IWA-Mid South 2004年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:A Butcher Loose in Highland 6/19/04
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
クリス・ヒーロー対エリック・キャノン詳細
雑 感
2枚組み約3時間30分です。

@エディ・キングストン、ブラックジャック・マリガン対ブライス・ベンジャミン、チャンドラー・マックルアー
 ベンジャミンはこれがIWAデビュー。
 身体能力の高い選手ですけど相方が最も動きの悪い男ですからね。
 オールスターというチーム名までついてかわいそうです。
 いや身体能力だけだからどうでも良いか。
 試合はワイルド・カーズが軽く形だけつけてやってます。
 悪い試合。

 エリックがヒーローに向けてアピールしていると
 ヒーローが現れ背後からバック・ドロップを決める。

Aキャッシュ・フロー対トリック・デイビス
 キャッシュはでかいヒールとして
 ふてぶてしさを持っているしデス・マッチもするので
 IWAならもう少し重宝されたとしても不思議ではないと思いますね。
 レフェリーの制止を聞かずに甚振り続け反則という
 終わり方だったのが残念ですけれどもしっかり仕事をしましたよ。
 少し悪い試合。

Bジミー・ジェイコブス対エース・スティール
 格があってエースがペースを握る場面が多めなのだけど
 悪い癖が出て所々で脱線します。
 エースは決して上手いレスラーじゃないけれど
 1つ2つのシーンだったりが全体の印象を低下させている部分があると重います。
 少し悪い試合。

CNWA-MW女子王座戦:レイシー(ch)対ミスチーフ
 レイシーはヒールのインサイド・ワーク、腰攻めと
 王者としてお見事な試合運びですね。
 攻防も良かったです。
 只ミスチーフは溜めて爆発させるタイプ、
 レイシーは攻めをいなしていくタイプ、と
 相性は良くないので大きなインパクトを与える程にはいたらず。
 平均レベル。

Dアブドゥーラ・ブッチャー対マッド・マン・ポンド
 奇襲をかけたポンドがハサミでアビーを攻め立てる、という
 予想外な展開が注意を引きましたね。
 見事なフォーク打ちによる反撃に盛り上がりましたよ。
 素直にアビー勝利とせずノー・コンテスト、収拾のつかない争いに持っていってくれたのも良かった。
 これこそアビーらしいと思います。
 アビーへのリスペクトが伝わってくる内容で面白かった。
 まあまあ良い試合。

EBJW王座戦:伊藤竜二(ch)対ネイト・ウェブ
 技術的な物を見せれるカードではないものの
 適度に見せ場が配置されているので観客の反応は良かったですよ。
 最後にテーブルを持ってきてくれたのも嬉しいですね。
 平均レベル。

Fクリス・ヒーロー対エリック・キャノン
詳細
 ハード・ヒッティングの数え歌だけあって
 試合開始時から素晴らしい盛り上がりでLet's goチャントが起こっていましたね。
 この2人小さな振る舞いが上手くて
 やっている事自体は少ないのに単調に陥らず
 しっかりと積み重ねられていきます。
 機微に飛んで、尚且つハードな打撃が繰り広げられました。
 またヒーローが中盤に腕攻め、
 終盤にアーム・ロック系の投げ+ハングマンズ・クラッチという
 一貫した素晴らしい攻めを見せ
 キャノンもハングマンズ・クラッチを必殺技として上手く使っているので
 クライマックス時は素晴らしい雰囲気になっていましたね。
 ぎりぎりグッド・マッチ。


Gクリス・セイビン対デリリウス
 デリリウスは真面目モードでセイビンと
 軽量級王道のリングを広く使った構築を見せます。
 セイビンの技はキレてるし、
 デリリウスもサブミッション系の使い方が良かった。
 只それまでと比べると終盤で伸びが足りませんでしたね。
 フィニッシュの返しも今ひとつ。
 平均的な良試合。

Hブラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対ダニー・ダニエルズ、BJウィットマー
 長身3人のごつごつとしたぶつかり合いで
 単調になりかける中BJがタッグ屋としての働きを見せて
 思ったより楽しめました。
 しかし最後のファニンがダニーにブラス・ナックルを渡そうとして相手に取られるシーンは
 立ち位置が逆で裏切ったように見え微妙でしたね。
 悪くない試合。

