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DVD 名
IWA-MS:King of the Deathmatches Night One 6/4/10
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
レビュー
2枚、約2時間25分です。

@ドレイク・ヤンガーvs.ジョナサン・グレシャムvs.ジミー・ジェイコブス
 スムーズな流れながら特筆すべきものはないし予定調和ですね。
 グレシャムをプッシュする目的があるとはいえ、
 実力差を見せ付けれなかったヤンガー、ジェイコブスは情けない。
 オープニングとしては楽しめるから悪くない試合だが、
 ヤンガーがノン・トーナメントに回ってグレシャムなんかのためにフォールを取られるなんて面白くない。
 試合後イアンが褒め、ジェイコブスではなく、
 グレシャムが翌日タイラーに挑戦する事に決定する。
 
Aサムタック・グローブス&キックパッズ・オン・ア・ポール:デヴォン・ムーアvs.メイソン・カッター
 ポールに吊るさず最初から付けておくべき、と思わせましたが
 更に突っ込み所があるのは普通にリング中央に画鋲が撒かれている事。
 この2人は打撃系のレスラーではないし、普通にそこに投げた方がダメージあるでしょう。
 通常形式で期待できないカードに
 売り線の乱れたデス・マッチ形式を当ててどうなるものか。
 ひどすぎる試合です。

Bホームラン・ダービー・マッチ:ブル・ペインvs.カイル・スレット
 Prince of the Deathmatchesの準決勝に負けたスレットが参加・・・。
 トーナメントの価値がなくなるじゃないですか。
 なんでこんな事が出来るのでしょう。
 試合はスカッシュ・マッチの力関係な上、その差を活かせず、またダラダラと過ごす。
 幾つかペインの耐えシーンで見所はあるか。
 悪い試合。

Cホームレッカー・マッチ:ミッチ・ペイジvs.サイモン・セッズ
 ペイジは太りすぎ。
 いつ病院に運ばれた、ってニュースが届いても不思議ではありません。
 セッズもデス・マッチではなくハードコア・プロレスを行っていましたが
 自身がプロレスが下手という事実を忘れています。
 用意された凶器がややハードというだけで、ひどい試合。

Dファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ボールズ・マホニーvs.マイケル・フェイス
 ペイジの後だと、一線を越えた体型にはならないマホニーが凄く思えてきました。
 試合は彼らなりのペースで進め、余り無茶をしません。
 太り気味同士の凡庸な内容。
 悪い試合。

E4コーナーズ・オブ・ペイン:ネイル・ダイアモンド・カッターvs.デヴィン・カッター
 デヴィンは試合を通してムラはあるが
 意外に良い打撃スタイルをしていたりポイントを体感できていたりするんですよね。
 特に表現できていた訳ではないが
 兄弟対決という背景もあり、悪くない試合になっています。

Fルース・ライト・チューブス:WHACKSvs.チューイ・マルチネス
 チューイは脚を痛めているようで杖をついて、びっこを引いています。
 なんでこんな選手を出場させるのでしょう。
 代役が利かないレベルではないでしょう。
 ゆっくりと蛍光灯が割れるだけ。
 悪い試合。

Gバー・ルーム・ブロウル:ニック・ゲイジvs.ネクロ・ブッチャー
 リングサイドにビール瓶が置かれていますが本筋は4コーナーに立てられた4枚のガラスですね。
 と思ったら1枚も割れず、What?
 スーパープレックス含め一応予定の4回チャレンジしたけど
 割れなかったら割れるまで挑戦するのが
 デス・マッチ・ファイターとしての基本姿勢でしょう。
 持ちネタにしてもフェイス・ウォッシュ、椅子に座っての拳の応酬が無い一方で、
 何故かゲイジが串を足につきたてていたりします。
 これは違うだろ、って印象を強く受ける内容。
 少し悪い試合です。

Hノー・ロープ・バーブド・ワイヤー&ライト・チューブス:JCベイリーvs.イアン・ロッテン
 グラウンドかと思ったら火炎蛍光灯が出たり、
 はたまたベイリーに似合わぬヘッド・バッド合戦をしたと思えば2度目の火炎物となるバット。
 もう少し落ち着いてじっくり順序、構成を考えて欲しかった物ですが
 2人共IWAの源流に身を置いた泥々としたファイトで、
 CZWより更にデス・マッチ・レベルを落としながらも
 いまだ存在意義をかろうじて残している理由がここにあります。
 平均的な良試合。
 試合後フーリガンズが襲撃。
 ネイル、ネクロらが現われ追い払う。


総評
 April Bloodshowersに惹かれてしまった人は同一カードのメインがあるので
 一応候補になるかな、というレベル。
 こんなので2日制、セット販売は厳しいと思うよ。
 (執筆日:7/2/10)
DVD Rating
☆☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ドレイク・ヤンガーvs.ジョナサン・グレシャムvs.ジミー・ジェイコブス

サムタック・グローブス&キックパッズ・オン・ア・ポール:デヴォン・ムーアvs.メイソン・カッター

ホームラン・ダービー・マッチ:ブル・ペインvs.カイル・スレット
ホームレッカー・マッチ:ミッチ・ペイジvs.サイモン・セッズ

ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ボールズ・マホニーvs.マイケル・フェイス

4コーナーズ・オブ・ペイン:ネイル・ダイアモンド・カッターvs.デヴィン・カッター

ルース・ライト・チューブス:WHACKSvs.チューイ・マルチネス

バー・ルーム・ブロウル:ニック・ゲイジvs.ネクロ・ブッチャー

ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー&ライト・チューブス:JCベイリーvs.イアン・ロッテン


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 なし




勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
ドレイク・ヤンガーvs.ジョナサン・グレシャムvs.ジミー・ジェイコブス

サムタック・グローブス&キックパッズ・オン・ア・ポール:デヴォン・ムーアvs.メイソン・カッター

ホームラン・ダービー・マッチ:ブル・ペインvs.カイル・スレット
ホームレッカー・マッチ:ミッチ・ペイジvs.サイモン・セッズ

ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ボールズ・マホニーvs.マイケル・フェイス

4コーナーズ・オブ・ペイン:ネイル・ダイアモンド・カッターvs.デヴィン・カッター

ルース・ライト・チューブス:WHACKSvs.チューイ・マルチネス

バー・ルーム・ブロウル:ニック・ゲイジvs.ネクロ・ブッチャー

ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー&ライト・チューブス:JCベイリーvs.イアン・ロッテン

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