IWA-Mid South 2004年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:A Shot of Southern Comfort 5/29/04
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
2枚組み約3時間45分。

1試合目−
ダニー・ダニエルズ対エディ・エドワーズ
 5分と短い割には
 試合の骨組みもしっかりしているし良い試合でした。
  
2試合目−スミエ・サカイ対レイン

 サカイのIWAデビュー・マッチ。
 あまり良くはないですけど盛り上げに一役買いました。

3試合目−
1回戦:サウザン・カムフォート(クリス・ハムリック、ト レイシー・スマサーズ)対ワイルド・カーズ(エディ・キングストン、ジャック・マルシアーノ)
 マルシアーノが アフロでないことにショック・・・。
 それはさておき試合は基本カムフォートが暴れて、
 ワイルド・カーズがやられ役に徹するだけ。
 悪い試合ですがフィニッシュは良い。

4試合目−1回戦:セカンド・シティ・セインツ(CM パンク、コルト・カバナ)対ナイジェル・マッギネス、チャド・コリヤー

 コメディー・マッチ。
 勿論ROHらしく技術でも魅せます。
 まあまあ良い試合。

5試合目−1回戦:ブラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対ハバナ・ピットブルズ(リッキー・レイヤース、TJパーキンス)
 ピットブルズの面々がデカブツをコントロールできる訳もなく。
 悪い試合です。

6試合目−1回戦:ホミサイド、B-Boy対M-Dogg 20、ジョシュ・プロヒビション
 予想通りスピードとハードな技で魅せてきます。
 しかし展開は駄目で平均より少し上程度。

7 試合目−#1 コンテンダー・エリミネーション・マッチ:アレックス・シェリー対ピティ・ウィリアムス対ロデリック・ストロング対ジミー・ジェイコブス対デリリウス対ネ イト・ウェブ対オースチン・エリーズ
  誰がどう考えてもおかしな取り合わせです。
 この7人だけでシングル・トーナメントができる。
 普通なら1時間以上はかかりそうなこのカードを
 わずか16分だけでやるのですから
 当然色んな要素をつまみ取りした薄い内容となっています。
 まあまあ良い試合程度。
 
8試合目−
IWA 王座戦:BJウィットマー(ch)対(7試合目の勝者)→詳 細
 前の試合を何と か勝ち抜き疲れ果てた挑戦者に
 ウィットマーが襲い掛かるもフィニッシュは突然に・・・。
 フィニッシュだけの、ひどい試合。
 
9試合目−準決勝:セカンド・シティ・セインツ対ハバナ・ピットブルズ
 タッグ要素もあるし、流れも悪くない。
 プーマではなくロメロだったら、もっと良くなったんだろうなとは思うけど
 まあまあ良い試合です。

10試合目−
準決勝:B- Boy、ホミサイド対サウザン・カムフォート
 両タッグの年齢の違いというか
 テンポの違いで噛み合わなくなっている感あり。
 カムフォートも年の割には動ける、ハードな技で対抗できる所を
 見せたけど、それがこのタッグの売りではないはず。
 1回戦同様フィニッシュは説得力あったけど悪い試合。 

11試合目−
ク リス・ヒーロー対サ モア・ジョー詳 細
 IWAファンが 望んでいたドリーム・マッチということで
 いつもと違い会場は大入りで大幅な増席もあった程。
 普通に300人ぐらいいる気がします。
 盛り上がりも異常で
 (いつも閑古鳥なIWAの基準でですけどジョー対小橋を想像してもらえれば)
 試合開始当初Let's go Joe!Let's go Hero!の掛け合いが
 3分間ぶっ通しで続いていた事がそれを物語っています。 
 只試合の中身で応えられたかと言うと否です。
 ハード・ヒッティングはできているのですが
 結構間を空けるので長期戦かと思いきや
 これといった攻防もないままに
 14分足らずで終わってしまいました。
 ジョー対カートのような物足りなさを感じましたね。
 グッド・マッチには少し届かず。 

12試合目−ノー DQ、ノー・カウントアウト:サ ブー
対ジェリー・リン→詳細
 椅子を使ったか らまだ見れたものの
  サブーの状態が悪く危険技が控えめにしながらも
 精度に欠けインサイド・ワークも駄目と散々。
ですね。
 平均レベル。

