雑 感
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約2時間20分です。
@ショーン・オズボーン対ブラッド・アティテュード
アティテュードは浮遊感があって良さそうです。
オズボーンはもじゃもじゃの髪しか印象に残ってませんが悪くない。
少し悪い試合。
Aバイソン・スミス対サル・リナウロ
初めて試合として組まれましたがスカッシュ・マッチ。
Bケニー・キング、リェット・タイタス、チェイスン・ランス対ロデリック・ストロング、エリック・スティーブンス、?
YRRとストロング、スティーブンスが
タッグの枠組みをしっかり作って
そこに腰振りと?のデンプシーが調味料として加えられる。
そんな試合。
S&S離脱後初となるデンプシーは良い所をもっていったけれど賞味期限はいつまで持つのか。
まあまあ良い試合。
Cネクロ・ブッチャー対オースチン・エリーズ
エリーズがいなしと派手なリアクションのコンビネーションで
ネクロ相手に普通の試合をしっかり作り上げました。
平均レベル。
Dジミー・ジェイコブス、デリリウス対ブライアン・ダニエルソン、ジェリー・リン
タッグとしての枠組みを押さえた上で
アメドラ、リンが自由に戦って面白みを付け加えた。
といえば聞こえが良いんだけどねぇ。
AOTFが明らかに格下の扱いになっている(それが適当と思えるのがまた・・・)
ファン・マッチ的な物でありその凋落ぶりが物寂しい気分にさせます。
平均より少し上。
Eナイジェル・マッギネス対ブレント・オルブライト
ようやく組まれたカード。
オルブライトをナイジェルのペースに引きずり込めない、という展開からスタートしましたが
最初から最後までナイジェルの世界で
オルブライトは色を出す事が余りできませんでしたね。
S&Sとの長すぎる抗争が方向を見失わせてしまった。
試合としてはナイジェルが場外テーブルへのToLや鉄柱へのラリアット誤爆など
工夫を見せたため新鮮に仕上がっていますけれども
やはりオルブライトの力でそれを成し遂げてくれないと。
セカンド・チャンスに期待。
平均的な良試合。
Fケビン・スティーン、エル・ジェネリコ対ダーク・シティ・ファイト・クラブ
YRRを差し置いてセミに抜擢されたDCFC。
期待外れになるんじゃないかと思っていましたが
基本に忠実で技の緩急を使い分けている所に好印象を持ちました。
しかしそれぞれが孤立シーンを担当する今回は良い物の
より上を狙うべくミックスさせるとぼろが出そうな感じも。
まあまあ良い試合。
Gタイラー・ブラック対デイビー・リチャーズ
ようやくシングルでROHのメイン・イベントに出ることができたリチャーズ。
先輩としてしっかりと試合を作り上げていますが
最初の心理戦含めもう少し単純な方法でやっても良いのでは、と思いますね。
一つ一つの重みで勝負できるレスラーだと思いますので。
期待していたものには今一歩届かないものの
若手同士、試行錯誤を重ねてメイン・イベントのクオリティまで持っていったのは評価できる。
グッド・マッチには届かずも中々良い試合。
総評。
FIPが参戦した事もあり新鮮なカードが揃っています。
それぞれ頑張ったと思うのだけどちょっとインパクトに欠けますね。
(執筆日:4/26/09)
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