PPV 名 |
ROH:SoCal Showdown 1/29/10 |
ベ スト・マッチ |
なし |
グッ ド・マッチ |
ブリスコ・ブラザーズ、ヤング・バックス対アメリカン・ウルヴス、キングス・オブ・レスリング→詳細 |
レビュー |
1枚、約2時間45分です。 @コルト・カバナ、エル・ジェネリコ対スコット・ロスト、スコーピオ・スカイ 普段出ないPWGレスラーの登場&オープニングという事で 細部ではそこそこ粗が出ているが楽しめる事は楽しめる。 傷心のジェネリコがカバナの支えを受けて戦う気持ちを取り戻していくサイド・ストーリーのおまけつきです。 平均レベル。 Aエニシング・ゴーズ:ネクロ・ブッチャー対エリック・スティーブンス 絵になる凶器を使っているにも関わらず使い手が相変わらずですからね。 Necro is dead...。 最後も乱入を絡めたフィニッシュです。 悪い試合。 Bデリリウス対ロデリック・ストロング デリリウスは来日が良いリフレッシュになったか 体が軽くストロングのチョップに打ち返して見せる、という溌剌っぷり。 構築目的、攻防前に意思疎通する目的、両方で間が取れているのが良いですね。 終盤に技のミスやカウントのミスが出て緩んだまま終わってしまったのが残念です。 まあまあ良い試合。 Cタイラー・ブラック対ジョーイ・ライアン 空間的には評価すべき広がりがあるし、 一極攻めという理や細かい攻守の切り替わりがある。 しかし全体を通してどうしようもない程軽薄です。 もう少し何とかならなかったものかね。 平均より少し上。 Dグラッジ・マッチ:ジェリー・リン対ケニー・キング 遺恨戦の弱点が出て打撃多めでパッとしません。 途中で丸め込み終了&試合後に椅子攻撃とノーDQ戦の布石として、こじんまりまとめた感じですね。 特にノーDQ戦を見たいと思わせなかったなぁ・・・。 悪くない試合。 Eヒューマン・トルネード対ケビン・スティーン 前の試合よりよっぽど乱戦の流れ、密度があります。 スティーンはヒール・チェンジした事で 運動量を減らしながら試合を進めれるようになっているのは大きいですね。 口に頼る悪い癖が復活しつつあるのでそこは程々にしてもらわないと困りますが。 トルネードも地味に良い仕事をしていました。 まあまあ良い試合。 Fオースチン・エリーズ対獣神サンダー・ライガー マイク・アピールで流れを作ってからスタートし、 いきなり場外で垂直落下式ブレーン・バスターを食らって流血と エリーズが出血大サービスでお膳立てしています。 コミカルに受けながらも場外を挟んでただのファン・マッチにさせない所が素晴らしいですね。 終盤も必殺技級の技の見せ方にバリエーションを持たす事でこなしています。 ライガーは特に褒めるような活躍をしていませんが 過去に参戦済みだし、丸藤戦のような意気込みを期待するのは無理というものか。 平均的な良試合。 Gブリスコ・ブラザーズ、ヤング・バックス対アメリカン・ウルヴス、キングス・オブ・レスリング→詳細 8人という大人数をしっかりと処理し細かいタッチ・ワークでスタート。 ニック、マットと孤立を2つ重ねてボリュームを出す構築ですがまったく長ったらしい印象は受けませんでしたね。 ウルヴスは相変わらず完成されているし、 KOWは他の3タッグには出来ないダイナミックさがある。 そしてベビーフェイス側は4人とも意気込みが動きに現れていて KOWを投げても違和感が無い程シングルでも十分に力強い。 惜しいのはクライマックスでまったく大人数の利を活かさなかった事ですね。 それはそれで凄くてDGに爪の垢を煎じて飲ませたい程だけど やっぱり慣れていく中で伸びが落ちて対数関数のラインになってしまった事は否定できない。 後は流れの満ち引きを体感して刻み込んでいるとはいえ カットや控えの行動はもっと戦いとフィットして洗練できたように思いますね。 ぎりぎりグッド・マッチ。 @(レフェリー:ジョニー・フェアプレイ):ラリー・ズビスコ対スコット・テイラー ズビスコは短い試合時間で消えるし、 スコットはWORMをカバナに取られるし、で どうでも良いゲスト・マッチとはいえこんなので良いの?というひど過ぎる試合。 総評。 Wrestle Reunionという特別な場にしては地味なカードです。 PWGのトップは既に継続参戦しているし、 ライガーも5年かけて劣化した状態での再登場ですからね。 これではワクワクしませんよ。 そんな中でメインがROHとしての面目躍如となる好勝負を見せて救われました。 今度レジェンドを呼ぶ時はサムライにして欲しいですね。 (執筆日:5/19/09) |
DVD Rating |
★☆☆☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
コルト・カバナ、エル・ジェネリコ対スコット・ロスト、スコーピオ・スカイ |
2 |
エニシング・ゴーズ:ネクロ・ブッチャー対エリック・スティーブンス |
3 |
デリリウス対ロデリック・ストロング |
4 |
タイラー・ブラック対ジョーイ・ライアン |
5 |
グラッジ・マッチ:ジェリー・リン対ケニー・キング |
6 |
ヒューマン・トルネード対ケビン・スティーン |
7 |
オースチン・エリーズ対獣神サンダー・ライガー |
8 |
ブリスコ・ブラザーズ、ヤング・バックス対アメリカン・ウルヴス、キングス・オブ・レスリング→詳細 |
1 |
(レフェリー:ジョニー・フェアプレイ):ラリー・ズビスコ対スコット・テイラー |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
コルト・カバナ、エル・ジェネリコ対スコット・ロスト、スコーピオ・スカイ |
2 |
エニシング・ゴーズ:ネクロ・ブッチャー対エリック・スティーブンス |
3 |
デリリウス対ロデリック・ストロング |
4 |
タイラー・ブラック対ジョーイ・ライアン |
5 |
グラッジ・マッチ:ジェリー・リン対ケニー・キング(DQ) |
6 |
ヒューマン・トルネード対ケビン・スティーン |
7 |
オースチン・エリーズ対獣神サンダー・ライガー |
8 |
ブリスコ・ブラザーズ、ヤング・バックス対アメリカン・ウルヴス、キングス・オブ・レスリング→詳細 |
1 |
(レフェリー:ジョニー・フェアプレイ):ラリー・ズビスコ対スコット・テイラー |