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PPV 名
ROH:Tag Wars 4/18/08
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
ジミー・ジェイコブス、タイ ラー・ブラック対モーター・シティ・マシンガンズ→詳細
雑 感
約2時間35分です。

@ペレ・プリモー、ミッチ・フランクリン、エルニー・オシリス対ダニー・ダニエルズ、マイケル・エリン、マイケル中澤
 4年前に参戦していたダニーにIWAのエリン、
 飯伏のおまけでついてきた中澤という奇妙な取り合わせのヒール陣。
 ベビー陣との体格差を活かしてそつなく試合をこなしました。
 しかし中澤には是非ともヌルヌルを披露して欲しかったですね。
 少し悪い試合。

Aリェット・タイタス対サイラス・ヤング
 クルーザー級の攻防の中に
 どこか80年代の匂いがするマッチ・ワーク。
 少し悪い試合。

Bジグソウ対ジョーイ・マシューズ
 両者の価値を上げる試合なれど
 中身はマシューズの攻めっ放しなので面白さはいまいち。
 少し悪い試合。

Cナイジェル・マッギネス、クラウディオ・カスタニョーリ対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ

 挑戦者としての査定のために
 ナイジェルとCCが組むというワイルドカードが実現。
 この要素をタッグに組み込むと共に
 ナイジェルとスティーンの遺恨、CCとジェネリコの攻防が加わると
 面白くならない訳がありません。
 13分と短めだったのだけが惜しいですね。
 グッド・マッチに少し届かず。

Dフォールズ・カウント・エニウェア:デリリウス対ネクロ・ブッチャー

 いつもの相手と比べるとデリリウスは弱い相手ですけれども
 たまには攻めに回って暴れ回るネクロも良いものですよ。
 最後はセコンドの介入・阻止で盛り立てました。
 まあまあ良い試合です。

E
クリス・ヒーロー、ブレント・オルブライト対ジャック・エヴァン ス、ラッカス
 これが見たかった。
 シリアスなヒーロー。
 一大ヒール軍団の首魁なんだからこうでなくては。
 単発ではなく、これからも続けて欲しいですね。
 試合はジグソウのいないVSはコントロールが利かず
 どうしても単調なスポット・フェスト的になってしまいますね。
 平均より少し上。

Fブ リスコ・ブラザーズ対オースチン・エリーズ、飯伏幸太→
詳細
 ブリスコズの安定性は言わずもがな。
 エリーズ、飯伏のキレのあるムーブもまた言わずもがな。
 この4人のできる頂には到達していないとしても
 
期待に応えたと十分いえるだけのハイ・クオリティの攻防が
 全体を通して見られたと思います。

 グッド・マッチにわずかに届かず。

Gジミー・ジェイコブス、タイ ラー・ブラック対モーター・シティ・マシンガンズ→詳細
 ジェイコブスとシェリーのかつての遺恨を持ち出し この2人の激突をじらしながら前半を構成、加速させると
 後半はまだ果てぬかと観客の方が根負けしそうなくらい
 壮絶な打ち合いとなり試合時間は約33分にも及びました。
 しかしながらブリスコズの1戦と比べると
 わずかに見えたひびがこの試合では裂け目になっている事は否めません。
 つまりタッグの完成系はどこにあるのか、
 適正な試合時間の模索という問題ですね。
 タッグというのはやろうと思えば
 シングルの2X2の4倍ぐらいの打ち合いができそうですが
 それはカットというシステムを利用しても過剰すぎるでしょう。
 またタッグというのはシングルと比べ
 システマチックな構成を要求され流動性に欠けます。
 それを考えるとこういう連携技等を主の方向性にするのは
 28分が最大限界値に思えますね。
 間とか原初的な物をメインに据えないと
 限界値をそれ以上伸ばす事はできないでしょう。
 別にそっちの方がより良い、という訳ではないので
 単純に試合時間を短くするべきでした。
 しかしMCMGはスポット参戦にもかかわらず
 これだけの物を見せてくれた事を考えると文句を言えないです。
 文句なしにグッド・マッチ。
 

総評。
 元からどうでも良いE以外のタッグがどれも高レベルで
 Tag Warsを名乗るにふさわしい出来。
 良い大会でしたね。

DVD Rating
★★★☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
FIP王座戦:ロデリック・ストロング(ch)対エリック・スティーブンス対塩崎豪

ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ対デイビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ

スクランブル・タッグ:クリ ス・ヒーロー、ブレント・オルブライト対ジャック・エヴァンス、ジグソウ対デリリウス、ペレ・プリモー

丸藤正道対ブライアン・ダニエルソン

森嶋猛対ネクロ・ブッチャー

タッグ王座戦:ジェイ・ブリスコ、オースチン・エリーズ(ch)対ジミー・ジェイコブス、タイ ラー・ブラック

ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対クラウディオ・カスタニョーリ→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ブリスコ・ブラザーズ対オースチン・エリーズ、飯伏幸太

  飯伏対ジェイで試合開始。
  レスリングからジェイがアーム・ドラッグ。
  ロープに走ったジェイに
飯伏がドロップ・キックを決め交代。
  ジェイは腕を取り返して交代。
  エリーズを捕まえる。
  マークがブレーン・バスターを狙う。
  エリーズが後ろに逃れ丸め込み。カウント2。
  張り手を叩き込みブレーン・バスターを狙う。
  マークは自陣に押し込み防ぐと交代。
  
控えの飯伏 を落としてからダブル・ショルダー・タックルを狙う。
  エリーズはロープを掴んで止まり防ぐと
  ジェイを ショルダー・スルーで落とす。
  マークの攻撃も避け交代。
  
飯伏がマー クに蹴りを叩き込んでいく。
  避けられるもその動きの延長でスタンディング・ムーンサルト。カウント2。
  エリーズにタッチするとダブル・ヒップ・トスから同時に蹴りカバー。カウント2。
  
飯伏がボ ディ・スラムを狙う。
  マークは後ろに逃れるとネック・ブリーカーを決め交代。
  飯伏が捕ま る。
  ジェイがボディ・スラムからコーナー上へ。
  
飯伏は起き 上がるとバク転からペイレイ・キックを決め交代。
  エリーズはマークを落とすと
  ジェイにファイヤーマンズ・キャリー。
  マークにトペ・スイシーダを決めてからジェイにミサイル・キック。
  続けてコーナーへのドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  ブレーン・バスターの始動体勢に。
  妨害しに来たマークを捕らえDDT+フェイス・バスター。
  交代した
飯 伏がコーナー上へ。
  マークが
飯 伏の体勢を崩しジェイが飯伏を肩車する。
  飯伏は逃れるとジェイを押 し飛ばしエプロンのマークにぶつける。
  ジェイ目がけムーンサルトを放つ。
  避けられるも着地しスタンディング・ムーンサルト。カウントは2。
  
飯伏がロー ル・アップへ。
  しかしロープに近づいた時にマークがジェイにタッチしていたためカウントされない。
  返された飯伏にマークがフォア・アームズ。
  飯伏にバック・ブリーカー+ダイビング・ ニー・ドロップを決めカバー。
  エリーズがカットしマークにコーナーでのエルボー連打。
  マークが受け止めバック・ドロップで落とす。
  
飯伏がジェ イに不意をついてのハリケーン・ラナ。
  マークにコーナーへ振られた所で場外のジェイにアサイ・ムーンサルト。
  マークが コーナー上へ。
  エリーズが捕らえパワー・ボムを狙う。
  マークが逃れフォア・アームズの打ち合い。
  エリーズがローリング・エルボーへ。
  マークが避けバック・スライドへ。
  エリーズはその動きを利用して逃れると頭部を蹴り上げる。
  ブレーン・バスターを狙う。
  ジェイがスーパー・キックで防ぐ。
  
飯伏にク ローズラインを放つ。
  
飯伏は後ろ に倒れて避けると同時に跳び起きるとハイ・キック。
  マークが
飯 伏に地獄突きを決め全員ダウン。
  エリーズがジェイに、
飯伏がマークにスーパープレックスを狙 う。
  ジェイは後ろに逃れるとエリーズを肩車。
  落とされた
飯 伏がコーナー上のマーク目がけ突進。
  マークは避けると同時にエリーズへドゥームス・デイ・デバイス。
  
飯伏がブリ スコズに蹴りを叩き込んでいく。
  マークが
飯 伏にエクスプロイダー。
  飯伏が気合で起き上がりマークにハイ・ キック。
  ジェイもはたきまくってロープに走る。
  しかしジェイがカウンターのラリアット。
  
ブリスコズ は更にスパイク・パイル・ドライバーを決め1,2,3!
  ブリスコズの勝利!



 ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対モーター・シティ・マシンガンズ

  タイラー対セイビンで試合開始。
  胸を突き、チョップを打ち合う。
  タイラーがグラウンド・レスリングへ。
  セイビンが抜け出し張り手。
  セイビンがレスリングへ。
  タイラーが殴りつけリスト・ロックを取り返す。
  セイビンは側転などの動きから取り返し交代。
  控えもタイラーを攻撃する。
  タイラーがショルダー・スルーを狙ったシェリーにスタナーを決め交代。
  ジェイコブスとシェリーが睨み合う。
  ジェイコブスが噛み付きにサミング。
  シェリーもレッグ・ラリアットで応戦し再び睨み合う。
  ジェイコブスが引き下がりタッチ。
  四つに組むとタイラーが蹴りつけ押し込む。
  シェリーは押し戻すとタイラーの両手を踏みつける。
  タイラーを捕まえ、じっくりと攻めていく。
  ジェイコブスがカットするもレフェリーがジェイコブスを戻している隙に
  控えのシェリーが入ってきてタイラーに張り手を叩き込む。
  セイビンがタイラーにスリーパー。
  ジョー・ブリーカーに返されふらつく。
  シェリーがタッチしタイラーにスリーパー。
  タイラーは逃れると延髄切りを決めタッチ。
  ジェイコブスがシェリーに殴りかかる。
  シェリーはジェイコブスの頭部を両脚で挟むとマットに叩きつける。
  ロープに走ったシェリーをタイラーが引き摺り下ろし椅子に座らせる。
  そこにジェイコブスがトペ・コンヒーロ。
  タイラーはセイビンをフェンスにぶつけフェンス上からムーンサルト。
  角の椅子に座らせるとエプロンから飛び掛るも避けられフェンスに激突する。
  ジェイコブスはセイビンをリングに戻すと飛びかかる。
  セイビンが受け止めスリング・ショットへ。
  シェリーが同時にスーパー・キックを決めると
  ジェイコブスがセイビンの両膝の上に倒れる。
  次にシェリーがスワントーン・ボムを決めダブル・スーパー・キック。
  カバーするもカウント2。
  セイビンがジェイコブスにスピン・キック。
  シェリーがジェイコブスにスーパー・キック。
  タイラーがシェリーにスーパー・キック。セイビンにも。
  シェリーにリバースDDTを決めジェイコブスがカバー。カウント2。
  シェリーが捕まる。
  シェリーがセイビンに手を伸ばすも控えのジェイコブスが事前にセイビンを殴り落とす。
  シェリーを逆さ吊りにして連携攻撃を叩き込む。
  タイラーがシェリーを羽交い絞めにしジェイコブスが殴りかかる。
  シェリーは避けて誤爆させるとジェイコブスをDDTの体勢に捕らえる。
  スプリングボード式に飛びかかって来たタイラーも捕らえ同時にコンプリート・ショット。
  シェリーがセイビンにタッチ。
  セイビンが縦横無尽に大暴れ。
  タイラーにドラゴン・スープレックスを狙う。
  タイラーがバックを取り返す。
  シェリーがバックを取るとセイビンが離れて延髄切り。
  シェリーがジャーマン。セイビンがドラゴン・スープレックス。カウントは2。
  セイビンが複雑なサブミッション。
  タイラーはセイビンをコーナーにぶつけて逃れるとスーパープレックスを狙う。
  シェリーは妨害すると邪魔しようとしたジェイコブスにもドロップ・トー・ホールド。
  タイラーを逆さづりにしジェイコブスの上にかぶせるとドロップ・キックの連奏。
  シェリーがタイラーに雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  タイラーはロープを掴んで自爆させるとスプリングボード式の技へ。
  シェリーが避けると同時にボーダー・シティ・ストレッチ。
  事前にタッチしていたジェイコブスがダイビング・エルボー・ドロップでカットを狙うも避けられ自爆。
  ジェイコブスにセイビンがダイビング・レッグ・ドロップを狙う。
  避けられるもタイラーにヒット。
  ジェイコブスはセイビンを落とすとシェリーにコントラ・コードを狙う。
  シェリーがツームストンの体勢に切り返しコーナーに叩きつける。
  ジェイコブスがシェリーにセカンド・ロープから飛びかかりデッド・エンドに捕らえる。
  シェリーは逃れるとボーダー・シティ・ストレッチ。
  ジェイコブスが再びデッド・エンド。
