IWA-Mid South 2004年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:Merry Funk'n Christmas 12/12/04
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
3枚組み約4時間25分。

イアンがカードを紹介しているとファニンが登場。
ファンクも加わり、メインに向けアピールし合います。
ルー・アルバノの姿もありましたね。

@NWA-MW X 級王座戦:
マット・サイダル(ch)対トッド・セクストン
 軽妙な攻防で掴みは十分。
 サイダルは綺麗なハイ・フライングでインパクトを与え
 セクストンも意外に適切な技の使い方で良い仕事してます。
 良質なオープニングでまあまあ良い試合。

Aアリソン・デンジャー対デイジー・ヘイズ
 ベーシックな技術から始めるとデンジャーがヒール・プレイで要所を作ります。
 終盤の攻防が今ひとつなのは仕方ない。
 この時期なら良くやった内容です。
 平均レベル。

B4コーナー・マッチ:
ジョーイ・エンヴィー対エリック・プリースト対コーリー・ジェームス対チャンドラー・マックルアー対ラリー・スウィニー対ジョシュ・アベクロンビー
 ジェームスは後にPWGに登場するボアハン。
 インディアナ・ステイト・タイトル・トーナメントの出場権がかかっているようです。
 試合はリズムにのせてやっているので特に粗も出てないですね。
 逆に言うと魅力も出ていないけれどその魅力を持っているレスラーの占める割合は少ないですから正解。
 少し悪い試合。

CノーDQ:ミスチーフ対ミッキー・ナックルズ
 ミッキーの試合前の物言いでノーDQに変更となりました。
 しかし反則を取られるようなシーンは無かったですね。
 ハードな投げを早めに出したりする口実に使われた形です。
 試合が崩れているのでいまいちですね。
 少し悪い試合。

Dハロウィキッド対クリス・ヒーロー
 レスリングで手も足も出ないハロウィキッドが
 ヒール寄りになって打撃や場外落下などからペースを掴む、という内容。
 わざわざ師弟対決というサブ・タイトルを加えたために冗長な印象を受けました。
 余り面白みが無く、悪くない試合。

Eジェイ・フューリー、スキーター・フロスト対ブランドン・トマセーリ、トリック・デイビス
 普通にブランドンとジェイのシングルが見たかったですね。
 ジェイは捻った形で身体能力を見せるのがナイス。
 フロスト、デイビスが軽く脚を引っ張っているのでタッグの完成度は余り高くないです。
 悪くない試合。

Fヨーロピアン・ルールズ:アレックス・シェリー対ナイジェル・マッギネス
 ヨーロピアン・ルールズとあってレスリングが主体ですね。
 反則によるイエロー・カードや打撃解禁などで
 全体的な構成のポイントを作っていますが短いスパンを見るとちょっと弱いですね。
 まあまあ良い試合。 

Gブラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対ワイルド・カーズ
 Killチャントが起きる中ブラッドリー、ボズが言いように攻めるも、
 ボズが脚攻めで捕まってしまう、という内容。
 そこそこ楽しかったですが最後はBJが乱入してボズを攻撃、敗北に導きました。
 少し悪い試合。

Hライト級王座対マスク:
ジミー・ジェイコブス(ch)対デリリウス→詳細
 マスクがかかっているだけあってデリリウスもシリアス・モード。
 立ち上がりから緊張感があり、
 細かい攻防からは勝利への意欲が伝わってきました。
 フット・ワークは軽やかで攻めも一貫しています。
 しかし地力の限界から努力が今ひとつ結実してこない。
 またベビーフェイス、ヒールの構図からの逸脱がそれを助長しています。
 それなりに続いている抗争なのは分かりますが
 デリリウスが先に釘を出し、レフェリーを気絶させたりしたら駄目ですね。
 また場外ダイブ1発だけならデリリウスがやるべきです。
 フィニッシュも普通のセンスなら採用しない。
 IWAは抗争をだらだら続けるので形式程重みづけをしないんだよなぁ。
 
ちょっと勿体無かったです。
 中々良い試合。

Iレインマン対B-Boy
 いきなりダイビング・ダブル・ストンプが決まる等
 カード通りセミは無理があったなぁ、と思わせ
 無理矢理ハード・ヒッティングの形をつけた内容になっています。
 セクストンらが試合中、試合後と乱入した事も書き記して起きます。
 悪い試合。

Jテリー・ファ
ンク、イアン・ロッテン、ダニー・ダニエルズ対クリス・キャンディード、スティーブ・ストーン、BJウィットマー
 前半はファンクとイアンが捕まる普通の6人タッグ。
 場外にいっても控えに波及せずメインとして物足りない感じがありました。
 しかし後半はダニーのダイブを皮切りに
 期待通りの乱戦へと発展しテーブルも何脚か出てきました。
 それぞれが各自の比重でしっかり仕事をした印象を受けましたね。
 まあまあ良い試合でした。 
 試合後もファニン軍はやりたい放題。
 イアンに塩をかけようとするもボズ、ブラッドリーが現れると逃げていく。
 イアンはマイクを取るとファンクを労ったりします。
 最後にアルバノがマイクを取ります。
 イアンらを称えるも、どうやらNWA-MWの首領だったようで
 NWA-MWはNWA-MWでやっていく、と火種となりそうな発言をしました。


