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DVD 名
IWA-MS:Prince of the Deathmatches 4/23/10
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
レビュー
2枚、約3時間20分です。

デス・マッチ・ファイター発掘トーナメントを開催。優勝者はKOTDMに参加する資格をゲットできます。

@1回戦、バーブド・ワイヤー・マッドネス:マーカス・クレインvs.ディクシーランド・デストロイヤー
 イアンに連勝を続けてきたデストロイヤーが、見てられない熱戦の末敗北。
 なんでトーナメントに入れてしまったのやら。
 ひどい試合。

A1回戦、カート・ヘニング・ドランケン・タイ・ペイ・デス・マッチ:ネイル・カッターvs.ジョン・モクスリー
 ネイルが体を張っているのは分かるがドランケン・ルールによりその頑張りが試合に還元されません。
 そのドランケン・ルールもネイルは途中で酒を飲まずに捨てていたし(レフェリーは普通に目撃)、
 終盤では酒すら渡されず、と雑なやり方。
 大仰な受けが持ち味のモクスリーを酔っ払わせたら面白いのではないか、という思いつきだけで全く詰めていない内容。
 2つの意味で”痛い”茶番でした。
 悪い試合。

B1回戦、バーブド・ワイヤー・キャンバス・テキサス・ブル・ロープ:ロン・マーシスvs.ブライアン・ゴット
 有刺鉄線は自分達のインパクト不足を補う+αに過ぎない、と位置づけて
 自分が慣れ親しんだプロレスの範疇で試合を進めたため、
 他と違ってちゃんと成立している試合になっています。
 またマーシスはモクスリーと似たスタイルでちょっと興味を引かれました。
 悪くない試合。

C1回戦、ベアフット・サムタック&ライト・トューブス:カイル・スレットvs.サイモン・セッズ
 素人には難しい形式だったと同情はするが、
 危惧通り動きが落ちて凡庸に終わったのは事実なのだから言い訳するなかれ。
 悪い試合です。

Dライト・ヘビー級王座戦:ライアン・フェニックス(ch)vs.JCベイリー
 決して優れた動きをした訳ではないけれども
 ベイリーは元気な姿を見せていて、外れもしない。
 一方でフェニックスは自分の領域に引きずり込めないと王者として魅せれなさそうな頼りない印象を受けましたね。
 少し悪い試合です。

Eマット・ケイジ、フーリガンズvs.イアン・ロッテン、サル・トマセーリ、ダン・ザ・マン
 DTMの孤立が大きなウェイトを占めています。
 DTMは立ち位置を忠実に守っていて観客を引き込めるレスラーですので、
 フーリガンズとの抗争でフィーチャーし化けさせるべきですね。
 試合の構成としては序盤の茶番がいらないのと、
 長すぎる孤立含めもう少しコンパクトに減量化すべき。
 少し悪い試合。
 試合後フーリガンズらはシリンジをイアンの頬、鼻に突きたてる、というTJの2番煎じを。
 ベイリーが現れるとフーリガンズらは逃げていく。

Fサブーvs.ドレイク・ヤンガー
 ヤンガーがレベルを下げて攻防を生み出し流血で何とか形をつけています。
 サブーはもう試合では魅せれそうにないですが
 丸坊主+木の棒+狂乱でインパクトを残していたので
 今後はシークやアビーのような存在になれそうな予感がします。
 悪くない試合。

G準決勝、アンラッキー13フィッシュ・ホックス:ネイル・カッターvs.カイル・スレット
 フィッシュ・ホックを刺すために技でダメージを与える、なんて
 試合の背後の理を彼らに見出す事はできないのでしょう。
 またフィッシュ・ホックなんて目立たないし、彼らはカメラなんて意識できないから刺す瞬間も指で隠れている。
 普通にファンズ・ブリング・ザ・ウェポンでもやらせたら良いのに。
 ひどい試合。

H準決勝、カリビアン・スパイダー・ウェブ:ロン・マーシスvs.マーカス・クレイン
 スポットに対して思い切り良く行っていたのが印象に残るも
 クレインの狂気キャラもマーシスのヒール・キャラも
 もう少し詰めれなかったかなぁ、と物足りない物を感じました。
 少し悪い試合。

