IWA-Mid South 2004年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:An IWA Fairytale The Hero versus The Dragon 8/21/04
ベ スト・マッチ
ブ ライアン・ダニエルソン対クリス・ヒーロー→詳細

IWA王座戦、TLマッチ:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー→詳 細
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
3枚組み約4時間10分。

1試合目−JCベイリー対イカルス

 やや悪いオープニング。

2試合目−トリック・デイビス対ライアン・ボズ

 でかい口を叩いてオープン・チャレンジを開くと
 デカブツがやってきて・・・という出来の悪いファン・マッチ。

3試合目−ライトヘビー級王座戦:ジミー・ジェイコブス(ch)対デリリウス

 フィニッシュが 悪く平均的な試合。

4試合目−X ディビジョン(NWA-MW)王座戦:マット・サイダル(ch)対ネイト・ウェブ

 スピードを生か した攻防に
 IWAならではの激しさもあり予想以上の良い試合。

5試合目−
ブ ライアン・ダニエルソン対クリス・ヒーロー→詳 細
 両者欠点の1つにつまらない試合が多いのだけれども
 このカードはなぜか面白い。
 普段2対8のせめぎあいが
 このカードは4対6で、
 つまる所様式化されたレスリングと
 リアル・ファイトのレスリングが
 絶妙にブレンドされていて緊張感があるためでしょう。
 初対決ながら抜群の相性が生んだ文句なしの名勝負。
 しかし気の利いた大会名にもなったのに
 この位置なのはなぜ? 

6試合目−アダム・ピアース対ジャスティン・ケイジ
 大型ヒール対小型のフライヤーという構図。
 ピアース、アメドラの代打だったとはいえ
 NWA王者になっただけのことはある。
 ヒートの買い方も上手いし試合も作れる。
 オールド・スクールで今時受けなさそうではあるけれど・・・。
 まあまあ良い試合。

7 試合目−ダニー・ダニエルズ、BJウィットマー対チャド・コリヤー、 ナイジェル・マッギネス
 得意のユーモアある攻防を交えたりして
 まあまあ良いタッグ。

8試合目−
ホミサイド対エリック・キャノン
 試合が進むにつれ粗さが目立ったがまあまあの試合。

9試合目−(レフェリー:ミッキー・ナックルズ)スティーブ・ストーン対イアン・ロッテン

 目頭に当たるというストーンの下手すぎる
 ジョー・ブリーカーでイアンは流血するも
 ストーンが自分の技で脚を痛めた所から
 脚攻めで反撃しタップを奪う。
 しかしストーン側のIWAチェアマンが
 ミッキーの注意を引き流血により視界が閉ざされているとしてゴングを鳴らさせる。
 ひどい試合。 

10試合目−
CMパンク対B-Boy→詳 細
 序盤は良かったんですけれど
 中盤を終盤に持ってきたんで最後は盛り上がらないし
 序盤の後は低調と平均より少し上程度。

11試合目−ファンズ・ランバージャック・ストラップ・マッチ:マッド・マン・ポンド対トビー・クライン

 ホッチキス等の 凶器攻撃もありますが
 基本的に会場へ足を運んでくれたファンへのサービス・マッチといったと感じです。
 
特 典−IWA王座戦、TLマッチ:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー→詳細
 (02年ベスト版よりコピペ)
 インディ界最高、WWEのTLCにも決して引けを取らない
 46分にも及ぶTL(椅子も使われてはいます)マッチ。
 その壮絶さはチープ・フィニッシュにもかかわらず
 試合後パンクとヒーローが抱き合い
 観客もブーイング一つ出すことなく歓声で包んだシーンが何より物語っています。
 疑問の余地無く名勝負です。
 試合の中身は
 ヒーローのマネージャー、ナディアを絡めて
 まずは通常の試合を20分した後
 ラダー、テーブルを導入し
 ナディアの脱落、観客席裏バルコニーでの攻防を挟んで約25分間、
 テーブル葬やラダー・ムーブ中心に、
 かといって乱発気味にならないよう丁寧に行っています。


総評。
 良い試合がミッド・カードに偏っており
 バランスが凄く悪いのですけれど
 英雄対ドラゴンの名勝負に
 パンク対ヒーローのTLマッチという豪華すぎる特典付き。
 大会としては星2つですけれど
 特典を考えれば星4つ5つ並みにお勧めです。 
DVD Rating
★★☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
JCベイリー対 イカルス

トリック・デイ ビス対ライアン・ボズ

ライトヘビー級王座戦:ジミー・ジェイコブス(ch)対デリリウス
X ディビジョン(NWA-MW)王座戦:マット・サイダル(ch)対 ネイト・ウェブ

ブ ライアン・ダニエルソン対クリス・ヒーロー→詳細

ア ダム・ピアース対ジャスティン・ケイジ

ダ ニー・ダニエルズ、BJウィットマー対チャド・コリヤー、ナイジェル・マッギネス

ホ ミサイド対エリック・キャノン

(レ フェリー:ミッキー・ナックルズ)スティーブ・ストーン対イ アン・ロッテン
10
CM パンク対B-Boy→詳 細
11
ファ ンズ・ランバージャック・ストラップ・マッチ:マッド・マン・ポンド対 トビー・クライン
特典
IWA 王座戦、TLマッチ:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー→詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ブライアン・ダニエルソン対クリス・ヒーロー

