TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2019年 →PWG:Sixteen 7/26/19

PWG:Sixteen 7/26/19の分析


名勝負 なし
好勝負 バンディード、フラミータ、レイ・ホーラスvs.ブラック・タウルス、ラレド・キッド、プーマ・キング

@トレイ・ミゲルvs.アンディ・ブラウン
Aダーク・オーダーvs.ベスト・フレンズ(チャック・テイラー、トレント)

Bダービー・アレンvs.MJF
 MJFが存分に魅力を振る舞い、
 ヘタレて、試合の主導権を握り、
 観客、アレンを煽ります。
 ただ自分のスタイルが明確で、その実現の為に動く中で、
 相手を活かすという発想が二の次になってしないか。
 そこがこれからの課題でしょうね。

 アレンが脚を痛める要素で
 相性の良いマッチアップに深みを加えましたが、
 最後が椅子絡めて演出が表に出すぎて終わった印象。

 MJFのシングルでは3番目くらいに良い内容でしたね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Cバンディード、フラミータ、レイ・ホーラスvs.ブラック・タウルス、ラレド・キッド、プーマ・キング
 演舞の中に控えも絡めて序盤から派手にかまします。
 3人目が何故そこにいる必要があるのかの必然性が弱いところは
 スポットフェストの誹りを免れないものの
 革新的で、様式美のある技の数々が披露されました。
 肩車された人が肩車し、その上にドゥームズデイデバイスとかね。

 あとはAAAでも絶賛ブレイク中のタウルスですね。
 軽量級にヘビー級が紛れ込んでいるよううなものとはいえ
 彼の圧倒的存在感は素晴らしかった。

 PWGが時々生み出す上質なスポットフェストながら
 試合時間14分で満腹感には至らないし、
 スポットフェストで後に残るものが少ないしで、
 メルツァーの5スターマッチには異論しかない。
 ぎりぎり好勝負。

Dジョーイ・ジャネラvs.ジャングル・ボーイ
Eブロディ・キングvs.デイヴィッド・スター

Fタッグ王座戦、ラダー・マッチ:ラスカルズ(デズモンド・エグゼヴィアー、ザッカリー・ウェンツ)(ch)vs.LAX(オーティズ、サンタナ)
 初めから乱闘を始め椅子にラダー。
 カオスなタフファイトはLAXの得意とするところですね。
 試合運び、スポットの作り方、共に申し分ありません。

 ラスカルズは予め考え抜いてきたムーブを幾つも披露。
 最後のフィニッシャーも迫力ありましたね。

 ただダメージ表現が甘すぎ。
 ハードコアだからと適当にこなすには
 ビジュアルで普通に体格差を感じてしまうマッチアップです。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:11/?/19)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@トレイ・ミゲルvs.アンディ・ブラウン
Aダーク・オーダーvs.ベスト・フレンズ(チャック・テイラー、トレント)(DQ)
Bダービー・アレンvs.MJF
Cバンディード、フラミータ、レイ・ホーラスvs.ブラック・タウルス、ラレド・キッド、プーマ・キング
Dジョーイ・ジャネラvs.ジャングル・ボーイ
Eブロディ・キングvs.デイヴィッド・スター
Fタッグ王座戦、ラダー・マッチ:ラスカルズ(デズモンド・エグゼヴィアー、ザッカリー・ウェンツ)(ch)vs.LAX(オーティズ、サンタナ)