IWA-Mid South 2004年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:Stylin in the Summertime 7/31/04
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
準 決勝、フレイミング・テーブル・マッチ:ネクロ・ブッチャー対イアン・ロッテン(KODMT 01)→詳 細
雑 感
2枚組み約3時間45分。

1試合目−
ネイト・ウェブ対ジミー・ジェイコブス対マーク・ウルフ
 デス・マッチ・ファイターのウルフが入っている時点で期待できませんが
 予想通りぎこちない流れで3人絡みのムーブを挟んでいきます。
 悪い試合ですがそれなりに面白いですね。

2試合目−
スティーブ・ストーン対トリック・デイビス
 イアンとストーンの抗争を生むためのスカッシュ・マッチ。

3試合目−4コーナー・サバイバル:ミスチーフ対デイジー・ヘイズ対トレイシー・ブルックス対ミッキー・ナックルズ

 まだこの頃ミッ キー以外はレスラーと言えるレベルではありませんでした。 

4試合目−ライト級王座戦:デリリウス(ch)対AJスタイルズ

 まずAJの心身充実ぶりが目を見張ります。
 デリリウスもギミックを適度に使って試合を進めて行きますので
 良い試合になるかと思いきや
 盛り上げ所がずれていて、またフィニッシュも乱入絡み・・・
 平均より少し上程度。

5試合目−
ライアン・ボズ、ブラッド・ブラッドリー対ナイジェル・ マッギネス、チャド・コリヤー
 ボズ、ブラッドリーが素直に迫力に頼り
 あまり脚を引っ張らなかったので悪くない試合。

6試合目−
マット・サイダル対CMパンク→詳細
 始めのレスリン グから終始噛み合いませんでした。
 ある程度基本的枠組みに沿っているので
 そこまで悪い試合にはなりませんでしたけれど・・・
 平均レベル。
 パンクはヘッド・シザース系の受け悪いなぁ。

7 試合目−キッド・キャッシュ対ダニー・ダニエルズ対サブー
 面白いカードだなと思ってたら
 それぞれ完全に足引っ張り合ってます。
 何がしたいのかまったく見えてこない。
 どうせならサブーをメインのバーブド・ワイヤー・テーブル・マッチにいれたら良かったのに。
 ひどい試合。

8試合目−
エ リック・キャノン対ブライアン・ダニエルソン→詳 細
 アメド ラのIWAデビュー戦。
 これはという攻防、流れもないのですが
 技の一つ一つにかなり気合が入っていて
 激闘と評するにふさわしい試合となりました。
 試合後に起きたMatch of the Yearコールは大袈裟ですが
 グッド・マッチに少し届かずの中々良い試合。

9試合目−
IWA 王座戦、3本勝負:ピティ・ウィリアムス(ch)対アレックス・シェリー→詳 細
 元々セイビンの挑戦が予定されていたようです。
 試合は3本勝負なのに19分という短いのと、
 シェリーの執拗な腕攻めに対しピティがあまりに反撃しない事など
 期待通りにはいきません。
 2人の攻防は非常に素晴らしかっただけに残念でしたね。
 グッド・マッチには少し届かず。

10試合目−
バーブド・ワイヤー・テーブル・マッチ:トビー・クライ ン対マッド・マン・ポンド→詳 細
 使用可というだけで勝利条件はフォール、サブミッション。
 ポンドなんで試合としては期待できないし
 ハードコアな事を期待する訳ですが
 テーブルへの2発以外見所がなく
 もはやデス・マッチ団体ではない事を感じさせる
 ぬるい試合でした。

@
準 決勝、フレイミング・テーブル・マッチ:ネクロ・ブッチャー対イアン・ロッテン(KODMT 01)→詳 細
 暴虐のパトスを抑えきれず暴走気味のイアンが
 ネクロという最愛の相手を得て暴力を出し尽くしました。
 殴る、凶器を叩きつけるではなく
 殴り飛ばす、叩き飛ばすという方が形容としてふさわしいでしょう。
 画鋲付バットの一発にしたってあそこまでびっしり刺さる事はないですよ。
 