IIWA王座戦:ピティ・ウィリアムス(ch)対アレックス・シェリー

 安定した内容で良い攻防もあったのだけど
 ヒールのシェリーにはザックがついていてクライマックスで介入してくる等
 この2人の得意とする領域で勝負できなかった感じがあります。
 メインとしてのラインは満たしているけれど
 再戦から見ただけにちょっと期待外れかな。
 平均的な良試合。


@アブドゥーラ・ブッチャー、イアン・ロッテン対マッド・マン・ポンド、ミッチ・ペイジ(7/7/01)
 前回参戦した時のものですがこちらはカメラが間近にない事もあってぐだぐだファイト。
 アビーがポンドを血祭りにしてあげましたよってだけ。
 悪い試合。


総評。
 数え歌含め充実の内容な上に
 アビー、伊藤というゲストまで参戦しています。
 良い大会です。
 (執筆日:6/22/09)

DVD Rating
★★☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
エディ・キングストン、ブラックジャック・マリガン対ブライス・ベンジャミン、チャンドラー・マックルアー

キャッシュ・フロー対トリック・デイビス

ジミー・ジェイコブス対エース・スティール
NWA-MW女子王座戦:レイシー(ch)対ミスチーフ

アブドゥーラ・ブッチャー対マッド・マン・ポンド

BJW王座戦:伊藤竜二(ch)対ネイト・ウェブ

クリス・ヒーロー対エリック・キャノン詳細

クリス・セイビン対デリリウス

ブラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対ダニー・ダニエルズ、BJウィットマー
10
IWA王座戦:ピティ・ウィリアムス(ch)対アレックス・シェリー

アブドゥーラ・ブッチャー、イアン・ロッテン対マッド・マン・ポンド、ミッチ・ペイジ(7/7/01)


