ROH 08年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
ROH:Injustice 4/12/08
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
約2時間45分です。

@エル・ジェネリコ対ジャック・エヴァンス
 久しぶりにROH登場のエヴァンスが
 身体能力を更に広く適用した新スタイルを見せ
 最後は1試合目にもかかわらずブレーン・バスタァァァァァァーを受けて見せました。
 エヴァンスらしいと言えばエヴァンスらしいですね。
 平均レベル。 

Aジグソウ対ミッチ・フランクリン
 フランクリンの小ささでシングルだと
 どうしても試合内容が限られてしまうのが辛いですね。
 彼らのようなクルーザー級の下の階級に
 焦点を当てた団体を誰か作らないかな〜。
 悪い試合。

Bクリス・ヒーロー、エディ・エドワーズ対エリック・スティーブンス、ペレ・プリモー

 S&Sのエースにもかかわらずヘタレ役に落ち着き
 3試合目というステージが似合ってしまっている
 ヒーローのいつもの試合です。
 平均レベル。

Cデリリウス対ブレント・オルブライト
 このカードでつかみがグラウンド・ヘッド・ロック→グラウンド・ヘッド・シザース
 →跳ね上げるの攻防なんてありえないですよ。
 ハングマン3のせいでオルブライトは魅力であるドミネイト力が落ちてしまっていますね。
 S&S加入で輝きを取り戻す事を期待です。
 悪くない試合。

DノーDQ:ロデリック・ストロング対ネクロ・ブッチャー

 観客席裏の薄暗い所でチョップやパンチを打ち合う様は中々絵になっていますね。
 リングに戻ってからは椅子トラップを使用します。
 最後はスティーブンスによるテーブル葬で幕を閉じましたが
 ネクロの試合においてフィニッシュはそれ程重要でないので許容可。
 平均的な良試合です。

Eクラウディオ・カスタニョーリ対飯伏幸太
 特に体格差を入れることもなく
 むしろ飯伏が蹴りとハイ・フライングで押し気味に進めた一戦。
 良い一進一退の攻防が多く見られましたが
 リチャーズ戦のような特別なレベルには今一歩届かず。
 知名度の低さが奇抜なムーブの価値を高める分
 クライマックスの構成に既視感を若干与えていますしね。
 グッド・マッチに少し届かず。 

 タミーがエリーズを捜し求めてリングに現れる。
 スウィニーがサラを連れて登場。
 ディーバ養成所の教官になり、サラをディーバにして欲しいと頼むが
 サラが反発して去っていく。
 タミーは金次第で引き受けるという。

FROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ケビン・スティーン
 ナイジェルの試合がクオリティとは別の面でマンネリ化の兆候が見られるのは
 先日記した通り。
 しかしながら今回は良かったですね。
 お約束として腕攻めはやっぱり使用するのですが控えめに抑え
 チープ・フィニッシュや心理戦含めヒール・プレイにより重点を置いており
 カナダ用の売りカードにしたいという目論見も成功です。
 グッド・マッチに少し届かず。
 試合後CCがナイジェルとの王座戦を求めるもナイジェルは応じず。

Gタッ グ王座戦:デイビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ(ch)対ブリスコ・ブラザーズ→
詳細
 リチャーズ、ロメロ共に個性も安定性もあるのに
 タッグ・チームとして色、華をもてない所にNRCの閉塞感がある。
 ブリスコズも再びタッグ要素を上手く使えるようになっているのに
 同じくマンネリ感は否めません。
 そのせいでしょうね。
 良い物が多く見られるにもかかわらず
 構成としてはもう1つで、試合が積み重なっていかず
 特別な試合にはなりませんでした。
 中々良い試合ではあるのですけれど。
 

総評
 目玉試合はないものの後半のクオリティは高く
 悪くない大会ではあるかと。
 
DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
エル・ジェネリコ対ジャック・エヴァンス

ジグソウ対ミッチ・フランクリン

クリス・ヒーロー、エディ・エドワーズ対エリック・スティーブンス、ペレ・プリモー

デリリウス対ブレント・オルブライト

ノー DQ:ロデリック・ストロング対ネクロ・ブッチャー

クラウディオ・カスタニョーリ 対飯伏幸太

ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ケビン・スティーン

タッ グ王座戦:デイビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ(ch)対ブリスコ・ブラザーズ→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 タッグ王座戦:デイビー・リチャーズ、 ロッキー・ロメロ(ch)対ブリスコ・ブラザーズ
 