ほんと両者とも異形の怪物です。
 まだネクロが攻め手に欠ける部分があるのと
 こういう内容は力尽きた方が負け、というフィニッシュの方が絵になるというのが惜しい所でしょうか。
 つまる所この条件で2人とも最高の暴れっぷりをした事に変わりない。
 This is the Deathmatch!
 文句なしにグッド・マッチです。



総評。
 8,9試合目だけの大会という印象です。
 ピティ、シェリー・ファンで特典を持ってなければ購入に値するかな。 
DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ネイト・ウェブ対ジ ミー・ジェイコブス対マーク・ウルフ

スティーブ・ストーン対トリック・デイビス

4コーナー・サバイバル:ミスチーフ対デイジー・ヘイズ対トレイシー・ブルックス対ミッキー・ ナックルズ
ラ イト級王座戦:デリリウス(ch)対AJスタイルズ

ラ イアン・ボズ、ブラッド・ブラッドリー対ナイジェル・マッギネス、 チャド・コリヤー

マッ ト・サイダル対CMパンク→詳 細

キッ ド・キャッシュ対ダニー・ダニエルズ対サブー

エ リック・キャノン対ブライアン・ダニエルソン→詳 細


IWA 王座戦、3本勝負:ピティ・ウィリアムス(ch)対アレックス・シェリー→詳 細
10
バー ブド・ワイヤー・テーブル・マッチ:トビー・クライン対マッ ド・マン・ポンド→詳 細
特典
準 決勝、フレイミング・テーブル・マッチ:ネクロ・ブッチャー対イアン・ロッテン(KODMT 01)→詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 マット・サイダル対CMパンク

 
 まずはグラ ウンド・レスリングの応酬。
  サイダルが身体能力の高さで優位に進める。
  パンクは場外で間を置く。
  サイダルはドロップ・キックにダイビング・レッグ・ラリアットで先手を取る。
  パンクはハリケーン・ラナを防ぐとゴーリー・スペシャルを決める。
  サイダルは逃れるとヘッド・シザース。
  パンクはバック・ブリーカーでサイダルの動きを止める。
  フェイス・ウォッシュを狙う。
  サイダルは避けて落とすとムーンサルト。
  サイダルが雪崩式のハリケーン・ラナを狙うも
  パンクに避けられ逆さ吊りになる。  
  パンクは膝にビッグ・ブーツを入れると脚攻め。  
  サイダルが丸め込んでいくもカウントは2。
  パンクが再び脚攻め。
  サイダルはパンクをセカンド・ロープの上に寝かせるとダイビング・ダブル・ストンプ。
  両者ダウン。
  チョップを打ち合う。
  パンクはサイダルの脚を蹴るとロープに走る。
  サイダルがレッグ・ラリアットを決める。
  サイダルが何とかカバーに行くもカウント2。
  パンクはコーナー上のサイダルを捕まえエレクトリック・チェアーの体勢に。
  サイダルはヴィクトリー・ロールに返す。カウント2。
  ボディ・スラムから逃れると胸にレッグ・ドロップ。カウント2。
  再びコーナー上へ。
  パンクが捕らえスーパープレックス。
  カバーするもカウント2。
  パンクはサイダルをコーナー上に載せる。
  サイダルはパンクを殴りつけるとドラゴン・ラナ。カウントは2!
  パンクがバック・ドロップを狙う。
  サイダルは後ろに着地するとロール・アップを狙う。
  パンクはロープを掴んで防ぐとシャイニング・ウィザードからハーフ・ボストン・クラブでタップさせる!



