TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2019年 →PWG:Battle of Los Angels Night One 9/19/19

PWG:Battle of Los Angels Night One 9/19/19の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@BoLA1回戦:Aキッドvs.ラッキー・キッド
ABoLA1回戦:ブロディ・キングvs.ケイヴマン・ウーグ
BBoLA1回戦:ドラゴン・リーvs.レイ・ホーラス

Cアレックス・ゼイン、ジョーイ・ジャネラvs.ブレイク・クリスチャン、トニー・デッペン
 ゴング後から4人で動き、
 打ち上げられての雪崩式ラナに場外スープレックスと
 一気に盛り上げていきます。

 中盤が不安な面子でしたがジャネラがどっしりと落ち着けます。
 デッペンも安定していましたね。

 タッグ・プレイヤーではないので
 タッグの完成度は特別凄くはないですが、、
 スポットを引き立てるベースをちゃんと作ったことには好感がもてます。

 そしてスポットは飛び切りのものを用意しています。
 ただスポットの性質が似通っているので
 試合時間を延ばしてニア・フォールを続ける中で、
 ギア・チェンジをしたり、疲労感が出せない欠点もありました。

 中々良い試合。

DBoLA1回戦:ダービー・アレンvs.ブラック・タウルス
 タウルスがゴングが鳴るなりキャノン・ボール。
 コフィン・ドロップを受け止めジャーマンなど
 無茶苦茶な派手なスポットで
 スケール感のあるドミネイトを見せます。

 最高に絵にはなっている一方で
 攻防の作り方は拙く
 バックグラウンドの違いが影響しているのでしょうか。

 タウルスは何だかんだルチャ・スタイルなので
 攻防合わせが上手くいかないと
 終盤にかけてのギアがあがっていかない。
 その結果として最後は微妙なフィニッシュで浮いていました。

 中々良い試合。

EBoLA1回戦:ジョナサン・グレシャムvs.アルテミス・スペンサー

FBoLA1回戦:ジェフ・コブvs.関本大介
 定番のショルダー・タックルの耐え合いから関本が腰攻め。
 どちらもテンプレートを抜け出さないクオリティ。
 
 コブの不器用さが際立ちますね。
 関本と肉弾戦をするポテンシャルもあるはずなんですが。

 腰の痛みの表現をしっかりしないなら
 強さを見せ付けて欲しかった。
 曲がりなりにもPWG王者ですからね。

 関本のパワフルなムーブで盛り上がりましたが、
 終盤の鬩ぎあいは余りなく、
 ワン・オブ・ゼムに埋もれてしまう内容。

 平均的な良試合。

Gルチャ・ブラザーズ(ペンタ・エル0M、レイ・フェニックス)vs.メクサブラッド(バンディード、フラミータ)
 彼らならではのキャンセラーを使った演舞。
 セコンド参加しての4人の攻防から
 キレのある連携技までしっかり魅せます。

 ただ全員ズレともたつきがあるかなと思ったら
 意図的にスポットを被せずに分離させていますね。

 彼らにしては珍しい取り組みですが、
 プロレス的に完成度が上がっている訳ではないので
 いつものようにスポット・フェストに寄せて
 熱狂の波に乗っていった方が良かったのでは。
 
 同時に両肩に飛び乗ってスパニッシュ・フライなど
 独創的なスポットは盛り上がっていましたからね。

 中々良い試合。
 (執筆日:2/?/20)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@BoLA1回戦:Aキッドvs.ラッキー・キッド
ABoLA1回戦:ブロディ・キングvs.ケイヴマン・ウーグ
BBoLA1回戦:ドラゴン・リーvs.レイ・ホーラス
Cアレックス・ゼイン、ジョーイ・ジャネラvs.ブレイク・クリスチャン、トニー・デッペン
DBoLA1回戦:ダービー・アレンvs.ブラック・タウルス
EBoLA1回戦:ジョナサン・グレシャムvs.アルテミス・スペンサー
FBoLA1回戦:ジェフ・コブvs.関本大介
Gルチャ・ブラザーズ(ペンタ・エル0M、レイ・フェニックス)vs.メクサブラッド(バンディード、フラミータ)