IWA-Mid South 2004年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:Showdown of the Saints 11/20/04
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
NWA X級王座戦:マット・サイダル(ch)対B-Boy対ネイト・ウェブ→詳細
雑 感
2枚組み約3時間50分。

1試合目−バトル・ロイヤル
 余興です。
 ブランドンが勝ちメインでパンクに挑戦することに。

2試合目−チャンドラー・マックルアー対トリック・デイビス

 すぐに乱入でマックルアー、フロー対デイビス、コープになります。
 まともな取り合わせではなく中身もそうですが
 すぐ終わるので目をつぶりましょう。

3試合目−デイビー・アンドリュース対マット・ターナー対ジョシュ・アベクロンビー

 アベクロンビー以外はどうしようもなく下手ですけど
 頑張って3ウェイをしています。
 平均レベル。

4試合目−ブラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対ピティ・ウィリアムス、アレックス・シェリー
 ファン・マッチ気味のデカブツ対小兵。
 終盤がありませんが、ブラッドリー、ボズ程度に
 その勝利に説得力を持たせることが出来たとは思えませんし
 どうでも良いです。
 少し悪い試合。

5試合目−ミッキー・ナックルズ対レイン

 レスリングあり、ハード・ヒッティングあると
 バランス良く仕上がっています。
 レインがやや迫力不足なのが残念なぐらい。
 平均より少し上。

6試合目−フィニッシャーズ・マッチ:BJ ウィットマー対ダニー・ダニエルズ
 明らかにフィニッシャーズ・マッチというルールが
 足枷になっています。
 序盤無しで無意味にハードな事やってる試合です。
 少し悪い試合。

7 試合目−デイジー・ヘイズ対トレイシー・ブルックス
 こちらは別段面白くなく悪い試合。

8試合目−テーブルズ・マッチ:イアン・ロッテン対スティーブ・ストーン
 平凡なテーブル使用可の試合。
 平均レベル。
 この2人ならオールド・スクール・レスリングして欲しかったな。

9試合目−
NWA X級王座戦:マット・サイダル(ch)対B-Boy対ネイト・ウェブ→詳細
 3ウェイ天国のIWAならでは。
 上質の3ウェイと相成りました。
 3ウェイ絡みのムーブの怒涛のオンパレードで
 15分間だれる間もなく終始魅せてくれます。
 この3人なのでハイ・フライングとスピードに富み
 見た目にも派手な素晴らしい攻防を見せてくれます。
 只若干展開に難があります。
 1人ダメージ受けていないのに全員ダウンとか
 カットしないといけない場面でしないとか
 細部で粗さが出てしまいます。
 しかしIWAの3ウェイ列伝の一角を占めるべき
 試合には違いありません。
 ベスト・マッチを狙えるほどの出来で驚かされました。

10試合目−ライト級王座戦、ファースト・ブラッド・マッチ:ジミー・ジェイコブス(ch)対デリリウス
 試合になっていない無秩序ラフ・ファイト。
 フィニッシュもひどく、悪い試合。

11試合目−IWA王座戦:CM パンク(ch)対ブランドン・トマセーリ詳細
 23分もの長丁場を
 展開、攻防問題なく仕上げてますけどね。
 1サムシング足りない。
 飛びぬけてこれというのがない。
 優等生ブランドンは安定しているのだが
 どうも面白みに欠けるのが難点。
 グッド・マッチには少し届かず。

特典−ライト・ヘビー級王座戦:エース・スティール(ch)対レイ・ミステリオJr(5/2/02)
 ミステリオのキレは天下一品。
 スティールもヒール・プレイで引き立て役に徹し
 平均的良試合です。

特典−IWA王座戦:エディ・ゲレロ(ch)対CMパンクル(5/2/02)→詳細
 これでIWAでのエディの試合は全て見ましたが
 メジャーとインディーの違いに苦しんでいるように見受けられます。
 今回は特に顕著な事に意思疎通が出来ておらず
 エディが無理矢理ペースを握ることで試合を作っています。
 パンクはお馴染みの踏み外しも見せたし
 これは期待外れでした。
 まあまあ良い試合程度。
 試合時間は約18分でした。


