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DVD 名
IWA-MS:King of the Deathmatches Night Two 6/5/10
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
レビュー
2枚、約2時間40分です。

@マーカス・クレインvs.サイモン・セッズ
 クレインを呼ぶならスレットの代わりにトーナメントに入れれば良いじゃない。
 通常形式ではただ奇声を上げてるだけの選手だものなぁ。
 ひどい試合。

Aジョナサン・グレシャムvs.タイラー・ブラック
 グレシャムはダイブだけでなく切り返しのアンクル・ロック等も非常に綺麗なので驚きました。
 ここまで広範囲な技を扱える人もそういないんじゃないかな。
 ただ技のコピーキャットに過ぎないですし、
 その節操の無い持ち技はスタイルとしての不完全さを感じさせます。
 タイラーは非常に充実した動きを見せていますが、イアンの要求に素直すぎる。
 明らかな違和感を覚え、ノレない程、
 一進一退且つ長い終盤となっています。
 平均レベル。

B2回戦、ライト・チューブ・ログ・キャビンズ:ネイル・ダイアモンド・カッターvs.WHACKS
 櫓への3つのスポットはハードで
 副業の(もうそんな認識はほとんど残ってないけど)WHACKSと軽いネイルが良くやるな、と思わせる物です。
 ただブーストに失敗している、
 初手、櫓へのサンセット・フリップ・パワー・ボムは余りに風情が無い。
 悪くない試合。

C2回戦、バーブド・ワイヤー・ストラップ:JCベイリーvs.ニック・ゲイジ
 ゲイジが不満キャラを出し、終盤で迫力ある大技を出しています。
 ベイリーは最近のヒール的状況を考慮すると
 もっとベビーフェイスとして受け入れられるために何かを見せる必要があったけれど、
 試合を通して安定したハードコアっぷりを見せてくれました。
 バーブド・ワイヤー・ストラップという題目はまるで使われた印象が残っていないが、まあまあ良い試合。

D2回戦、チェア対バット:ボールズ・マホニーvs.ブル・ペイン
 スタイルは打撃系で、やや太り気味という欠点を抱え、固有の凶器を持つ、という点で似ている2人。
 それにふさわしい形式を用意しましたが・・・。
 難度がそれ程高くない同格の構築は出来ず。
 通常形式で組まれたマホニーが観客を満足させるために椅子を持ち出して勝利した、
 それと余り変わらないレベルの内容です。
 悪い試合。 
 
E2回戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:デヴォン・ムーアvs.ミッチ・ペイジ
 見事なまでに1ギアもかからないまま終了。
 何故か準決勝と連続で組まれている事を考慮しても微妙だなぁ。
 ひどい試合。

F準決勝、バーブド・ワイヤー・ドッグ・カラー:デヴォン・ムーアvs.ネイル・ダイアモンド・カッター
 多少雰囲気は出ているが、小さいのでインパクトが足りないし、
 この形式ではレスラーとしての能力の無さが影響するのでね。
 最後はマット・ケイジがネイルの気をそらした所からムーアがスーパー・キックを打ち込みフィニッシュ。
 少し悪い試合。
 試合後イアンがネイルに話しかけている所にケイジが再び現われ襲撃。

G準決勝、テキサス・デス・マッチ:JCベイリーvs.ボールズ・マホニー
 一応蛍光灯系が幾つか使われていますが
 マホニーにこんな形式をやらせたら予想通り単調になりますね。
 フィニッシュぐらいは納得させる一段上の物を用意しているだろうと思ったら
 ただ背中に蛍光灯を置いてのダイビング・ダブル・ストンプでした。
 マホニーは最後までゲスト接待のレベルでしたね。
 ひどい試合。

Hフーリガンズ、マット・ケイジvs.ネクロ・ブッチャー、マイケル・フェイス、チューイ・マルチネス
 アブナミドル・ストレッチを決めると客と手を数珠つなぎしたり、
 ネクロがダイブしたり、椅子を入れたりと
 トーナメントの箸休めらしいファン・マッチです。
 最後は起用され続けるのが意味不明のディクシーランド乱入で終わり。
 てっきりネイルが仕返ししにくると思ったけどね。
 悪い試合です。

I決勝、ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー・エレクトリファイド・ライト・チューブス&ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:JCベイリーvs.デヴォン・ムーア
 @有刺鉄線に勢い良くぶつかるとセットが崩れる
 Aベイリーの必殺技、ダイビング・ダブル・ストンプが使えずフィニッシュが単なる変形ブレーン・バスターと弱い、
 という形式上の2つの弱点が出ている上、
 ムーアの悪い性質が出て軽くグダグダ&緩いです。
 平均レベル程度ですね。
 ただベイリーらしい受身が幾つも見られているし、
 ベイリーが再びトップ・デス・マッチ・ファイターへと上り詰める良いステップになったのではないかと。
 試合後イアン含めて3人で乾杯。
 イアンがベイリーを称えて終了です。


総評
 DSに続きMSも低レベルでデス・マッチ界の終末を感じさせる。
 他に迷うべき候補がいないとはいえベイリーが優勝したのが救い。 
 (執筆日:7/2/10)
DVD Rating
☆☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
マーカス・クレインvs.サイモン・セッズ

ジョナサン・グレシャムvs.タイラー・ブラック

2回戦、ライト・チューブ・ログ・キャビンズ:ネイル・ダイアモンド・カッターvs.WHACKS
2回戦、バーブド・ワイヤー・ストラップ:JCベイリーvs.ニック・ゲイジ

2回戦、チェア対バット:ボールズ・マホニーvs.ブル・ペイン

2回戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:デヴォン・ムーアvs.ミッチ・ペイジ

準決勝、バーブド・ワイヤー・ドッグ・カラー:デヴォン・ムーアvs.ネイル・ダイアモンド・カッター

準決勝、テキサス・デス・マッチ:JCベイリーvs.ボールズ・マホニー

フーリガンズ、マット・ケイジvs.ネクロ・ブッチャー、マイケル・フェイス、チューイ・マルチネス
10
決勝、ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー・エレクトリファイド・ライト・チューブス&ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:JCベイリーvs.デヴォン・ムーア


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 なし




勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
マーカス・クレインvs.サイモン・セッズ

ジョナサン・グレシャムvs.タイラー・ブラック

2回戦、ライト・チューブ・ログ・キャビンズ:ネイル・ダイアモンド・カッターvs.WHACKS
2回戦、バーブド・ワイヤー・ストラップ:JCベイリーvs.ニック・ゲイジ

2回戦、チェア対バット:ボールズ・マホニーvs.ブル・ペイン

2回戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:デヴォン・ムーアvs.ミッチ・ペイジ

準決勝、バーブド・ワイヤー・ドッグ・カラー:デヴォン・ムーアvs.ネイル・ダイアモンド・カッター

準決勝、テキサス・デス・マッチ:JCベイリーvs.ボールズ・マホニー

フーリガンズ、マット・ケイジvs.ネクロ・ブッチャー、マイケル・フェイス、チューイ・マルチネス
10
決勝、ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー・エレクトリファイド・ライト・チューブス&ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:JCベイリーvs.デヴォン・ムーア

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