13試合目−タッグ王座戦、決勝:セカンド・シティ・セインツ対サウザン・カムフォート

 正直メインには 役不足のカード。
 セインツがヒール・プレイに走ってクラシカルな試合になりましたが
 平均レベルといった所でしょう。


総評。
 物足りなかったとはいえヒーロー対ジョーの
 雰囲気は素晴らしいものであったし
 そのおかげで観客も多く、他の試合でも良い盛り上がりでした。
 IWAにしては全体的な質も悪くなかったですし。
 平均レベルの大会。
 ジョー対ヒーローに興味があれば一考するに価する。  
DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ダニー・ダニエ ルズ対エディ・エドワーズ

スミエ・サカイ対 レイン

1回戦:サウザ ン・カムフォート(クリス・ハムリック、トレイシー・スマサーズ)対ワイルド・カーズ(エディ・キングストン、ジャック・マルシアーノ)
1 回戦:セカンド・シティ・セインツ(CM パンク、コルト・カバナ)対ナイジェル・マッギネス、チャド・コリヤー

1 回戦:ブ ラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対ハバナ・ピットブルズ(リッキー・レイヤース、TJパーキンス)

1 回戦:ホ ミサイド、B-Boy対M-Dogg 20、ジョシュ・プロヒビション

#1 コンテンダー・エリミネーション・マッチ:アレックス・シェリー対ピティ・ウィリアムス対ロデリック・ストロング対ジミー・ジェイコブス対デリリウス対ネ イト・ウェブ対オースチン・エリーズ

IWA 王座戦:BJウィットマー(ch)対(7試合目の勝者)→詳 細

準 決勝:セカンド・シティ・セインツ対ハバナ・ピットブルズ
10
準 決勝:B- Boy、ホミサイド対サウザン・カムフォート
11
ク リス・ヒーロー対サモア・ジョー→詳 細
12
ノー DQ、ノー・カウントアウト:サ ブー対ジェリー・リン→詳 細
13
タッ グ王座戦、決勝:セカン ド・シティ・セインツ対サウザン・カムフォート


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 IWA 王座戦:BJウィットマー(ch)対ピティ・ウィリアムス

  ピティが前の試合に勝利するやウィットマーがリングに入ってきて襲いかかる。
  エクスプロイダーを食らったピティは場外に転がり落ちる。
  ウィットマーが場外でピティを痛めつける。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  ピティはウィットマーの突進を蹴りつけると
  ランニング・カナディアン・デストロイヤーで1,2,3!
  ピティが新IWAチャンピオンに!  


 
 クリス・ヒーロー対サモア・ジョー

  Let's go Joe!Let's go Hero!と
  鳴り響く中まずはチェーン・レスリングで様子見。
  フォア・アームズ、チョップを打ち合う。
  ヒーローがショルダー・タックルを決めるもジョーは倒れない。
  ヒーローは3度目にフォア・アームズへと切り替えダウンさせる。
  フロント・ヘッド・ロックに捕らえるもジョーはアーム・ドラッグで逃れる。
  仕切り直し。
  牽制でロー・キックを打ち合う。
  技術なんて横に置いて打撃を打ち合う。
  ローリング・フォア・アームズを1発ずつ決め離れる。
  ジョーがSTOを狙う。
  ヒーローはアーム・ドラッグに返すとドロップ・キック。
  そしてフォア・アームズにいくもSTOに返される。
  コンビネーション・ニー・ドロップを決めカバーするがカウント2。
  ヒーローが延髄切りを決める。
  ヒーローはフォア・アームズ、チョップを叩きつけると
  コンビネーション・セントーンにラリアットでカバー。カウント2。
  ジョーがパワー・スラムを決める。
  カウント2で返されるやアーム・バー。
  ヒーローはロープに脚をかける。
  ヒーローはラリアットをビッグ・ブーツで打ち払うとローリング・フォア・アームズ。
  ジョーがアイランド・ドライバーを決めカバー!カウント2!
  ヒーローはフルネルソン・スープレックスから逃れると
  クラベイト・スープレックスを決めハングマンズ・クラッチ!
  ジョーがロープを掴み取る。
  ジョーが抱え上げようとする。
  ヒーローは逃れるとヒーローズ・ウェルカムの体勢に!
  ジョーは逃れると同時にスリーパー!
  ヒーローはロープに逃げるが引き離される。
  一瞬の隙を突き体勢を入れ替えヒーローズ・ウェルカム!
  もう1発狙う!
  ジョーは逃れるとバック・ドロップ・ドライバー!
  すかさずスリーパーに捕らえる!
  ヒーローが意識を失いジョーの勝利!
  IWA!IWA!