総評。
 結局期待外れであった特典目当てで買ったのですが
 3ウェイが予想以上の出来で満足です。
 残りの試合はメイン含め良くも悪くも予想通りの出来。
 悪くない大会です。
DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
バトル・ロイヤル

チャンドラー・マックルアー対トリック・デイビス

デイビー・アンドリュース対マット・ターナー対ジョシュ・アベクロンビー
ブ ラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対ピティ・ウィリアムス、アレックス・シェリー

ミッキー・ナックルズ対レイン

フィ ニッシャーズ・マッチ:BJ ウィットマー対ダニー・ダニエルズ

デ イジー・ヘイズ対トレイシー・ブルックス

テー ブルズ・マッチ:イアン・ロッテン対スティーブ・ストーン

NWA X級王座戦:マット・サイダル(ch)対B-Boy対ネイト・ウェブ→詳細
10
ラ イト級王座戦、ファー スト・ブラッド・マッチ:ジミー・ジェイコブス(ch)対デリリウス
11
IWA 王座戦:CM パンク(ch)対ブランドン・トマセーリ詳細
特典
ラ イト・ヘビー級王座戦:エース・スティール(ch)対レイ・ミステリオJr(5/2/02)
特典
IWA王座戦:エディ・ゲレロ(ch)対CMパンク(5/2/02)→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 NWA X級王座戦:マット・サイダル(ch)対B-Boy対ネイト・ウェブ

  ウェブはベルトを奪い去る振りをしたり
  恐竜の物まねをして試合前から心理戦を仕掛ける。
  連鎖ヘッド・ロックからショルダー・タックルを決め合い
  ロープ・ワークからB-Boyがウェブにアトミック・ドロップ。
  サイダルのクローズラインを避けてウェブに誤爆させ掌底。
  場外に逃れたウェブにダイブを狙うも蹴りで迎撃される。
  サイダルが場外の2人にコークスクリュー・ムーンサルト。
  サイダルはウェブをリングに戻すとトルネードDDTを狙う。
  ウェブが耐える。
  そこにB-Boyが戻って来てサイダルにネック・ブリーカー。
  サイダルはB-Boyにカウンターでショルダー・スルーを狙う。
  エプロンに着地したB-Boyにブレーン・バスターを狙う。
  B-Boyが逆に持ち上げる。
  サイダルは何とかこらえエプロンに着地。
  そこにウェブがダブル・ドロップ・キックで2人を落とす。
  B-Boyをリングに戻すと軽快に技を決めて行き腕を取る。
  フォア・アームズ、ヘッド・バッドの打ち合いになる。
  そこにサイダルがミサイル・キック。
  B-Boyを落としウェブにヘッド・シザース。
  ウェブが反撃し抱え上げる。
  B-Boyがリングに上がりサイダルにダイビング・ダブル・ストンプ。
  ウェブがそこからフェイス・バスター。
  B-Boyがウェブにシャイニング・ウィザード。
  全員ダウン。
  最初に起き上がったB-Boyがサイダルに襲い掛かりバック・ドロップを狙う。
  サイダルは走り回ってB-Boyを落とすとリングから飛びついてヘッド・シザース。
  ウェブがムーンサルト・ブランチャで続く。
  ウェブはB-Boyをリングに戻すとスーパープレックスを狙う。
  B-Boyが抵抗し殴りつける。
  サイダルが落ちたウェブを乗り台にB-Boyへ雪崩式ハリケーン・ラナ。
  そしてウェブにジャーマン。カウントは2。
  サイダルはコーナーに横たわるウェブを蹴りつけていく。
  ウェブはサイダルのタイツを掴むとターン・バックルにぶつけると
  2人がコーナーに横たわる。
  そこにB-Boyが2人まとめてフェイス・リフト。
  B-Boyはサイダルにバック・ブリーカー。
  コーナー上のウェブを捕らえるとアイコノクラズムでサイダルの上に落とす。
  B-Boyはコーナー上へ。
  その間にウェブがカバーした状態になっている。
  サイダルはカウント2で返すと同時にカバーし返す。
  ウェブはカウント2で返すと同時にカバーし返す。
  そこにB-Boyがダイビング・ダブル・ストンプ。
  サイダルがB-Boyにチョップを食らわせるも利いていない。
  B-Boyがハード・ヒッティングというものを見せ付ける。
  サイダルに雪崩式の技を狙う。
  ウェブはB-Boyを殴り落とすと、
  回転してコーナーに飛び乗るとスパイダー・ジャーマンでB-Boyの上に落とす。
  サイダルをカバーするもカウント2。
  B-Boyにスインギング・フェイス・バスターからカバー。カウント2。
  サイダルがウェブにヒア・イット・イズ・ドライバーを決めカバーするもカウントは2。
  B-BoyにスインギングDDTを狙う。
  B-Boyは逃れるとフロント・スープレックスから垂直落下式ブレーン・バスター。
  カバーするもカウントは2。
  ウェブに雪崩式エクスプロイダーを狙う。
  ウェブが殴り落とす。
  代わってサイダルが登り雪崩式ベリー・トゥー・ベリー・スラムを狙う。
  B-Boyがサイダルの下に付きエレクトリック・チェアー。
  全員ダウン。
  技を打ち合いB-Boyがウェブに強烈なドライバー。カウント2。
  サイダルがウェブ目掛けシューティングスター・プレス。
  ウェブが避けると同時にB-Boyが空中でサイダルを捕らえエース・クラッシャー。
  カバーするもB-Boyがカット。
  B-Boyはショルダー・スルーでウェブを落とすと
  サイダルにシャイニング・ウィザードを放つ。
  サイダルは受け流すと丸め込み1,2,3!
  サイダルの防衛。
  3人はお互いの健闘を称える。
  突然ウェブの入場曲が流れる。
  サイダルがダンスを披露。
  いつもクールなB-Boyがまでダンスを披露。
  ウェブが踊っている隙にB-Boyがドサクサに紛れベルトを取って逃走。