I決勝、ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー・アルティメットX:ネイル・カッターvs.マーカス・クレイン
 敢えて受け合う最初の攻防にトーナメントを通しての成長を感じました。
 しかしすぐに馬鹿馬鹿しくなる。
 何故ってアルティメットXと銘打ちながらも
 資金がないために、実態はラダー・マッチ形式になっているのですが
 吊るされた契約書の高さがびっくりする程低い。
 ジャンプしたら取れそうな気がするし、
 そのためにラダーを少しでも登ったら手が届いてしまう問題っぷり。
 こんな低さにした理由は最後に明らかになりますが
 1スポットのために試合全体への集中力を殺いでどうするんだ、って話です。
 少し悪い試合。
 試合後フーリガンズがネイルをイビりに現れるもネイルは自分の力で追い払う。

@ケージ・マッチ:イアン・ロッテンvs.JCベイリー(7th Anniversary Night Two 11/15/03)
 ベイリーはレスリング技術がないし、打撃が通用する体格もない。
 その結果、受け、切り返しのない攻撃が40分の間延々と続きます。
 最後はダブルKOだし苦行以外の何物でもないですね。
 悪い試合。


総評
 クオリティは低いがコンセプトとゲスト参戦があるだけましという物。 
 (執筆日:6/10/10)
DVD Rating
☆☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
1回戦、バーブド・ワイヤー・マッドネス:マーカス・クレインvs.ディクシーランド・デストロイヤー

1回戦、カート・ヘニング・ドランケン・タイ・ペイ・デス・マッチ:ネイル・カッターvs.ジョン・モクスリー

1回戦、バーブド・ワイヤー・キャンバス・テキサス・ブル・ロープ:ロン・マーシスvs.ブライアン・ゴット
1回戦、ベアフット・サムタック&ライト・トューブス:カイル・スレットvs.サイモン・セッズ

ライト・ヘビー級王座戦:ライアン・フェニックス(ch)vs.JCベイリー

マット・ケイジ、フーリガンズvs.イアン・ロッテン、サル・トマセーリ、ダン・ザ・マン

サブーvs.ドレイク・ヤンガー

準決勝、アンラッキー13フィッシュ・ホックス:ネイル・カッターvs.カイル・スレット

準決勝、カリビアン・スパイダー・ウェブ:ロン・マーシスvs.マーカス・クレイン
10
決勝、ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー・アルティメットX:ネイル・カッターvs.マーカス・クレイン

ケージ・マッチ:イアン・ロッテンvs.JCベイリー(7th Anniversary Night Two 11/15/03)


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 なし




勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
1回戦、バーブド・ワイヤー・マッドネス:マーカス・クレインvs.ディクシーランド・デストロイヤー

1回戦、カート・ヘニング・ドランケン・タイ・ペイ・デス・マッチ:ネイル・カッターvs.ジョン・モクスリー

1回戦、バーブド・ワイヤー・キャンバス・テキサス・ブル・ロープ:ロン・マーシスvs.ブライアン・ゴット
1回戦、ベアフット・サムタック&ライト・トューブス:カイル・スレットvs.サイモン・セッズ

ライト・ヘビー級王座戦:ライアン・フェニックス(ch)vs.JCベイリー

マット・ケイジ、フーリガンズvs.イアン・ロッテン、サル・トマセーリ、ダン・ザ・マン

サブーvs.ドレイク・ヤンガー

準決勝、アンラッキー13フィッシュ・ホックス:ネイル・カッターvs.カイル・スレット

準決勝、カリビアン・スパイダー・ウェブ:ロン・マーシスvs.マーカス・クレイン
10
決勝、ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー・アルティメットX:ネイル・カッター(優勝!)vs.マーカス・クレイン

ケージ・マッチ:イアン・ロッテンvs.JCベイリー(ダブル・カウントアウト)(7th Anniversary Night Two 11/15/03)

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