TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2017年 →PWG:Battle of Los Angeles Night Two 9/2/17

PWG:Battle of Los Angeles Night Two 9/2/17の分析


名勝負 なし
好勝負 BoLA1回戦:サミー・グアヴァラvs.ジョーイ・ジャネラ

ザ・エリート(ケニー・オメガ、ヤング・バックス)vs.フラミータ、ペンタ・エル0M、レイ・フェニックス

@BoLA1回戦:ドノヴァン・ダイジャックvs.トレヴァー・リー

ABoLA1回戦:サミー・グアヴァラvs.ジョーイ・ジャネラ
 トペコンの打ち合いからスタートすると
 グアヴァラが思い切りの良い攻めを。
 対するジャネラはレスラーとしてのポテンシャルは
 少しグアヴァラに劣ることは否めませんが、
 ならばと得意の椅子を持ち出して対抗。
 普通に立てた椅子へのDVDなど
 クレイジーなスポットに身を投じていく
 若手らしいスーサイド・タフ・マッチ。
 最後もクレイジーなフィニッシュで
 アンダーカードと侮っていた観客を熱狂の渦に巻き込みました。
 ぎりぎり好勝負。

BBoLA1回戦:トラヴィス・バンクスvs.マーク・ハスキンス

Cリーダーズ・オブ・ザ・ニュー・スクール(マーティ・スクール、ザック・セイバーJr.)vs.リコシェ、マット・サイダル
 LotNSが奇襲を仕掛け、
 チーム同時トペコンのスポットで盛り上げます。
 今回は完全にヒールとしての立ち位置で
 最低限のスポットで上手くヒールを表現していたのが見事。
 リコシェは2人と手も合い良い攻防を見せていましたね。
 一方でサイダルに関しては思ったよりスイングせず、
 ギアがかかりきらない原因になっていた印象です。
 中々良い試合。

DBoLA1回戦:ジェフ・コブvs.サミ・キャリハン

EBoLA1回戦:マット・リドルvs.マイケル・エルガン
 スケールの大きさを感じさせるスポット作りを意識。
 しかしそれ以外の試合運びでは高まりが余りないんですよね。
 エルガンがハリケーン・ラナを仕掛けリドルが場外にまで転落したり、
 スポットはこんなことするのか、と驚きを与えてくれるものの
 その点が繋がらず最後まで来てしまった印象。
 平均的な良試合。

FBoLA1回戦:キース・リーvs.ウォルター
 BtBを食らっても起き上がったり
 チョップを打ち合ったりと
 ビッグ・マンの真っ向からの激突。
 ただ今回は機動力を余り活かさず、
 普通に疲労感が積み重なっていく
 シンプルなタフ・マッチに仕上げているため、
 意表を突く要素が少ないのは勿体無い印象です。
 もっと跳ねそうな気配はあったんですが。
 中々良い試合。

Gザ・エリート(ケニー・オメガ、ヤング・バックス)vs.フラミータ、ペンタ・エル0M、レイ・フェニックス
 3人同時ダイブというキレキレのハイ・フライから
 腕折を間違えて味方にやる伝統芸まで。
 幅広くエンターテインな内容に仕上げています。
 ヤング・バックスのタッグとしての鉄板具合は元より
 最近タッグを頻繁に組むペンタ、フェニックスも
 タッグとして良い試合運びを見せていましたね。
 後半はタッグではないトリオならではの
 ジェットコースターのような攻防。
 それも単純な打ち合いではなく千変万化して見せました。
 最後は少し煮詰まった感はあるも凄い攻防でした。
 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:11/?/17)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@BoLA1回戦:ドノヴァン・ダイジャックvs.トレヴァー・リー
ABoLA1回戦:サミー・グアヴァラvs.ジョーイ・ジャネラ
BBoLA1回戦:トラヴィス・バンクスvs.マーク・ハスキンス
Cリーダーズ・オブ・ザ・ニュー・スクール(マーティ・スクール、ザック・セイバーJr.)vs.リコシェ、マット・サイダル
DBoLA1回戦:ジェフ・コブvs.サミ・キャリハン
EBoLA1回戦:マット・リドルvs.マイケル・エルガン
FBoLA1回戦:キース・リーvs.ウォルター
Gザ・エリート(ケニー・オメガ、ヤング・バックス)vs.フラミータ、ペンタ・エル0M、レイ・フェニックス