総評。
 選手は呼んでいるんですがカードが多いために分散してしまい
 結局ファンクの登場だけになってしまった印象です。
 (執筆日:7/26/09) 
DVD Rating
☆☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
NWA-MW X 級王座戦:マット・サイダル(ch)対トッド・セクストン

アリソン・デンジャー対デイジー・ヘイズ

4コーナー・マッチ:ジョーイ・エンヴィー対エリック・プリースト対コーリー・ジェームス対チャンドラー・マックルアー対ラリー・スウィニー対ジョシュ・アベクロンビー
ノーDQ:ミスチーフ対ミッキー・ナックルズ

ハロウィキッド対クリス・ヒーロー

ジェイ・フューリー、スキーター・フロスト対ブランドン・トマセーリ、トリック・デイビス

ヨーロピアン・ルールズ:アレックス・シェリー対ナイジェル・マッギネス

ブラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対ワイルド・カーズ

ライト級王座対マスク:ジミー・ジェイコブス(ch)対デリリウス詳細
10
レインマン対B-Boy
11
テリー・ファンク、イアン・ロッテン、ダニー・ダニエルズ対クリス・キャンディード、スティーブ・ストーン、BJウィットマー


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
ライト級王座対マスク:ジミー・ジェイコブス(ch)対デリリウス
  
