TOPアメリカン・プロレスROHROH 2018年 →ROH:Final Battle 12/14/18

ROH:Final Battle 12/14/18の分析


名勝負 ジョナサン・グレシャムvs.ザック・セイバーJr.

タッグ王座戦、ラダー・ウォー:SCU(スコーピオ・スカイ、フランキー・カザリアン)(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズvs.ヤング・バックス
好勝負 TV王座戦:ジェフ・コブ(ch)vs.アダム・ペイジ

@ケニー・キングvs.エリ・アイソム

ATV王座戦:ジェフ・コブ(ch)vs.アダム・ペイジ
 ペイジが機動力を活かして勢いのある攻め。
 それをコブがパワーで対抗。
 ウォール・トゥ・ウォールで初っ端から激しく魅せましたね。
 プロレスだけど身体能力は常に全開、
 身体能力と干渉しない所でプロレスとしての調整を利かせている。
 ペイジもコブもこの1年で随分と良いレスラーになりました。
 初志貫徹で最後までまったくぶれず、盛り上げていく。
 ハイ・インパクトな一進一退は見応えあり。
 文句なしに好勝負。

Bウーメン・オブ・オナー王座戦、4コーナーズ・サバイバル:スミエ・サカイ(ch)vs.ケリー・クラインvs.カレンQvs.マディソン・レイン

Cジョナサン・グレシャムvs.ザック・セイバーJr.
 期待通りのレスリング、いや期待以上。
 世界最高峰のテクニカルを競い合いつつ
 お互い意識しあって火花はバチバチ。
 技術と感情、そのぶつかり合いによるストーリー・テリングは
 スムーズで激しく、芳醇で自由です。
 凄い!凄い!凄い!魔法のような圧巻の試合。
 評価が分かれるとしたら
 ここが駄目とか、気に入らないとか、そういうことではなく、
 試合時間が12分しかないことを相対評価でどう位置づけるかだけでしょう。
 私もより長く見たかったという印象を当然持ちましたが、
 それはこの試合の美しさへの賛美を弱めさせない。
 ぎりぎり名勝負。
 このカードがこんなにホットな内に是非アイアン・マン・マッチを組んでください。

Dマット・テイヴェンvs.ダルトン・キャッスル
EROH王座#1コンテンダーズ・マッチ:マーティ・スクールvs.クリストファー・ダニエルズ
Fフリップ・ゴードンvs.ブリー・レイ
GROH王座戦:ジェイ・リーサル(ch)vs.コーディ

Hタッグ王座戦、ラダー・ウォー:SCU(スコーピオ・スカイ、フランキー・カザリアン)(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズvs.ヤング・バックス
 ブリスコズが場外から椅子で牽制したりと
 そのゲリラっぷり、野性味の表現が素晴らしい。
 3ウェイで物量押しとしても
 やはりチームにカラーがあるかが大事なのは初代TLCを見ても分かる通り。
 Yバックスがしっかりタッグとして形を作っていくし、SCUも繋ぎは十分。
 一度ラダーを登る攻防を挟んで
 再び潰しあいに転じた中盤後半が
 やや食傷気味な感はあるものの
 カズ、ジェイの流血もあって押し切りましたね。
 壮絶なラダー+テーブル・スポットが詰め込まれていて
 ラダー・ウォーの名に恥じない内容。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:12/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ケニー・キングvs.エリ・アイソム
ATV王座戦:ジェフ・コブ(ch)vs.アダム・ペイジ
Bウーメン・オブ・オナー王座戦、4コーナーズ・サバイバル:スミエ・サカイ(ch)vs.ケリー・クライン(新チャンピオン!)vs.カレンQvs.マディソン・レイン
Cジョナサン・グレシャムvs.ザック・セイバーJr.
Dマット・テイヴェンvs.ダルトン・キャッスル
EROH王座#1コンテンダーズ・マッチ:マーティ・スクールvs.クリストファー・ダニエルズ
Fフリップ・ゴードンvs.ブリー・レイ
GROH王座戦:ジェイ・リーサル(ch)vs.コーディ
Hタッグ王座戦、ラダー・ウォー:SCU(スコーピオ・スカイ、フランキー・カザリアン)(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ(新チャンピオン!)vs.ヤング・バックス