 エリック・キャノン対ブライアン・ダニエルソン

  お互い変則のサブミッションを決めた後
  素早い動きで相手のサブミッションを決めさせず離れる。
  アメドラはロープ・ブレイク時に胸を叩く。
  アメドラがオクトパス・ホールドを決める。
  エリックが逃れ仕切り直し。
  エリックはロープ・ブレイク時に平手打ち。
  アッパーカートとチョップの打ち合いになるかと思ったら
  早々にエリックはサミングで逃げる。
  アメドラがランニング・エルボーを決め優位に立つ。
  腕に狙いをつける。
  エリックはロープ・ブレイクで逃れ場外で間を置く。
  アメドラがアッパーカートを打ち込んでいく。
  エリックは強烈なフォア・アームズ1発でダウンさせる。
  STOからカバーするもカウント2。
  首に狙いをつけている。
  アメドラの反撃を打撃で防いでいく。
  場外に出てアメドラがアッパーカートを叩き込んでいく。
  エリックもチョップでお返し。
  アメドラをリングに戻すとロープ悪用のカバー。
  しかしレフェリーに見つかる。
  エリックが首を攻めていく。
  アメドラが延髄切り。
  両者ダウン。
  アメドラが猛反撃を見せサーフボード・ストレッチ。
  エリックがサンセット・フリップを狙う。
  アメドラはヒップ・ドロップに返すとエアプレイン・スピン。
  ファイヤーマンズ・キャリーからダイビング・ヘッド・バッドでカバー。カウントは2。
  エリックはサミングを決めるとエクスプロイダーを狙う。
  アメドラは逃れると腕を取ろうとする。
  逃れられるもローリング・エルボーへ。
  エリックは避けるとエクスプロイダー。
  カバーするもカウント2。
  アメドラはブレーン・バスターを防ぐとダイビング・アッパーカート。
  カバーするもカウント2。
  スーパープレックスを決めカバーするもカウント2。
  ならばとキャトル・ミューティレーションを狙う!
  エリックはすぐに立ち上がって防ぐとネック・ブリーカーを決める。
  そしてロープを使ったネック・ブリーカーでカバー。カウントは2。
  アメドラがローリング・エルボーを決めキャトル・ミューティレーション!
  エリックは何とかロープに脚をかける。
  エリックはランニング・フォア・アームズを避けるとネック・ブリーカーからグリムリング・ワーロック!
  カバーするもカウントは2!
  再びグリムリング・ワーロックで1,2,3!
  観客からはMatch of the Yearコールも起きる。
  イアンが出てきてこれからも出てくれるようお願いする。
  アメドラはなら今度はヒーローと戦いたいと願い受理される。



  IWA 王座戦、3本勝負:ピティ・ウィリアムス(ch)対アレックス・シェリー

  まずはレスリング勝負。
  それぞれ基本に沿いながらも細部で意表をついていく。
  シェリーがロープ・ブレイクで間を置く。
  再びグラウンド・レスリングになるもシェリーがまたロープ・ブレイクで間を置く。
  シェリーが一瞬の内にサブミッションに捕らえる。
  ピティはロープを掴んで逃れる。
  ピティがアーム・ドラッグ連発にドロップ・キック。
  カバーするもカウント1。
  シェリーは腕を蹴り飛ばすと腕への延髄切り。
  ブレーン・バスターからボーダー・シティ・ストレッチでタップを奪う(7分)!
  シェリーは引き続き腕を攻めていく。
  場外へ逃れたピティを追い腕を鉄柱にぶつける。
  ピティが反撃する。
  シェリーは腕を蹴りつけピティの動きを止めると延髄切りに。
  ピティは避けるとシャープ・シューターに捕らえタップを奪う(11分)!
  シェリーが再び腕攻めで優位に立つ。
  ピティは中々反撃できないでいる。
  ピティがネック・ブリーカーを決める。
  両者ダウン。
  ピティの反撃開始。
  シェリーが腕攻めで止めようとするがピティの勢いは止まらない。
  スーパープレックスを狙う。
  シェリーは押し飛ばすと腕へのダイビング・ダブル・ストンプ。
  カバーするもカウント2。
  ならばとシェリー・ショックを狙う!
  ピティは逃れるとジョー・ブリーカーからカナディアン・デストロイヤーへ!
  リバース・スープレックスに返されたのでサンセット・フリップに変える。
  読んでいたシェリーは逃れると腕にキック。
  ボーダー・シティ・ストレッチを狙う!
  ピティは逃れるとカナディアン・デストロイヤーの体勢に!
  シェリーは逃れるとシェリー・ショック!
  カバーするもカウントは2!
  ならばとボーダー・シティ・ストレッチ!
  ピティが丸め込みに切り返し1,2,3!
  2対1でピティの防衛(19分)!