  ジェイコブスがゴングが鳴るなり走りよっていく。
  デリリウスは逃げるとコーナーに掴まり蹴り飛ばそうという構え。
  ジェイコブスは突っ込まず構える。
  コーナーから離れたデリリウスにタックルを決めハーフ・ボストン・クラブ。
  STFを狙う。
  デリリウスが逃れフロント・ヘッド・ロック。
  ジェイコブスがリスト・ロックに返す。
  デリリウスがバックを取り倒す。
  フロント・ヘッド・ロック。
  ジェイコブスは丸め込みに持っていく。
  カウント2で返されるもフロント・ヘッド・ロック。
  デリリウスは起き上がると脚をかけて倒す。
  反転させてフルネルソン。
  起き上がったジェイコブスにヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックルを決めるもジェイコブスは倒れない。
  デリリウスがポーズを取ろうとする。
  ジェイコブスが顔に張り手。
  デリリウスは蹴りを入れるとロープに走る。
  ジェイコブスがカウンターでヒップ・トスを狙う。
  デリリウスは防ぐとサンセット・フリップへ。
  ジェイコブスが逃れてグラウンド・ヘッド・ロック。
  デリリウスが顔に手を押し当てる。
  ジェイコブスは離すも起こしてヘッド・ロック。
  デリリウスはサミングで逃れるとチョップ。
  ロープに振りクローズラインへ。
  ジェイコブスは避けるとセカンド・ロープで飛びフォア・アームズ。
  殴りつけてクローズライン。
  アピールする。
  デリリウスが起き上がり背後からクローズライン。
  ジェイコブスを起こすと背中に張り手。
  コーナーで喉を掴む。
  反対のターン・バックルにぶつける。
  ジェイコブスは利かないと首を振るとヘッド・バッド。
  ヘッド・バッドでダウンさせる。
  デリリウスはそのまま場外に転がり出る。
  ジェイコブスがスライディング・キックへ。
  デリリウスは避けるとリングに戻る。
  戻っては入っての追っかけっこ。
  デリリウスはリングに戻ると入ってきたジェイコブスを蹴りつける。
  コーナーを使ってダブル・ストンプ。
  バック・ドロップを決めカバー。カウント2。
  脚を踏みつけジェイコブスのブーツから釘を取り出す。
  レフェリーがデリリウスから釘を取り上げる。
  その隙にジェイコブスがパンチ。
  デリリウスはニーを打ち込んでダウンさせる。
  顔をスクラッチ。
  ジェイコブスが場外に転がり出る。
  デリリウスは場外に下りると近づいて殴りつける。
  鉄柱に振ろうとする。
  ジェイコブスが振り返してデリリウスを鉄柱にぶつける。
  椅子にデリリウスを座らせる。
  リングに戻るとトペ・スイシーダを決める。
  デリリウスはジェイコブスにサミングを決めるとリングに戻す。
  エプロンに上がりショルダー・ブロックへ。
  ジェイコブスは避けて殴りつける。
  ロープに横になったデリリウスにダイビング・ダブル・ストンプ。
  デリリウスのパンツから?釘を取り出す。
  レフェリーがジェイコブスから釘を取り上げる。
  デリリウスを起こすと腹を蹴りつける。
  フィスト・ドロップから変形バタフライ・ロック。
  両肩をつけにいく。カウント2。
  ロープを使って腹にニー。
  もう1発狙う。 
  デリリウスがスクール・ボーイに切り返す。
  ジェイコブスはカウント2で返すと腹を蹴りつける。
  ロープに振ろうとする。
  デリリウスが防いで腹にニー。
  コブラ・ツイストからバック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  肘を頭部に押し当てる。
  キャメル・クラッチ。
  外すと蹴りつける。
  ジェイコブスが殴り返す。
  デリリウスは殴り返してダウンさせると起こしてスパイン・バスター。
  STFを狙う。
  ジェイコブスが耐えてロープに逃げる。
  デリリウスがジェイコブスの頭部に噛みつく。
  コーナーでチョップ。
  コーナーに振ろうとする。
  ジェイコブスは振り返すと突進。
  デリリウスがカウンターでバック・エルボー。
  背中にドロップ・キックを決めるとジェイコブスはターン・バックルに突っ込む。
  パニック・アタックを狙う。
  ジェイコブスがカウンターでスピアー。
  両者ダウン。
  ジェイコブスがデリリウスの腹を蹴りつける。
  腹を殴りつける。
  ロープを使って腹にニー。
  ガット・バスターを決める。
  ロープを掴むとダブル・ストンプを連打しセントーン。
  カバーするもカウント2。
  コーナーに振りぶつける。
  ロープに走りスピアーへ。
  デリリウスがカウンターで蹴り。
  ジェイコブスを起こすとパワー・ボムの要領で持ち上げフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  パワー・ボムを決めるもカウント2。
  ロープに振ろうとする。
  ジェイコブスは防ぐとガット・クラッカー。
  変形ペディグリーを狙う。
  デリリウスはそれを利用して肩車。
  ヴィクトリー・ロールを狙ってきたジェイコブスを潰す。カウントは2。
  両者同時にパンチ。
  フォア・アームズを打ち合う。
  ジェイコブスはロープにもたれるもヘッド・バッドを連打。
  ロープに走りクローズラインへ。
  デリリウスはレフェリーを身代わりにする。
  ジェイコブスに延髄切り。
  チェインを手に巻くとジェイコブスを殴りつける。
  カバー。
  セカンド・レフェリーが入るもカウントは2。
  再びカバーするもカウント2。
  コーナー上へ。
  シャドウズ・オーバー・ヘルへ。
  ジェイコブスがカウンターで蹴り上げる。
  変形ペディグリーでカバー。カウントは2。
  バック・ドロップを狙う。
  デリリウスは後ろに着地するとフォア・アームズ連打。
  コーナーを使ってクロス・ボディへ。
  ジェイコブスは避けるとコーナーを使ってクロス・ボディへ。
  デリリウスは避けると変形STF。
  ジェイコブスが抵抗して外すもデリリウスが決めなおす。
  ジェイコブスがロープを掴む。
  デリリウスはジェイコブスをコーナーに乗せると雪崩式バック・ドロップを狙う。
  ジェイコブスはデリリウスを殴りつけヘッド・バッドで落とす。
  ダイビング・バック・セントーンを決めるもカウントは2。
  コントラ・コードへ。
  デリリウスが防ぐとセカンド・レフェリーが巻き込まれる。
  デリリウスがジェイコブスの背中にヘッド・バッドを決めジャーマン。
  しかしカウントを数えるレフェリーがいない。
  デリリウスがファースト・レフェリーを起こそうとする。
  ジェイコブスがその隙をついて襲いかかりコントラ・コード。
  カバーするとファースト・レフェリーが目を覚まし1,2,3!
  ジェイコブスの防衛!
  デリリウスはジェイコブスがチェインで殴りつけたと抗議する。
  レフェリーがジェイコブスを調べるとチェインが出てくる。
  レフェリーはDQによりデリリウスの勝利に変更するという。
  デリリウスは結局ベルトが移動しないため不満な様子。
  マイクを取るとデリリウス語を喋る。
  ジェイコブスはよくもはめたな、と言いいつかリマッチをやってやると言う。
  イアンはこれはマスク対タイトルなのだから負けても王座は移動する、負けは負けだと言う。
  デリリウスが新チャンピオンになった様子。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
NWA-MW X 級王座戦:マット・サイダル(ch)対トッド・セクストン

アリソン・デンジャー対デイジー・ヘイズ

4コーナー・マッチ:ジョーイ・エンヴィー対エリック・プリースト対コーリー・ジェームス対チャンドラー・マックルアー対ラリー・スウィニー対ジョシュ・アベクロンビー
ノーDQ:ミスチーフ対ミッキー・ナックルズ

ハロウィキッド対クリス・ヒーロー

ジェイ・フューリー、スキーター・フロスト対ブランドン・トマセーリ、トリック・デイビス

ヨーロピアン・ルールズ:アレックス・シェリー対ナイジェル・マッギネス

ブラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対ワイルド・カーズ

ライト級王座対マスク:ジミー・ジェイコブス(ch)対デリリウス(新チャンピオン!)(DQ)詳細
10
レインマン対B-Boy(ダブル・フォール)
11
テリー・ファンク、イアン・ロッテン、ダニー・ダニエルズ対クリス・キャンディード、スティーブ・ストーン、BJウィットマー

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