 IWA王座戦:CM パンク(ch)対ブランドン・トマセーリ

  パンクが先に仕掛けていく。
  トマセーリも対応していく。
  パンクが執拗なヘッド・ロックへ。
  トマセーリはパンクをロープに振る。
  パンクは余裕で見切るとショルダー・タックルを受け止め張り手。
  ブレーン・バスターを狙う。
  トマセーリは背後に着地し張り手。
  仕切り直し。
  レスリングの攻防。
  パンクは打撃を叩き込んで先手を取る。
  フェイス・ウォッシュを狙う。
  トマセーリは蹴りを受け読めると押し飛ばし反撃。
  連続で打撃を叩き込んでいく。
  場外に落とすとフェイントからアサイ・ムーンサルト。
  しかしリングに戻る隙を疲れ攻守逆転。
  パンクはトマセーリをエプロンに出すとダイビング・ニー・ドロップ。
  強烈な打撃で追い詰める。
  トマセーリはラ・ケプラーダの要領で裏に回るとハンド・スプリングの技へ。
  読んでいたパンクはドロップ・キックで迎撃しカバー。カウント2。
  ウェルカム・トゥー・シカゴを決めカバー。カウント2。
  スリーパーに捕らえる。
  トマセーリがジョー・ブリーカーで逃れる。
  フォア・アームズを打ち合う。
  パンクがローリング・フォア・アームズを決めカバー。カウント2。
  トマセーリが延髄切りからビッグ・ブーツ。
  両者ダウン。
  トマセーリが殴りつけていく。
  パンクがハンマーロックDDTを狙う。
  トマセーリはノーザンライトに切り返す。カウントは2。
  パンクを丸め込んでいく。
  パイル・ドライバーを防ぐとハリケーン・ラナ。カウントは2。
  雪崩式ハリケーン・ラナへ。
  パンクはその動きを利用しサンセット・フリップ。
  丸め込み合戦からパンクがクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  パンクはスーパープレックスを狙う。
  ブランドンは殴り落とすと450°スプラッシュだと宣言。
  パンクがすぐに起き上がりトマセーリの体勢を崩す。
  そしてスーパープレックス。
  カバーするもカウント2。
  雪崩式バック・ドロップを狙う。
  トマセーリがクロス・ボディに切り返すもカウント2。
  ならばと450°スプラッシュもカウントは2!
  エリアル・クラッシュを狙う!
  逃れられロール・アップへ。
  パンクはロープを掴んで防ぐとシャイニング・ウィザードを決めカバーする!
  カウント2で返されるもアナコンダ・バイスを決めタップさせる!
  パンクの防衛!


