雑 感
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１枚、約２時間５分です。
①3ウェイ･ダンス：サムライ・デル・ソル対プリンス・ムスタファ・アリ対ミスター450ハメット
ルチャドール的センスの格好、ネームのサムライは余り使えないが、
アリ、ハメットのキャラが良くついたり離れたりしながら上手く試合を進めていく。
IWAらしいなと感じさせた3ウェイです。
平均レベル。
②ニンジャ・ビル対ネイル・ダイアモンド・カッター
ニンジャ･ビルのオープン･チャンレンジに登場したのはフーリガンズのネイル。
兄が試合があるんだぞ、と諌めるも
ネイルは自分の力を証明する、といって説得。
どちらもみすぼらしい動きで救いようの無い内容で、ひどすぎる試合。
試合後負けたネイルを兄がお仕置き。
ネイルが泣きつき、ひとまず仲直り。
③ジョンEキャッシュ対トロイ・ウォルターズ
トロイの試合運びが
キャッシュと余り深く付き合おうとしない形なのが気になりますね。
トロイあたりがもう少し使えるようにならないと
IWAは厳しい状況だってのに。
悪い試合。
④ライアン・フェニックス、バッキー・コリンズ対マット・ケイジ、マーカス・クレイン
素早い攻防、捻った攻防、インサイド･ワーク。
どれも彼らのレベルにあった物ではなくプロレスごっこな動き。
ひどい試合。
⑤ディクシーランド・デストロイヤー対イアン・ロッテン
重戦車対決？
ご冗談でしょう。
ディクシーランドは只の太りすぎです。
イアンがぼこぼこにのしてしまえば良かったのに。
あんな醜くセカンド･ロープにあがるレスラーもそういない。
しかし勝利までプレゼントするとは想像外。
ひどすぎる試合です。
イアンがDINGOを呼び込む。
他のレスラーも見守る中、首を怪我しているDINGOは喋りづらそうにしながらもスピーチ。
感謝の意を伝え、インディー･レスリングを見守ってくれ、と言ってIWA王座を返還しようとする。
イアンはDINGOを素晴らしいIWA王者だった、
ベルトを持っていてくれと言い、DINGOの腰に再びベルトを巻く。
正直DINGOはIWA王者になってから
スキルの伸び悩み、落ち込みが激しかったけど
IWA王者としての風格を持つ所までいっていたのは確かで、
それが聞き取りづらく内容が分からずとも
重みが伝わってくるその言葉が証明している。
もうプロレスに戻れないかもしれない、という意味合いがあったのかもしれませんが
もし戻れるならレスラーとしてIWA王座の重みを伝えて欲しい物です。
⑥フーリガンズ対ソウル・タッチャーズ
凸凹のフーリガンズとリズムのタッチャーズ共にトリオとしては機能している。
問題は見所と呼ぶべき物がないということ。
悪くない試合。
⑦ダン・ザ・マン対xOMGx
技の出来がプロレスの腕に比例するような低いレベルの試合。
ひどい試合。
まあ指相撲、腕相撲を序盤に見せているので
それがアメドラ対オメガの比較対照にはなるか？
⑧オサイラス対ネクロ･ブッチャー
もしかしてUWA-HCのオサイラスかと思っていたのだけど
力士体型をした黒人でがっかり。
しかしディクシーランドより遥かに圧力があり、
IWAのドミネイターとして地位を獲得できるかもしれない素材です。
ネクロはこの試合でも没落中。
少し悪い試合。
⑨ライト級王座戦：ジェイソン・ヘイズ（ch）対サル・トマセーリ
相変わらず淡白に見える程色の薄い
サルですがこの試合ではシャープな試合運びを見せていますね。
思わずヒールかと思ってしまう程激しい。
これにヘイズがついていければ面白い事になるのだけど
ヘイズは食われてしまって余り魅力を出せず。
しかしIWAの中では本格派な内容でした。
平均より少し上。
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総評。
基本的に復活前とは変わらない物の
これまでと同じでは駄目だ、と
軽い変化を起こそうという動きは見られる。
イアンのファンなら取り合えずお布施で手に入れてもいい大会。
（執筆日：1/17/10）
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