TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2017年 →PWG:Nice Boys (Don't Play Rock N' Roll) 3/18/17

PWG:Nice Boys (Don't Play Rock N' Roll) 3/18/17の分析


名勝負 なし
好勝負 ベスト・フレンズ(チャック・テイラー、トレント)vs.リーダーズ・オブ・ザ・ニュー・スクール(マーティ・スクール、ザック・セイバーJr.)

タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.マット・サイダル、リコシェvs.ペンタ・エル0M、レイ・フェニックス

@ブライアン・ケイジvs.キース・リーvs.サミ・キャリハン
 異人が大技を繰り出し合う空間を愉しむ試合。
 これはキースが輝きますね。
 サミやケイジもテンション高く付き合っていましたが、
 主役はやはりキースだったように思います。
 最後はケイジとキースのぶつかり合い。
 比較的手短にまとめましたが、
 この2人の本気のぶつかり合いは1回組んでみて欲しいですね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Aチョーズン・ブラザーズ(マット・リドル、ジェフ・コブ)vs.OI4K(デイヴ・クリスト、ジェイク・クリスト)
Bリオ・ラッシュvs.トレヴァー・リー
Cシェイン・ストリックランドvs.デズモンド・エグゼヴィアー

Dベスト・フレンズ(チャック・テイラー、トレント)vs.リーダーズ・オブ・ザ・ニュー・スクール(マーティ・スクール、ザック・セイバーJr.)
 LOTNSは今回ヒールの役回りのようで
 序盤に試合放棄して明確化。
 これをBFは2人して10カウント・パンチを叩き込んで盛り上げますが
 形骸化せず荒っぽい雰囲気も作っているのが上手い。
 LOTNSがトレントを捕まえ腕攻め。
 タッチできるかできないかという古典的な焦らしの手法を使い、
 ホット・タッグ前は現代的な過激な連携技で追い込みヒートを買います。 
 ようやくタッチ成功でチャックが出てくるわけですが、
 ここでの立ち振る舞いは見事なもの。
 長い下積みを経てキャリアを重ねてPWG王座に挑むまでになった
 今だからできるものでChikaraやIWA-MS時代から見ている者には感慨深い。
 終盤においておトレントの腕狙いの要素を忘れなかったりと
 丁寧に攻防をつむぎあげていて好印象のタッグ・マッチ。
 文句なしに好勝負です。

Eタッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.マット・サイダル、リコシェvs.ペンタ・エル0M、レイ・フェニックス
 スタンディングSSP自爆を連鎖していったり、
 6人同時にドロップ・キックしたりと
 4コーナーズではないのでPWGらしい
 ハチャメチャなお祭り試合となっています。
 ただ常に凄いスポットが見られるものの
 そこを1vs.1vs.1のシチュエーションを活かして
 メリハリをつけて欲しかったところ。
 常に凄いというのは裏を返すと見てて疲れたり、退屈したりする要素もあります。
 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:5/?/17)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ブライアン・ケイジvs.キース・リーvs.サミ・キャリハン
Aチョーズン・ブラザーズ(マット・リドル、ジェフ・コブ)vs.OI4K(デイヴ・クリスト、ジェイク・クリスト)
Bリオ・ラッシュvs.トレヴァー・リー
Cシェイン・ストリックランドvs.デズモンド・エグゼヴィアー
Dベスト・フレンズ(チャック・テイラー、トレント)vs.リーダーズ・オブ・ザ・ニュー・スクール(マーティ・スクール、ザック・セイバーJr.)
Eタッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.マット・サイダル、リコシェvs.ペンタ・エル0M、レイ・フェニックス(新チャンピオン!)