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
クリス・ヒーロー対エリック・キャノン

  会場からは物凄いLet's goチャント。
  レスリングからヒーローがフロント・ヘッド・ロック。
  キャノンはコーナーに押し込むと手を顔に当てチョップ。
  ヒーローは平然としている。
  キャノンをコーナーに押し込むとチョップ
  キャノンがチョップ。
  ヒーローが打ち返すと見せかけクラバート。
  スナップ・メアからチン・ロック。
  キャノンは起き上がるとハンマー・ロックに返してからグラウンドに倒しカバー。
  カウント1で返されるもフロント・ヘッド・ロック。
  ヒーローがバックを取る。
  倒してハングマンズ・クラッチを狙うもキャノンがロープに逃げる。
  仕切りなおし。
  キャノンが脚を取って倒しハングマンズ・クラッチを狙う。
  ヒーローが回転して逃れる。
  ヒーローが腕を取る。
  キャノンがエルボーを打つもヒーローは離さず捻りあげる。
  ヒーローはエルボーをガードするとエルボー。
  キャノンはたまらず場外に出る。
  リングに戻ってくる。
  キャノンが不意をついて蹴り。
  チョップ。
  チョップ。
  ダブル・チョップ。
  ヒーローが撃ってこいと言う。
  キャノンは蹴りを入れるとダブル・チョップ。
  ヒーローがチョップ。
  チョップ。
  後頭部にチョップ。
  キャノンがたまらず場外に出る。
  ヒーローが場外に出る。
  キャノンは走り回ってリングに戻る。
  ヒーローが後を追いロープ・ワークへ。
  ヒーローがドロップ・キックを決める。
  チョップ。
  コーナーに振ると胸を突く。
  裏拳に掌底。
  倒すと腕にニーを落とす。
  腕を踏みつける。
  腕を取って倒す。
  キャノンがグラウンド・ヘッド・シザースに返そうとする。
  ヒーローは外すと腕にボディ・プレス。
  アーム・ロック・スープレックスでカバー。カウントは2。
  腕にニー。
  腕に張り手。
  腕を取って持ち上げようとする。
  キャノンが逃れてバック・ドロップ。
  後頭部にドロップ・キック。
  ネック・ブリーカー。
  背中を蹴りつける。
  ロープに走りブロンコ・バスター。
  スナップ・メアからロープに走りエルボー・アタック。
  カバーするもカウント2。
  インディアン・デス・ロック・クラバート。
  ヒーローが両肩をつくように持って行く。カウント2。
  キャノンがヒーローを殴りつける。
  ロープに押さえつけてクラバート。
  エプロンに出るとレッグ・ドロップで喉をロープに押し付ける。
  リングに戻るとエルボー・ドロップからカバー。カウント2。
  変形のチン・ロック。
  クロス・フェイスを狙う。
  防がれ起こそうとする。
  ヒーローがチョップ。
  チョップ。
  キャノンがサミング。
  ロープに振ろうとする。
  ヒーローが防いで腕を取る。
  アームDDT。
  両者ダウン。
  ヒーローがクローズラインへ。
  キャノンが避けてネック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  押さえつけると顔を殴りつける。
  もう1発。
  ブレーン・バスター。
  ロックを離さずネック・ブリーカー。
  ロックを離さずDDT。
  カバーするもカウントは2。
  起こそうとする。
  ヒーローが腹にパンチ。
  パンチ。
  キャノンが殴りつける。
  ヒーローがジョー・ブリーカー。
  キャノンにエルボー。
  コーナーに振ろうとする。
  キャノンが防いでエクスプロイダー。
  カバーするもカウントは2。
  再びカバーするもカウント2。
  キャノンはエルボー・パッドを外す。
  ヒーローを起こすとエルボー。
  ブレーン・バスターを狙うも腕が痛む。
  もう1度狙って決める。
  カバーするもカウント2。
  起こすとローリング・エルボー。
  コーナー上へ。
  ヒーローが起き上がりキャノンの体勢を崩す。
  エルボーにチョップ。
  張り手を叩き込むとキャノンが落ちる。
  ヒーローはキャノンを蹴りまくる。
  起こすとチョップ。
  別のコーナーでチョップ。
  コーナーに振ると蹴りを入れアーム・ロック・フィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2。
  セントーンからカバー。カウント2。
  アーム・ロックの投げを狙う。
  キャノンが逃れてジャーマン。
  キャノンは起き上がったヒーローにジャーマン。
  腕の痛みからカウント2でロックが外れる。
  カバーするもカウント2。
  持ち上げてロープに横にしようとする。
  ヒーローはエプロンに降りるとエルボー。
  ショルダー・ブロックへ。
  キャノンが避け殴りつける。
  ロープを引っ張ってヒーローを入れようとする。
  ヒーローは前転して着地するとクローズラインを避け腕を取る。
  腕を取ってのスープレックス。
  回転して腕にエルボー。
  ハングマンズ・クラッチを狙う。
  抵抗するキャノンに張り手を決めクロス・フェイスを決める。
  ハングマンズ・クラッチに移行しようとするも防がれる。
  キャノンを起こすと腕にエルボー。
  腕にエルボー。
  腕にローリング・エルボー。
  ロープに振ろうとする。
  キャノンは防いで蹴りを入れるとロープに横にしてネック・ブリーカー。
  カバーするもカウントは2。
  両手足を決めたクラバートを決める。
  腕が痛むのかエルボーで早くギブ・アップさせたい様子。
  ヒーローは脚のロックを外して起き上がると腹に張り手。
  バックを取るとクラバート。
  クラバート・スープレックスを狙う。
  キャノンが後ろに逃れクラバート。
  クラバート・スープレックスを狙う。
  ヒーローは耐えるとみちのくドライバー。カウントは2。
  ヒーローがエルボー・パッドを外す。
  キャノンにローリング・エルボー。
  起こすともう1発。
  気合でキャノンが起き上がり延髄切り。
  倒れないヒーローにもう1発。
  まだ耐えるヒーローに3発目。
  肩膝をついたヒーローにグレムリング・ウォーロックを狙う。
  ヒーローは避けるとハングマンズ・クラッチを狙う。
  キャノンが回転して逃れるとカバーすると同時にズボンを掴み1,2,3!
  キャノンの勝利!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
エディ・キングストン、ブラックジャック・マリガン対ブライス・ベンジャミン、チャンドラー・マックルアー

キャッシュ・フロー対トリック・デイビス(DQ)

ジミー・ジェイコブス対エース・スティール
NWA-MW女子王座戦:レイシー(ch)対ミスチーフ

アブドゥーラ・ブッチャー対マッド・マン・ポンド(ノー・コンテスト)

BJW王座戦:伊藤竜二(ch)対ネイト・ウェブ

クリス・ヒーロー対エリック・キャノン詳細

クリス・セイビン対デリリウス

ブラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対ダニー・ダニエルズ、BJウィットマー
10
IWA王座戦:ピティ・ウィリアムス(ch)対アレックス・シェリー

アブドゥーラ・ブッチャー、イアン・ロッテン対マッド・マン・ポンド、ミッチ・ペイジ(7/7/01)

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