IWA-Mid South 2004年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:March Massacre 3/6/04
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
2枚(合わせて3枚)約3時間25分です。
Put Up or Shut Up 2004と一緒にパッケージング。

@4コーナー・マッチ:トリック・デイビス対クルー・ジョーンズ対フランキー・ザ・フェイス対エミル・シトッチ
 3人が絡んでの技が受けていましたね。
 シトッチも受けが良くオープニング・マッチとしては悪くない盛り上がりです。
 少し悪い試合。

AM-Dogg 20、ジョシュ・プロヒビション対ヴィトー&サル・トマセーリ
 UWA組も技で主張していましたが
 タッグという題目ではまだまだセインツには敵わないな、といった感じです。
 平均レベル。

Bトレイシー・スマサーズ対コントラッド・ケネディーIII
 もうスマサーズの一人舞台です。
 ケネディーを卑怯なヒールにして軽快な動きで組み立てて行きます。
 時間がくると丸め込みの応酬から僅差の勝利を演出。
 インディーでトップ張ってただけあるね。
 悪くない試合。

CBJジェームス対ライアン・ボズ
 マイクをすれば仕事のほとんどは完了。
 得意のニー・ドロップを打った後ロープを掴んだフォール負けで終わり。
 デイビスが不正をアピールするも試合再開ならず。
 次回タッグで再戦でしょうか。
 悪い試合。

D4コーナー・エリミネーション・マッチ:ミスチーフ対レイン対ミッキー・ナックルズ対レイシー対ODB対デイジー・ヘイズ
 女子団体でもないのにこの時期にこの面子が一堂に会していた。
 凄いですね。
 試合はそれぞれ見せ場を作り
 脱落のさせ方、順序で試合をしっかり展開させていますが
 全体的にちょっと粗かった気がします。
 人数が多いと埋もれないようにしないといけないので
 細かい事にまで気を回すのは難しいですけどね。
 平均レベル。

Eエリック・キャノン対イアン・ロッテン
 レスリングが中心かと思いきや打撃戦となりました。
 ハードな一方でタランチュラを見せる遊び心もあったりします。
 劣勢のキャノンは脚攻めを見せるのですが
 最後はグレムリング・ウォーロックであっさり勝利なのは頂けません。
 普通に脚攻めで勝つか、打撃戦に返すのなら
 それまで劣勢だった印象を一閃するような打ち合いが欲しい所です。
 平均的な良試合。
 試合後イアンが追放されていたヒーローの復帰を予告する。

Fザック・ゴーウェン対スティーブ・ストーン
 WWEは賞味期限が切れたら首という所があるので
 それがある種のコンプレックスを生んだのかもしれませんが
 やはりスタイル含め向き・不向きはありますからベビーフェイスに戻った方が良いですね。
 少し悪い試合。

Gライト級王座戦、3本勝負:マット・サイダル(ch)対デリリウス
 技以外の動きに見られているという意識が足りず
 また技への持って行き方が奇を衒って唐突過ぎるきらいがあります。
 しかしサイダルの綺麗な飛翔(場外へのダイビング・エルボー・ドロップのロング・ダイブは見事)と
 デリリウスのしなり(デリリウスは好調かどうかがここに現れている気がする)は
 若さ故の勢いを感じさせ見る者を乗せてくる。
 腕攻めによる深みも加わった、3本勝負ならではの総力戦はかなり見応えがあります。
 中々良い試合。

HIWA王座戦:ジェリー・リン(ch)対ダニー・ダニエルズ
 リンが追い込まれるという表現をしたいのは分かりますが
 リンの魅力を出さなさ過ぎですね。
 ダニーが腹攻めなどで試合を構築しているけれど
 これでは盛り上がらないのも当然ですよ。
 悪くない試合。

Iテキサス・デス・マッチ:ネイト・ウェブ対JCベイリー
 ホッチキスは顔中に打っていたし
 割れないテーブルへの3連発は強烈です。
 しかし典型的なテキサス・デス・マッチの失敗例に近く
 ああいうシーンもあったな、とは思うけど
 全体で振り返ると漠然としていて怠惰な印象さえ受ける。
 平均レベル。


総評。
 どちらかというと低調な内容で
 画質もやや白みがかっていて悪いのでPut Up or Shut Upをメインとして考えたほうが良いですね。
 それでも後にSOTF決勝にも抜擢されるGが
 予想以上の出来でおまけと軽くいえない大会にしています。
 2大会セットでお得だしストーリー上のつながりもあるので地味に面白かったですね。
 (執筆日:5/6/09)

DVD Rating
☆☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
4コーナー・マッチ:トリック・デイビス対クルー・ジョーンズ対フランキー・ザ・フェイス対エミル・シトッチ

M-Dogg 20、ジョシュ・プロヒビション対ヴィトー&サル・トマセーリ

トレイシー・スマサーズ対コントラッド・ケネディーIII
BJジェームス対ライアン・ボズ

4コーナー・エリミネーション・マッチ:ミスチーフ対レイン対ミッキー・ナックルズ対レイシー対ODB対デイジー・ヘイズ

エリック・キャノン対イアン・ロッテン

ザック・ゴーウェン対スティーブ・ストーン

ライト級王座戦、3本勝負:マット・サイダル(ch)対デリリウス

IWA王座戦:ジェリー・リン(ch)対ダニー・ダニエルズ
10
テキサス・デス・マッチ:ネイト・ウェブ対JCベイリー


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 なし

  



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
4コーナー・マッチ:トリック・デイビス対クルー・ジョーンズ対フランキー・ザ・フェイス対エミル・シトッチ

M-Dogg 20、ジョシュ・プロヒビション対ヴィトー&サル・トマセーリ

トレイシー・スマサーズ対コントラッド・ケネディーIII
BJジェームス対ライアン・ボズ

4コーナー・エリミネーション・マッチ:ミスチーフ対レイン対ミッキー・ナックルズ対レイシー対ODB対デイジー・ヘイズ

エリック・キャノン対イアン・ロッテン

ザック・ゴーウェン対スティーブ・ストーン

ライト級王座戦、3本勝負:マット・サイダル(ch)対デリリウス(2−1)

IWA王座戦:ジェリー・リン(ch)対ダニー・ダニエルズ
10
テキサス・デス・マッチ:ネイト・ウェブ対JCベイリー

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