IWA-Mid South 2004年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:The Revolution:Strong Style Tournament 10/22/04
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
2枚組み約3時間25分です。

@ミッキー・ナックルズ、デイジー・ヘイズ対メルセデス・マルチネス、エンジェル・ウィリアムス
 今では2人がShimmerのTOPで、残り2人がTNA在籍。
 時代を先取りし過ぎて本陣では実りませんでしたけれども
 IWAが経験を稼ぐ場として少なくない役割を果たしていたんですね。
 悪い試合。

A1回戦:ロデリック・ストロング対BJウィットマー
 ストロングは粗さも見られるが
 そのチョップと腰攻めは今回のトーナメントに打ってつけですね。
 試合はトーナメント1戦目という事で
 軽めに導入部をこなしたという感じ。
 平均レベル。

B1回戦:オースチン・エリーズ対サモア・ジョー
 ROHの王座交代劇を2ヶ月早く先取りという豪華なカード。
 当然ROHの一戦に比べると荒削りで、
 雰囲気は到底及びませんが
 ROHの1戦を見越して試金石とするつもりがあったのか
 両者の工夫をこらした攻防が見られ楽しめました。
 平均的な良試合。

Cデイビー・アンドリュース、マット・ターナー対アンソニー・フランコ、エヴァン・スターズモア
 言うことなし。
 悪い試合。

D1回戦:エディ・キングストン対スーパー・ドラゴン
 ハード・ヒッティングな打撃と投げを打ち合い
 どちらの心根が先に折れるか、を競うという
 IWA流ストロング・スタイルを地でいく内容で
 まあまあ良い試合です。

E1回戦:B-Boy対ホミサイド
 グラウンドを重視する等
 焦らしを効果的に使ってきました。
 フィニッシュ含め各スポットもそれを爆発させるに 十分な良い物が揃ってましたね。
 平均的な良試合。

Fブラックジャック・マルシアーノ対チャド・コリヤー対JCベイリー
 マルシアーノ、ベイリー対コリヤーから
 仲間割れしたマルシアーノとベイリーがコリヤーを排除しての一騎打ち、
 コリヤーが戻った所で3ウェイ・スポットを幾つか、という内容。
 軽めの良い3ウェイでしたけれども
 レスラーがレスラーだけに終盤が地味すぎましたね。
 平均より少し上。 

Gジミー・ジェイコブス対シェイン・ハガドーン
 ハガドーンがヒール・プレイを見せるも
 小さなブロディが軽く一蹴。
 悪い試合。

Hライアン・ボズ対アビス
 デカブツ対決で息抜き。
 悪い試合。

I準決勝:ロデリック・ストロング対サモア・ジョー
 ストロングはジョー相手でも真っ向から立ち向かっていくので
 見てて気持ちよいですね。
 TPIのようにクオリティの高い試合だっただけに
 切り捨てたようなフィニッシュと時間の短さが惜しいですね。
 中々良い試合でした。

J
準 決勝:B-Boy対スーパー・ドラゴン→詳 細
 スパドラ好みの四天王プロレスで
 ハードな打撃と投げをパッケージング。
 良い攻防もあったのですが
 特に長い時間でもないのに、やりたい事を詰め込んだ感じで
 全体的に、やや無理がかかっている印象を受けます。
 中々良い試合です。
 
Kクリス・セイビン対ネイト・ウェブ
 これも息抜きという位置づけかと思いきや
 意外に力が入っていて
 軽妙な攻防を見せましたね。
 まあまあ良い試合です。

LCMパンク、エース・スティール、ダニー・ダニエルズ、マット・サイダル対クリス・キャンディード、クラウディオ・カスタニョーリ、ナイジェル・マッギ ネス、スティーブ・ストーン
 完全なファン・マッチですが
 初っ端でいきなりキャンディードの尻見せを使ってしまったり完成度は低め。
 まあ面白いので良いか。
 平均レベル。

M決勝:サモア・ジョー対B-Boy
 準決勝のダメージが大きかったのでしょうか。
 イアンがB-Boy欠場をアナウンスするも
 B-Boyが現われ試合に、という展開でクライマックス部分だけ。
 少し悪い試合。
 最後はお約束通りイアンと優勝者のマイクで幕。


総評。
 全員コンセプト通りで誰が勝ってもおかしくない程、面子の充実。
 それが試合の質につながり
 面白いトーナメントになりましたね。
 悪くない大会です。
DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ミッキー・ナッ クルズ、デイジー・ヘイズ対メルセデス・マルチネス、エンジェル・ウィリアムス