  シェリーが体を起こした所でセイビンがスピン・キックでカット。
  コーナーのジェイコブスにセイビン、シェリーが同時にビッグ・ブーツ。
  セイビンがジェイコブスに雪崩式の技を狙う。
  ジェイコブスがサミングで防ぎダイビング・クロス・ボディへ。
  セイビンは受け流すとバック・ブリーカーから
  セイビンの技も加えてチェーンさせるとシェリー・ショックに持っていく。
  カバーするもタイラーがカット。
  タイラーは相手の攻撃を誤爆させるとスプリングボード式ダブル・クローズライン。
  セイビンを肩車しドゥームス・デイ・ヘッド・シザースを決める。
  タイラーはシェリーにコーナーへのパワー・ボム。
  ビッグ・ブーツにフロッグ・スプラッシュと続け
  最後はジェイコブスがダイビング・セントーン。
  カバーするもカウントは2。
  ならばとタイラーがフェニックス・スプラッシュへ。
  シェリーは避けると着地したタイラーにクローズライン。
  ジェイコブスとシェリーが殴り合う。
  ジェイコブスがロープに走る。
  セイビンはシェリーをどかすとカウンターでスピン・キック。
  ジェイコブスにスーパー・キック+延髄切りを放つ。
  ジェイコブスは避けるとシェリーに蹴りを入れセイビンにコントラ・コード。
  そのままシェリーにヘッド・シザースを決める。
  タイラーが抱えたシェリーにダイビング・セントーン。
  セイビンがジェイコブスの脚にしがみつき妨害。
  タイラーは続けて投げ技に持っていこうとしている。
  シェリーは逃れるとジェイコブスを蹴りつけてのトルネードDDT。
  シェリーがジェイコブスにスーパー・キックからコントラ・コードへ。
  防がれるも蹴りつけコントラ・コードを決める。
  カバーするもカウントは2。
  ダイビング・セントーンへ。
  シェリーは両膝を立てて防ぐとコーナー上へ。
  タイラーが捕まえ雪崩式の技を狙うも場外に落とされる。
  その隙に回復したジェイコブスがスーパープレックスを狙う。
  セイビンがジェイコブスにパワー・ボムを狙う。
  シェリーが雪崩式スライス・ブレッドの体勢に変える。
  タイラーが妨害する。
  ジェイコブスがセイビンにハリケーン・ラナ。
  セイビンがジェイコブスにクローズライン。
  タイラーがセイビンにビッグ・ブーツ。
  シェリーがタイラーにダイビング・バック・エルボー。
  ジェイコブスがシェリーにスピアー。
  全員ダウン。
  ジェイコブスがシェリーにセカンド・ロープから飛びかかる。
シェリーは受け止め背中に抱える。
  セイビンと協力してフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  シェリーがジェイコブスに2K1ボムを決めカバー。
  タイラーが邪魔したセイビンを押し飛ばしシェリーにぶつける。
  タイラーがセイビンにフィッシャーマンズ・バスターを狙う。
  セイビンは逃れるとクレイドル・ショックで葬る。
  ジェイコブスに延髄切り+スーパー・キックを決めカバー。カウント2。
  セイビンが場外のタイラーにブランチャを狙うも避けられ自爆。
  シェリーがジェイコブスにパーフェクト・ドライバーを狙う。
  ジェイコブスは逃れるとデッド・エンド。
  セイビンがカットしようと手を伸ばすも届かずシェリーのタップ・アウト!
  AOTFの勝利!
  観客席からはゴミが投げ入れられる。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ペレ・プリ モー、ミッチ・フランクリン、エルニー・オシリス対ダニー・ダニエルズ、マイケル・ エリン、マイケル中澤

リェット・タイタス対サイラス・ヤング

ジグソウ対ジョーイ・マシュー ズ

ナイジェル・ マッギネス、クラウディオ・カスタニョーリ対ケビン・スティーン、エル・ジェネリ コ

フォールズ・カウント・エニ ウェア:デリリウスネクロ・ブッチャー

クリス・ヒーロー、ブレント・オルブライト対ジャック・エヴァンス、ラッカス

ブ リスコ・ブラザーズ対オースチン・エリーズ、飯伏幸太→詳細

ジミー・ジェイコブス、タイ ラー・ブラック対モーター・シティ・マシンガンズ→詳細

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