  ロメロ対ジェイで試合開始。
  ロメロがいきなりアーム・バーに捕らえ、ジェイがすぐにロープに脚をかける。
  ロメロがショルダー・タックルを決めるもジェイは倒れない。
  ロープ・ワークからヘッド・シザースを決めるとアズーカ。
  ジェイがその隙を突いてヘッド・シザースを決めるとアズーカを真似る振り。
  フォア・アームズの打ち合いからジェイがバック・エルボー。
  交代したマークが攻める。
  ロメロはロープに逃げると共に奇襲しリチャーズと交代。
  殴り合いからリチャーズがショルダー・タックルを決めるも倒れない。
  ロープ・ワークからリチャーズがキッチン・シンク。
  ジェイが体を挟んでマークのアイリッシュ・ウィップを防ぐ。
  マークは同じ事を狙ったロメロを蹴りつけるとリチャーズを丸め込む。カウント2。
  交代しリチャーズにダブル・ショルダー・タックルを決める。
  連携攻撃を活かし攻めていく。
  リチャーズがジェイにフロント・スープレックスを狙う。
  体勢を入れ替えられるもロープ際に歩み寄り耐える。
  そこにロメロがスプリングボード式ドロップ・キック。
  ジェイはロメロを自陣に振る。
  マークにロメロをロープに振らせニー・ストライク。
  交代したマークは場外で休んでいたリチャーズにトペ・コンヒーロを決める。
  場外で4人の乱闘。
  マークはロメロをリングに戻すとスプリングボード式の技へ。
  ロメロがカウンターでガット・バスター。
  リチャーズがマークを降ろして羽交い絞めにする。
  そこにロメロがトペ・スイシーダ。
  リングに戻し連携技を決めていく。
  マークは避けて同士討ちにするとタッチ。
  しかしレフェリーの目をそらされ無効。
  リチャーズが雪崩式の技を狙う。
  マークは抵抗しリチャーズをロープの上に落とす。
  ロメロが入ってきて控えのジェイにフォア・アームズ。
  コーナー上のマークにも襲いかかろうとする。
  マークはコーナー上から飛ぶとエプロンに戻っていたジェイにタッチ。
  ジェイが勢い良く攻めていく。
  リチャーズと技を防ぎあう。
  リチャーズがスーパープレックスを狙う。
  ジェイは防ぐと逆に雪崩式フェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  リチャーズにレイザーズ・エッジ+ネック・ブリーカーを狙う。
  ロメロがジェイの脚をつかんで引き摺り下ろす。
  リチャーズがマークに延髄切り。
  マークがムーンサルトへ。
  リチャーズは両脚を立て迎え撃つとボストン・クラブ。
  カットしようとしたマークはロメロがアーム・バー。
  マークがロープを掴む。
  リチャーズはロメロを持ち上げるとマークにドロップ・キックを叩き込もうとする。
  マークはリチャーズに延髄切りを決め落とす。
  ロメロをレイザーズ・エッジの体勢に持ち上げる。
  ジェイがリングに入ってきてネック・ブリーカー。
  カバーするもカウントは2。
  交代したジェイがジェイ・ドリラーを狙う。
  逃れられるもデス・バレー・ドライバー。
  リチャーズがジェイにコーナーへのフィッシャーマンズ・ベリー・トゥー・ベリー。
  マークがリチャーズにスプリングボード式サイド・キック。
  ロメロがマークに蹴りを叩き込み全員ダウン。
  フォア・アームズを打ち合う。
  リチャーズ、ロメロがロープに走る。
  ブリスコズはスーパー・キックで迎え撃つ。
  マークがロープに走る。
  リチャーズが追いかけ道連れクローズライン。
  ジェイがロメロにデス・バレー・ドライバーを決めカバー。カウント2。
  ならばとスプリングボード式ドゥームスデイ・デバイスを狙う。
  リチャーズがマークの脚をつかんで妨害。
  ロメロも後ろに逃れジェイにタイガー・スープレックス。
  更にドゥームスデイ・ニー・ストライクを決めカバー。
  マークがカット。
  リチャーズはマークを場外に落とすとパイル・ドライバー。
  ジェイとロメロが張り手を打ち合う。
  ジェイは蹴りを受け止めるとジェイ・ドリラー。
  カバーするもカウントは2。
  ならばとスプリングボード式ドゥームスデイ・デバイスを叩き込む。
  マークはそのままリチャーズにブランチャを決めカットを防ぐ。
  ジェイがカバーし1,2,3!
  ブリスコズが新タッグ・チャンピオンに!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

エル・ジェネリ コ対ジャック・エヴァンス

ジグソウ対 ミッチ・フランクリン

クリス・ヒー ロー、エディ・エドワーズ対エリック・スティーブンス、ペレ・プリモー

デリリウス対ブ レント・オルブライト

ノー DQ:ロデリック・ストロング対ネクロ・ブッチャー

クラウディオ・カスタニョーリ 対飯伏幸太

ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ケビン・スティー ン

タッ グ王座戦:デイビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ(ch)対ブリスコ・ブ ラザーズ(新チャンピオン!)詳細

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