  
  純粋なレスリング対決から始まる。
  力の限りを尽くしたグラウンドの攻防。
  逆さまになり握手して離れる。
  一進一退の攻防が続く。
  アメドラは拳を構えて牽制。
  ヒーローも同じくロー・キックを放ったりと牽制。
  ヒーローがロープに振りドロップ・キックを決める。
  ブレーン・バスターからカバー。カウント2。
  アメドラはロープ・ブレイク時に襲い掛かるも返り討ちに合う。
  アメドラは握手する振りをして平手打ち。
  一転してラフな攻めを見せる。
  ヒーローもアッパーカートにチョップで応える。
  アメドラは腕を集中攻撃する。
  スリング・ショット・ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  ヒーローは中々反撃できない。
  ヒーローがパワー・スラムを決める。
  両者ダウン。
  ヒーローが打撃の連続からネック・ブリーカー。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  アメドラはパワー・ボムから逃れるとローリング・フォア・アームズ。
  アメドラはエアプレイン・スピン。
  逆回転も行う。
  そしてダイビング・ヘッド・バッドにいくも避けられ自爆。
  両者ダウン。
  フォア・アームズを打ち合う。
  丸め込み合うもカウント2止まり。
  ヒーローがフォア・アームズを打ちつけ
  パワー・ボムからハングマンズ・クラッチ!
  アメドラが何とかロープを掴む。
  ならばとヒーローズ・ウェルカムへ!
  アメドラが逃れてキャトル・ミューティレーションを狙う!
  ヒーローはバック・ドロップに返すとコーナー上へ。
  アメドラがヒーローを捕らえ雪崩式アーム・バー・テイクダウンからキャトル・ミューティレーション!
  ヒーローがギブ・アップしアメドラの勝利!
  アメドラはヒーローを起こすと握手を求める。
  ヒーローは信じずはねつける。
  エリックが現れ自身の方がヒーローより上だと言う。
  そしてアメドラにはここは俺の庭だから出て行けと告げる。
  アメドラは殴る振りをしてから去っていく。
  ヒーローに誰々を倒したと自慢してから去っていく。
  バックステージでアメドラはいつでもどこでも再戦を受けてやると言う。
    


 CMパンク対B-Boy

  グラウンドの攻防になる。
  パンクは執拗なヘッド・ロックで制する。
  B-Boyはラフな打撃で対抗する。
  力比べの攻防。
  B-Boyが意表をついてダブル・ストンプを決める。
  B-Boyはフェイス・リフトを狙う。
  パンクは避けるとフェイス・ウォッシュへいくも避けられる。
  B-Boyはサンセット・フリップを防ぎ頭部へドロップ・キック。
  パンクはB-Boyのシャツを悪用し反撃。
  B-Boyはお返しのチョップを連発。
  パンクはウェルカム・トゥー・シカゴを決めると
  B-Boy風の打撃を交えながら腰を集中攻撃。
  B-Boyは中々反撃できない。
  パンクはスーパープレックスを決めカバー。カウントは2。
  パンクはB-Boyをコーナーに叩きつけていく。
  B-Boyは4発目を防ぐとネック・ブリーカー。
  両者ダウン。
  フォア・アームズを打ち合う。
  B-Boyは打ち勝つとデス・バレー・ドライバーを狙う。
  パンクがクルーシーフィックスに返そうとする。
  B-Boyは防いでデス・バレー・ドライバー。
  カバーするもカウント2。
  パンクはビッグ・ブーツからフェイス・ウォッシュ連発へ。
  B-Boyはロー・ブローで防ぐとフェイス・リフト。
  カバーするもカウント2。
  ならばとシャイニング・ウィザードへ!
  パンクはその動きを利用し抱えあげるとネック・ブリーカー。
  後頭部へラリアットを決めカバーもカウント2。
  バック・ブリーカー連発からトーチャー・ラックでタップを奪う!
  パンクの勝利!

  
   