1回戦:ロデリック・ストロング対BJウィットマー

1回戦:オースチン・エリーズ対サモア・ジョー
デ イビー・アンドリュース、マット・ターナー対アンソニー・フランコ、エヴァ ン・スターズモア

1 回戦:エディ・キングストン対スーパー・ドラゴン

1 回戦:B-Boy対ホミサイド

ブ ラックジャック・マルシアーノ対チャド・コリヤー対JCベイ リー

ジ ミー・ジェイコブス対シェイン・ハガドーン

ラ イアン・ボズ対アビス
10
準 決勝:ロデリック・ストロング対サモア・ジョー
11
準 決勝:B-Boy対スーパー・ドラゴン→詳 細
12
クリス・セイビン対ネイト・ウェブ
13
CMパンク、エース・スティー ル、ダニー・ダニエルズ、マット・サイダル対クリス・キャンディード、クラウディオ・カスタニョーリ、ナイジェル・マッギネス、スティーブ・ストーン
14
決勝:サモア・ジョー対B- Boy


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 スーパー・ドラゴン対B-Boy

  B-Boyがいきなりシャイニング・ウィザードを狙う。
  スパドラは避けると延髄切りからトペ・スイシーダ。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  フォア。アームズの打ち合い。
  スパドラは延髄切りを避けるとクラブ・ストンプを狙う。
  B-Boyが耐えロープを掴む。
  仕切り直し。
  スパドラはロープを掴んでドロップ・キックを避けるとクラブ・ストンプを決める。
  もう1発。
  場外に逃れたB-Boyにトペ・スイシーダを狙う。
  B-Boyはカウンターで殴りつけると首を中心に反撃開始。
  ロープ・ブレイク後フォア・アームズにヘッド・バッドを打ち合う。
  B-Boyが連続ダブル・ストンプから雪崩式エクスプロイダーを狙う。
  スパドラは殴り落とすとダイビング・ダブル・ストンプ。
  両者ダウン。
  スパドラがジャーマン、フルネルソン・スープレックスを決めるもカウント2。
  パンプハンドルの技を狙う。
  B-Boyは逃れると低空ドロップ・キックからシャイニング・ウィザードへ!
  スパドラは受け流しSTF。
  B-Boyがロープを掴む。
  B-Boyがカウンターでコーナーへのエクスプロイダーを決める。
  フェイス・リフトからカバー。カウント2。
  ならばとラリアットへ。
  スパドラがアーム・バーに捕らえようとする。
  逃れられるもラリアットへ。
  B-Boyはガードし2発目を避けると掌底。
  カバーするもカウント2。
  B-Boyはコーナー上へ。
  スパドラはB-Boyの体勢を崩すと雪崩式ブルー・サンダー・ドライバー。カウントは2。
  打撃を何度も叩き込みダウンさせると
  後頭部へのダイビング・ダブル・ストンプでカバー。カウントは2。
  ならばとサイコ・ドライバーへ!
  B-Boyは着地するとシャイニング・ウィザード!
  しかしカバーが遅れカウント2。
  バック・ドロップ・ドライバーを狙う!
  スパドラは逃れるとラリアットへ!
  B-Boyは避けるとバック・ドロップ・ドライバー!
  もう1発!更に3発目!
  気絶したとしてレフェリー・ストップでB-Boyの勝利!

  

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ミッキー・ナッ クルズ、デイジー・ヘイズ対メルセデス・マルチネス、エンジェル・ウィリアムス

1回戦:ロデ リック・ストロング対BJウィットマー

1回戦:オースチン・エリーズ対サモア・ジョー
デ イビー・アンドリュース、マット・ターナー対アンソニー・フランコ、エヴァ ン・スターズモア

1 回戦:エディ・キングストン対スーパー・ドラゴン

1 回戦:B-Boy対ホミサイド

ブ ラックジャック・マルシアーノ対チャド・コリヤー対JCベイ リー

ジ ミー・ジェイコブス対シェイン・ハガドーン

ラ イアン・ボズ対アビス(DQ)
10
準 決勝:ロデリック・ストロング対サモア・ジョー
11
準 決勝:B-Boy対スーパー・ドラゴン→詳 細
12
クリス・セイビ ン対ネイト・ウェブ
13
CMパンク、エース・スティー ル、ダニー・ダニエルズ、マット・サイダル対クリス・キャンディード、クラウディオ・カスタニョーリ、ナイジェル・マッギネス、スティー ブ・ストーン
14
決勝:サモア・ジョー(優勝!)対B-Boy

IWA-Mid South 2004年のレ ビューに戻る TOPに戻る