 ノーDQ、ノー・カウントアウト:サブー対ジェリー・リン

  ヘッド・ロックの応酬から攻撃を避け合って離れる。
  サブーがまずセカンド・ロープからのスプリングボード式レッグ・ラリアットを決める。
  リンもボディ・スラムをリバースDDTに切り返し負けていない。
  エプロンのリンはショルダー・ブロックにきたサブーにレッグ・ドロップ。
  サブーが椅子を投げつける。
  サブーはリングから場外へ椅子を使ってスプリングボード式フォア・アームズ。
  リンはサブーを階段状の観客席から殴り落とすと、そこからダイビング・クローズライン。
  リングに戻りサブーがポエトリー・イン・モーションを決める。
  もう1発狙う。
  リンは椅子を蹴り飛ばしてサブーにぶつけるとハーフ・ボストン・クラブ。
  サブーはトルネードDDTを防ぐとノーザンライト・スープレックス。カウント2。
  椅子を使ってのスプリングボード式ムーンサルトを狙う。
  リンは脚を払ってサブーを椅子に叩きつける。
  カバーするもカウント2。
  リンが逆に椅子を踏み台にした攻撃を狙う。
  サブーがダイビング・クローズラインで迎撃しカバー。カウント2。
  サブーが椅子付レッグ・ドロップからカバーするもカウント2。
  キャメル・クラッチに捕らえるもロープが近い。
  リンが立てた椅子へのDDTを決める。
  そして椅子へのクレイドル・パイル・ドライバーを狙う!
  サブーがパワー・ボムの体勢に入れ替える。
  リンは椅子へのリバース・スープレックスを決めカバー。カウント2。
  サブーが再び椅子へのパワー・ボムを狙う。
  リンはサブーを持ち上げると椅子へのエリアル・クラッシュ。
  カバーするもカウント2。
  サブーはブルドッグを決めると椅子を載せアラビアン・プレス。
  そしてキャメル・クラッチ!
  リンはたまらずタップ・アウト!

 

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ダニー・ダニエ ルズ対エディ・エドワーズ

スミエ・サカイ対 レイン

1回戦:サウザ ン・カムフォート(クリス・ハムリック、トレイシー・スマサーズ)対ワイルド・カーズ(エディ・キングストン、ジャック・マルシアーノ)
1 回戦:セカンド・シティ・セインツ(CM パンク、コルト・カバナ)対ナイジェル・マッギネス、チャド・コリヤー

1 回戦:ブ ラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズハバナ・ピットブルズ(リッキー・レイヤース、TJパーキンス)

1 回戦:ホ ミサイド、B-Boy対M-Dogg 20、ジョシュ・プロヒビション

#1 コンテンダー・エリミネーション・マッチ:アレックス・シェリー対ピティ・ ウィリアムス対ロデリック・ストロング対ジミー・ジェイコブス対デリリウス対ネ イト・ウェブ対オースチン・エリーズ

IWA 王座戦:BJウィットマー(ch)対ピティ・ウィリアムス(新チャンピオ ン!)詳 細

準 決勝:セカンド・シティ・セインツ対ハバナ・ピットブルズ
10
準 決勝:B- Boy、ホミサイド対サウザン・カムフォート
11
ク リス・ヒーロー対サモア・ジョー詳 細
12
ノー DQ、ノー・カウントアウト:サ ブー対ジェリー・リン→詳 細
13
タッグ王座戦、決勝:セカン ド・シティ・セインツ対サウザン・カムフォート(新チャンピオン!)

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