 
 IWA王座戦:エディ・ゲレロ(ch)対CMパンク
  
  エディは退場中のミステリオに襲い掛かり痛めつける。
  パンクが現れ襲い掛かる。
  スプリングボード式ドロップ・キックからカバー。カウント2。
  エディが隙を付き反撃。
  パンクはヒップ・トスを防ぐとハリケーン・ラナ。
  ドロップ・キックと続けカバー。カウント2。
  エディは場外に逃れ間を置く。
  卑怯な手を使うことに何ら躊躇いを持たないエディが優位に立つ。
  コーナーのパンクをロープから引き離そうとする。
  パンクは一回転して着地するとダイビング・クロス・ボディへ。
  エディはガット・バスターに返す。
  垂直落下式ブレーン・バスターを決める。
  観客の反応に気を取られカバーに行かない。
  そこをパンクが丸め込むもカウント2。
  スリーパーに捕らえる。
  パンクはロープに振りスリーパー。
  エディはすぐにジョー・ブリーカーに返しカバー。カウント2。
  バック・ドロップからヒーロ。カウント2。
  脚を攻める。
  パンクがパンプ・ハンドル・スラムに切り返す。
  両者ダウン。
  エディは起き上がるや低空ドロップ・キックを決め反撃させない。
  パンクがベリー・トゥー・ベリーに開脚式ムーンサルトと決めるのだが
  流れは依然としてエディにある。
  エディがゴーリー・スペシャルを決める。
  パンクはアーム・ドラッグに切り返すも
  すぐエディがクローズライン。
  パンクは反撃の機会をことごとく潰される。
  エディは雪崩式ハリケーン・ラナからカバー。
  カウント2で返されるやアーム・バー。
  パンクはロープに脚をかける。
  パワー・ボム。カウント2。
  キャメル・クラッチで追い詰める。
  エディは椅子を手にするもレフェリーに没収される。
  その隙にパンクが襲い掛かるもエディは冷静に対処しジャーマン。
  パンクが猛反撃を見せコーナー上へ。
  エディが捕らえスーパープレックス。
  エディは再び椅子を手にする。
  ミステリオが現れ邪魔をする。
  パンクがエディに殴りかかり椅子の上へのリバースDDTで1,2,3!
  パンクが新IWAチャンピオンに!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

バトル・ロイヤル(勝 者:ブランドン・トマセーリ)

チャンドラー・マックルアー、キャッシュ・フロー対トリック・デイビス、コーポラル・ロビンソン

デイビー・アン ドリュース対マット・ターナー対ジョシュ・アベクロンビー
ブ ラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対ピティ・ウィリアムス、アレックス・シェリー

ミッキー・ナックルズ対レイン

フィ ニッシャーズ・マッチ:BJ ウィットマー対ダニー・ダニエルズ

デ イジー・ヘイズ対トレイシー・ブルックス

テー ブルズ・マッチ:イアン・ロッテン対スティーブ・ストーン

NWA X級王座戦:マット・サイダル(ch)対B-Boy対ネイ ト・ウェブ→詳細
10
ラ イト級王座戦、ファー スト・ブラッド・マッチ:ジミー・ジェイコブス(ch)対デ リリウス
11
IWA 王座戦:CM パンク(ch)対ブランドン・トマセーリ詳細
特典
ライト・ヘビー級王座戦:エー ス・スティール(ch)対レイ・ミステリオJr(5/2/02)(15分時 間切れ)
特典
IWA王座戦:エディ・ゲレロ(ch)対CMパンク(新チャンピオン!)(5/2/02)→詳細

IWA-Mid South 2004年のレ ビューに戻る TOPに戻る