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ROH:Best of ROH 2020の分析


名勝負 なし
好勝負 トリオス王座戦:ヴィレイン・エンタープライジズ(マーティ・スクール、ブロディ・キング、フリップ・ゴードン)(ch)vs.バンディード、フラミータ、レイ・ホーラス(1/11/20)

プルービング・グラウンド:ジェイ・リーサル、ジョナサン・グレシャム vs.メキシブラッド(バンディード、レイ・ホーラス)(2/29/20)

@トリオス王座戦:ヴィレイン・エンタープライジズ(マーティ・スクール、ブロディ・キング、フリップ・ゴードン)(ch)vs.バンディード、フラミータ、レイ・ホーラス(1/11/20)
 (TV 1/29/20でも放送)
 定番で間違いないトリオ・ワークですね。
 VEのヒール・テイストと
 バンディード組のルチャ・ムーブが良い化学反応を見せました。

 フラミータが加入したことで
 ROHのルチャ組みにまた幅が生まれた気がしますね。

 トリオにしかないものを追求。
 既視感を与えずフレッシュにやりぬきました。
 
 ぎりぎり好勝負。

Aブリスコ・ブラザーズvs.メクサブラッド(バンディード、フラミータ)(2/9/20)
 コントロールの奪い合いを制したのはブリスコズ。
 椅子を使ってトペコンを決める等
 荒々しさの色づけも流石です。

 一方のメクサブラッドは連携技は見応えがあるものの
 孤立の見せ方等タッグの基本の部分で
 ブリスコズに対して物足りない所はありますね。

 ブリスコズのセコンドが絡む精度が見事で
 良くも悪くもブリスコズに終始感心する内容でした。

 好勝負に少し届かず。

Bプルービング・グラウンド:ジェイ・リーサル、ジョナサン・グレシャム vs.メキシブラッド(バンディード、レイ・ホーラス)(2/29/20)
 リーサル、グレシャムが奇襲を仕掛け
 バンディードの足を攻めて孤立させます。

 その攻め方はこじんまりしないように
 機能的に作っていて攻防もスリリングです。

 メキシブラッドも攻守のバランス良く
 両チーム非常に一致した状態で試合が進みました。

 自由闊達な攻防は最後まで続き見事な幕引き。
 序盤ショートカットしてるので試合時間自体は12分と短めですが
 かなり充実していましたね。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:3/?/20)

Cピュア王座戦:ジョナサン・グレシャム(ch)vs.フリップ・ゴードン(12/18/20)
 グレシャムのグラウンド。
 フリップは冷静に対処しつつも
 ロープ・ブレイク権を次々と失い、腕へのダメージも蓄積、と
 形成はグレシャムに大きく傾きます。

 勝負としては退屈と感じる反面、
 グレシャムのテクニックが強く反映されているのでその点では面白いと言えます。

 全てのロープ・ブレイク権を失ったゴードンの反撃。
 強みを十分に感じることはできませんが、
 大一番のピュア王座戦とあって展開はしっかり用意されています。

 グレシャムも脚をウィーク・ポイントとして抱えてからは
 一進一退上手くいって高値で安定。

 ブレイク権がなくなっても
 警告ネタが使えるというのも盲点の演出で良かった。

 最後はグレシャムが切り替えて
 印象的なフィニッシュで幕を閉じました。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:1/?/21)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@トリオス王座戦:ヴィレイン・エンタープライジズ(マーティ・スクール、ブロディ・キング、フリップ・ゴードン)(ch)vs.バンディード、フラミータ、レイ・ホーラス(新チャンピオン!)(1/11/20)
Aブリスコ・ブラザーズvs.メクサブラッド(バンディード、フラミータ)(2/9/20)
Bプルービング・グラウンド:ジェイ・リーサル、ジョナサン・グレシャム vs.メキシブラッド(バンディード、レイ・ホーラス)(2/29/20)
Cピュア王座戦:ジョナサン・グレシャム(ch)vs.フリップ・ゴードン(12/18/20)