 
IWA王座戦、TLマッチ:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー

  腕取り等の基本的な攻防から始まる。
  パンクが間を開ける。
  どちらも一歩も後に引かない一進一退の攻防が続く。
  仕切り直しから張り手を打ち合う。
  ヒーローが打ち勝ち道連れクローズライン。
  ヒーローはマネージャーのナディアにロー・ブローをさせる。
  パンクはハリケーン・ラナを決め流れを変える。
  ヒーローを甚振っていく。
  ヒーローはパンクを殴り落とすとトペ・スイシーダ。
  ヒーローがチョップを連発する。
  パンクもお返しでチョップにフォア・アームズを叩き込んでいく。
  パンクはネック・ブリーカーを決めるとラダーを取りにいく。
  途中で止めナディアを追い回す。
  追い詰められたナディアがパンクに襲い掛かりスリーパー。
  ヒーローが助けに駆けつけパンクを壁にぶつけていく。
  衝撃で壁が割れる。
  パンクは椅子でヒーローの喉を潰すとラダーをリングに入れようとする。
  ナディアが注意を逸らした所にヒーローがラダー越しのベースボール・スライド。
  パンクはラダーを登っているヒーローを捕まえパワー・ボムを決める。
  20分経過。
  ヒーローは振り返してコーナーのパンクをラダーにぶつける。  
  更にコーナーのラダーへのブレーン・バスター、ヒップ・トスを決めるとテーブルを場外に設置。
  パンクがコーナーのラダーを駆け上がり振り向きざまにクロス・ボディ。
  ヒーローはラダーへのブルー・サンダー・ドライバーを決める!
  Holy Shit!Holy Shit!
  パンクはコーナー上のヒーローを捕らえると雪崩式リバース・ハリケーン・ラナでヒーローを場外テーブルに落とす!
  ヒーローの頭にラダーをはめて鉄柱にぶつける。
  ヒーローは指や額から流血している。
  ヒーローをテーブルに乗せるとスプリングボード式の技を狙う。
  ナディアが邪魔する。
  パンクはナディアをエプロンから場外テーブルへのツームストンで葬る!
  パンクはヒーローにテーブルへのペプシ・プランジを狙う!
  ヒーローは必死の抵抗からテーブルへの雪崩式ライガー・ボム!
  パンクは場外のヒーローにダイビング・クロス・ボディを狙う。
  ヒーローは受け止めるとスインギング・ロック・ボトムで地面に叩きつける。
  パンクに椅子を叩きつけ場外のテーブルにのせると3メートル程上のバルコニーに登っていく。
  パンクも起き上がり追いかける。
  ヒーローは蹴り落とされ地面に落下する。  
  パンクは先程のテーブルの上にもう1脚テーブルを立てる。
  ヒーローはバルコニーに上がりパンクを呼び寄せる。
  ヒーローが殴り勝ち2段テーブルへのボディ・スラムを狙う。
  パンクがパワー・ボムの体勢に返す。
  ヒーローは逃れると2段テーブル目掛けロシアン・レッグ・スイープ!
  Holy Shit!Holy Shit!
  40分経過。
  ヒーローはリングに戻るとコーナー上から飛んでベルトがかけられている骨柱に捕まる。
  パンクも別コーナーからぶらさがる。
  蹴り合い両者落下してしまう。
  ヒーローはヒーローズ・ウェルカム・チャンピオンシップ・エディションをラダーの上に決める。
  ヒーローはラダーへの雪崩式ライガー・ボムを狙う!
  パンクが体勢を入れ替えラダーへのペプシ・プランジ!
  更に痛めつけようとするパンクをレフェリーが止めようとする。
  平手打ちされたレフェリーがパンクに殴りかかるもツームストンを食らってダウン。
  その間に回復したヒーローがラダーへのヒーローズ・ウェルカムを決める!
  そしてラダーを登りベルトを手にする!
  しかしパンクがラダーを倒しヒーローをテーブルの上に落とす! 
  パンクはヒーローの手からこぼれ落ちたベルトを手にするとレフェリーを起こす!
  レフェリーはパンクの勝利と認定し試合終了!
  大IWAコールが巻き起こる!
  関係者もリングに上がってきて2人の体を気遣う。
  そして体を張って素晴らしい試合をした2人を担ぎ上げる。
  パンクとヒーローは抱き合いお互いの健闘を称える!
  パンクはイアンと握手。
  パンクはファンやレスラーの皆に感謝する。
  IWAコールが巻き起こる。 
  今一度ヒーローと握手し抱き合う。
  イアンはまたここに戻ってくるよと涙ながらに告げる。
  イアンはパンクに労いの言葉をかける。
  Punk!Punk!Hero!Hero!
  パンクが名残惜しそうに名乗りをあげる。
  CM Punk!CM Punk! 



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

JCベイリー対 イカルス

トリック・デイ ビス対ライアン・ボズ

ライトヘビー級王座戦:ジミー・ジェイコブス(ch)対デリリウス(ダブル・フォール)
X ディビジョン(NWA-MW)王座戦:マット・サイダル(ch)対 ネイト・ウェブ

ブ ライアン・ダニエルソン対クリス・ヒーロー→詳細

アダム・ピアース対ジャスティン・ケイジ

ダ ニー・ダニエルズ、BJウィットマー対チャド・コリヤー、ナイジェル・マッ ギネス

ホ ミサイド対エリック・キャノン

(レ フェリー:ミッキー・ナックルズ)スティーブ・ストーン対イ アン・ロッテン
10
CMパンク対B-Boy→詳 細
11
ファ ンズ・ランバージャック・ストラップ・マッチ:マッド・マン・ポンド対 トビー・クライン
特典
IWA王座戦、TLマッチ:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー詳 細

IWA-Mid South 2004年のレ ビューに戻る TOPに戻る