきたジョーにサンセット・フリップを決め1,2,3!
  ジョーが脱落(15分)!
  ホミサイドが邪魔だ、どいてろと突き飛ばしジョーにざまあねえな、と挑発。
  カバナがホミサイドに襲い掛かる。
  マークが気づかれないようホミサイドにタッチ。
  ホミサイドがカバナにラリアットを決めカバー。
  マークがあわよくばホミサイドも巻き添えにとシューティングスター・プレスを放つ!
  それに気づいたホミサイドは寸前で逃れるもカバナは避けられず、1,2,3!
  カバナ脱落(17分)!
  ホミサイドがマークに襲い掛かる。
  マークは勢いに乗って返り討ち。
  ホミサイドがロー・ブローからパイル・ドライバー。
  カバーするもカウント2。
  雪崩式エース・クラッシャーを狙う。
  マークがホミサイドを押し飛ばしダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  ジャーマンを狙う。
  ホミサイドが体勢を入れ替える。
  マークが取り返し抵抗を振り切りジャーマン。
  しかし自分の肩もついていて1,2,3!
  ホミサイドとマークが脱落(19分)!
  マークとホミサイドは乱闘しながら退場。
  仕切り直して優勝はアメドラ対羊で決まることになった。
  アメドラが余裕を持ってレスリング、打撃と試合を運ぶ。
  エリーズがスプリングボード式バック・エルボーを狙う。
  読んでいたアメドラはドロップ・キックで迎撃し腰に狙いをつける。
  エリーズはコーナー上のアメドラにスプリングボード式ドロップ・キック。
  アメドラは脚が絡まり逆さ吊りになってしまう。
  好機とばかりにエリーズはドロップ・キックを決める。
  フェンスにぶつけてからリングに戻し軽快に攻め立てる。
  アメドラがチョップを打ち込み反撃。
  エプロンの羊にリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  エリーズは防ぐと逆に場外へのブレーン・バスターを決める。
  エプロンからダイビング・エルボー。
  リングに戻しニー・クラッシャーからバック・ドロップ。
  450°スプラッシュへ!
  アメドラは避けるとアッパーカート。
  両者ダウン。
  アメドラが猛攻を見せドラゴン・スープレックス。カウント2。
  ならばとキャトル・ミューティレーション!
  エリーズはすり抜けると首へのニー・ドロップ。
  そしてフィッシュホック・サブミッション。
  もう片方の腕も取り締め上げる。
  アメドラが何とかロープを掴む。
  アメドラが隙を突いてキャトル・ミューティレーションに持っていこうとする。
  エリーズは防いでブレーン・バスターへ!
  ニーで防がれるもエルボーを入れてから三度目の正直で決める!
  カバーするもカウントは2!
  ならばと450°スプラッシュへ!
  アメドラが膝を立てて防ぐ。
  両者崩れながらもフォア・アームズを打ち合う。
  ローリング・エルボーを狙ったエリーズにアメドラがカウンターのエルボー。
  ボディ・スラムを連発。
  エリーズが4度目で逃れブレーン・バスターを狙う!
  アメドラが逃れローリング・エルボー!
  カバーに行くもエリーズがロープを掴む!
  雪崩式バック・ドロップを決めてカバーするもカウント3ならず。
  ボディ・スラム連発。
  エリーズがスモール・パッケージに切り返す。カウントは2!
  アメドラはアッパーカートを決めるとボディ・スラムからベア・ハグ。
  抵抗するエリーズにヘッド・バッドを要れ更にボストン・クラブに近い状態まで持っていく。
  エリーズは手を伸ばすも中央まで持っていかれタップ・アウト!
  アメドラが優勝(43分)!
  両者握手を交わす。

 

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

オースチン・エ リーズ対ダニー・ダニエルズ(Do or Die II 03)

4コーナー・サバイバル:ジミー・レイブ対ナイジェル・マッギネス対オースチン・エリーズ対ロッキー・ロメロ(Reborn Stage Two 04)

オースチン・エ リーズ、ジャック・エヴァンス、ロデリック・ストロング対イジー、ディクシー、エンジェル・ダスト (Generation Next 04)

アレックス・ シェリー、ロデリック・ストロング、オースチン・エリーズ対マット・ストライカー、ジミー・レイブ、ジョン・ウォルターズ(World Title Classic 04)

オースチン・エ リーズ、ロデリック・ストロング対ジョシュ・ダニエルズ、ジョン・ウォルターズ(Survival of the Fittest 04)

決 勝、4コーナー・エリミネーション・マッチ:サモア・ジョー対コルト・カバナ対オースチン・エリーズ対ブライアン・ダニエルソン対ホミサイド対マーク・ブリスコ (Survival of the Fittest 04)詳細

ピュ ア王座戦:ダグ・ウィリアムス(ch)対オースチン・エリー ズ(Death before Dishonor II Night Two 04)

オースチン・エ リーズ対コルト・カバナ(Scramblr Cage Melee 04)

オースチン・エリーズ対CMパンク(Weekend of Thunder Night One 04

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