 バーブド・ワイヤー・テーブル・マッチ:トビー・クライン対マッド・マン・ポンド

  クラインが襲い掛かる。
  ポンドの女子マネがクラインに竹刀で叩きつける。
  ポンドが竹刀を叩きつけリングに戻す。
  標識を叩きつけバーブド・ワイヤー・テーブルをリングに入れる。
  クラインが反撃しポンドをワイヤーにこすりつけ標識を叩きつける。
  ポンドはロー・ブローを決めるとクラインの腕をワイヤーにこすりつける。
  観客席裏でやりあった後クラインを場外のバーブド・ワイヤー・テーブルにもたれかけさせると
  トペ・コンヒーロでテーブル葬。
  カバーするもカウント2。  
  リングに戻しテーブルへのブレーン・バスターを狙う。
  ポンドが逆にブレーン・バスターを決める。
  ポンドは股間に標識を叩きつける。
  椅子を叩きつけ、椅子に座らせるとサイド・セントーン。
  カバーするもカウント2。
  テーブルへの雪崩式DDTを決める!
  クラインは場外に転がり落ちる。
  ポンドはテーブルごしにベースボール・スライド。
  クラインはポンドの股間を掴んで反撃。
  そしてテーブルへのデス・バレー・ドライバーで1,2,3!



 準決勝、フレイミング・テーブル・マッチ:ネクロ・ブッチャー対イアン・ロッテン(KODMT 01)

  両者既に血まみれ。
  ネクロが襲い掛かり強烈なフォア・アームズを打ち合う。
  イアンがヘッド・バッドを打ち込んでいく。
  場外でやり合う。
  イアンが容赦なく画鋲付バットを叩きつけていく。
  ネクロは噛み付いて反撃。
  バット、ゴミ箱、竹刀を叩きつける。
  イアンも椅子攻撃。
  ゴミ箱をかぶせ椅子で叩き飛ばす。
  その後も凶器攻撃を打ち合う。
  ネクロは有刺鉄線を取り出しイアンの体にまきつける。
  その状態で椅子を叩きつける。
  有刺鉄線を外すとイアンの頭部に蛍光灯を押し当てドロップ・キック。
  イアンがポリ容器付きバットで叩き飛ばす。
  そしてテーブルに火をつける!
  ネクロにパワー・ボムでテーブル葬!
  イアンの勝利!  
  イアンとネクロは握手を交わす。


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ネイト・ウェブ対ジ ミー・ジェイコブス対マーク・ウルフ

スティーブ・ストーン対トリック・デイビス(DQ)

4コーナー・サバイバル:ミスチーフ対デイジー・ヘイズ対トレイシー・ブルックス対ミッキー・ナックルズ
ラ イト級王座戦:デリリウス(ch)対AJスタイルズ

ライアン・ボズ、ブラッド・ブラッドリー対ナイジェル・マッギネス、 チャド・コリヤー

マッ ト・サイダル対CMパンク詳 細

キッ ド・キャッシュ対ダニー・ダニエルズ対サブー

エ リック・キャノン対ブライアン・ダニエルソン→詳 細


IWA 王座戦、3本勝負:ピティ・ウィリアムス(ch)対アレック ス・シェリー(2-1)詳 細
10
バー ブド・ワイヤー・テーブル・マッチ:トビー・クライン対マッ ド・マン・ポンド→詳 細
特典
準 決勝、フレイミング・テーブル・マッチ:ネクロ・ブッチャー対イアン・ロッ テン(KODMT 01)→詳 細

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