IWA-MS:Best of King of the Deathmatches 2020の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@KotDM1回戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:SHLAK vs.カサノヴァ・ヴァレンタイン(7/31/20)
IWA-MS伝統の椅子に座って殴り合いからスタート。
コロナ禍で鬱積した中でのKotDMということで
ファンも十分量の凶器を用意しており、
その凶器を手抜きなくこなしていきましたね。
攻守の入れ替え方はいまいちですが、
不器用な削り合いで00年代前半のIWA-MSテイストに溢れています。
カサノヴァは堂とした佇まいで
今やデス・マッチのメジャー・シーンを連ねる一人になりましたね。
SHLAKは大雑把ですが、そこも彼の魅力なので良いか。
とはいえ最後のビニール袋ネタの見せ方だけは
もう少しリアリティが欲しい気もする。
好勝負に届かずも中々良い試合。
AKotDM決勝、ハウス・オブ・ホラーズ:SHLAK vs.エリック・ライアン(8/1/20)
形式柄吊り下げられている蛍光灯から割っていく形。
これまでの傷もあるので早々に血が滴って
決勝っぽい絵面にはなっています。
しかしアクションとしては不十分な状態で均衡が崩れ、
SHLAKのファイヤー・エルボー、そしてペイジらの乱入。
その後もライアンがガラスを割りつつトペコンを決める格好良いスーサイド・ムーブのはずが
ガラスにはねのけられSHLAKに届かないという間抜けムーブになったりと
全然まともになれないままブックの乱入だけが目立って幕引き。
勝ち上がるべき2人が上がってきた決勝で
乱入要素があっても良いけれど
それにしたってこの内容は残念過ぎる、と言わざるを得ない。
少し悪い試合。
(執筆日:8/?/20)
注目試合の詳細
なし試合結果
@KotDM1回戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:SHLAK vs.カサノヴァ・ヴァレンタイン(7/31/20)AKotDM決勝、ハウス・オブ・ホラーズ:SHLAK vs.エリック・ライアン(優勝!)(8/1/20)