IWA-Mid South 2004年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:Battleground in Bloomington 10/20/04
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
AJスタイルズ対クリ ス・キャンディード詳細
雑 感
DVDがないのでVHS版にて購入。
約2時間50分です。

@オースチン・エリーズ対エース・スティール
 エースの足りない部分が出てしまいました。
 終盤の打撃でようやくギアがかかった感じですね。
 少し悪い試合。

Aシェイン・ハガドーン対マット・ターナー
Bメルセデス・マルチネス対トレイシー・ブルックス
 おまけでセットされた2試合。
 Aは短く、Bは実力差ありすぎ。
 見れるが悪い試合。

Cチャド・コリヤー対ダニー・ダニエルズ
 ダニーはオール・ラウンダーですからね。
 コリヤーのグラウンドに付き合い、
 中盤以降も腹攻めで構成しました。
 やや終盤があっけないが試合位置を考えると妥当か。
 平均より少し上。

Dクラウディオ・カスタニョーリ対ブランドン・トマセーリ
 SMHの象徴アイテム、ネクタイをつけたCCとスマートなブランドン。
 どちらも今では見られない姿だねぇ。
 試合はCCのまったり腕攻め支配スポットに入ると
 そこから抜け出ないまま終わってしまった印象を受けます。
 ブランドンは前回大会でIWAデビューをしたばかりなので仕方ないといえば仕方ない。
 悪くない試合。

ECMパンク対スーパー・ドラゴン
 東海岸から滅多に出ない虐殺竜も参戦と
 今夜は豪華なラインナップが揃っています。
 さてこの試合。
 8分しか与えられませんでしたが
 両者の立ち位置を明確にしながら
 素晴らしいペースで進めたため
 充実の一戦に仕上がっています。
 だらだらとなってしまったPWGでの一戦より普通に良かったですね。
 中々良い試合。

Fイアン・ロッテン対デイビー・アンドリュース
 ROH練習生とイアン道場。
 アンドリュースとしては良い経験になっただろうが
 無駄に長くて見ている方としてはちょっと退屈。
 最後もキャンディードの乱入だしね。
 悪い試合。

Gワイルド・カーズ対アンソニー・フランコ、エヴァン・スターズモア
 ワイルド・カーズの掌で躍らされた形に。
 悪い試合。

HX級王座戦:ピティ・ウィリアムス(ch)対アレックス・シェリー
 予期せぬ猛攻に王者が苦しみながらもヒール的インサイド・ワークで盛り返して、という
 展開とはいえ、序盤中盤共に一方的な攻めで構成されているのは勿体無いですね。
 それでもシェリーのテクは冴えていたし
 終盤の一進一退の攻防は中々の物だったので良し。
 必殺技がまったくないような状況だったので
 これを改善したらもう一伸びいけました。
 平均的な良試合。
 スタイルズ・クラッシュで王座防衛を果たしたピティですが
 試合後AJが現れると逃げてしまい、
 AJは残されたベルトを巻いて悠々と去っていきました。

Iクリストファー・ダニエルズ対クリス・セイビン
 前の試合と違いこちらは基本的な攻防で持って魅せてきます。
 20代にしてこの精度と試合構築への理解度。
 惚れ惚れしますね。
 たいした欠点もなく完成された熱戦です。 
 グッド・マッチに少し届かず。

Jサモア・ジョー対ライアン・ボズ
 相手がボズなので巨体の真っ向からの激突とはならず
 ジョーのハードな攻めばかりが目立ちますがこれはこれで面白い。
 平均レベル。
 試合後エリーズがSSトーナメントに向けてジョーにマイク・アピールを行いました。

K
AJスタイルズ対クリス・キャンディード詳細
 サブー、リン、1-2-3-キッドと共に
 インディーと化したNWAでジュニア級輸入に貢献したキャンディードと
 インディー黄金時代をもたらした立役者AJ。
 この2人がぶつかるとなると注目せずにはいられませんね。
 さて試合は80年代の牧歌的試合運びをベースにX級でアレンジする、
 というこの両者ならではの内容に。
 相関の利いたムーブの繰り返しによって重厚感がありましたね。
 また最後は予想通り乱入でしたが
 結果への指向性が弱く過程重視なのが
 80年代プロレスの特徴ですから問題ないでしょう。
 十分満足できる、ぎりぎりグッド・マッチ。

LIWA王座戦:エリック・キャノン(ch)対ロデリック・ストロング
 ハードなチョップと一極攻めで
 IWA流ストロング・スタイルを中心に据えた試合。
 時に外したりするのも上手いし
 良く出来ているが他のカードのせいで
 メインとしてはやや見劣りしますね。
 まあまあ良い試合。


総評。
 DVD化されていないのが不思議なくらい
 豪華なカードが揃っています。
 普通にROHを超えていますよ。
 クオリティも素晴らしいものがありますし
 VHSでも構わなければお勧めの大会です。

DVD Rating
★★★☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
オースチン・エリーズ対エース・スティール

シェイン・ハガドーン対マット・ターナー

メルセデス・マルチネス対トレイシー・ブルックス
チャ ド・コリヤー対ダニー・ダニエルズ

クラウディオ・カスタニョーリ対ブランドン・トマセーリ

CM パンク対スーパー・ドラゴン

イ アン・ロッテン対デイビー・アンドリュース

ワ イルド・カーズ対アンソニー・フランコ、エヴァン・スターズモア

X 級王座戦:ピティ・ウィリアムス(ch)対アレックス・シェリー
10
ク リストファー・ダニエルズ対クリス・セイビン
11
サ モア・ジョー対ライアン・ボズ
12
AJスタイルズ対クリス・キャ ンディード詳細
13
IWA王座戦:エリック・キャ ノン(ch)対ロデリック・ストロング


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 AJスタイルズ対クリス・キャンディード

  
  腕の取り合い。
  キャンディードがコーナーに押し込み張り手。
  AJが返すとキャンディードはダウンするも離れて追撃を防ぐ。
  仕切り直し。
  キャンディードが組むと見せかけサミング。
  ヘッド・ロック。
  AJはロープに振るとドロップ・キック。
  キャンディードはたまらず場外に出て間をおく。
  AJ下がらせてからリングに戻る。
  腕の取り合いからAJがアーム・ドラッグ。
  ヒップ・トス。
  グラウンド・ヘッド・ロックに捕らえる。
  キャンディードが起き上がりロープに振る。
  AJがショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  キャンディードがヒップ・トスを決める。
  AJは近づいてきたキャンディードをダウン状態から蹴り飛ばすとヘッド・ロック。
  コーナーを使ってグラウンドに持ち込む。
  キャンディードは起き上がるとヘッド・ロックに返す。
  AJはロープに振るとショルダー・スルー。
  グラウンド・ヘッド・ロックに捕らえる。
  キャンディードは起き上がるとロープに振り伏せる。
  AJは跳び越えると同時に止まるとヘッド・ロック。
  コーナーを使ってグラウンドに持ち込もうとする。
  キャンディードがバック・ドロップに切り返す。
  パンチにチョップ。
  AJがチョップを打ち返す。
  キャンディードがサミング。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもコーナーを使って裏に回り突進。
  AJはショルダー・スルーに返して場外に落とすとブランチャ。
  リングに戻す。
  邪魔しようとしたセコンドのストーンを殴りつける。
  リングに戻るもその隙に回復していたキャンディードが襲いかかる。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  AJが蹴り上げて防ぎロープに走る。
  キャンディードがパワー・スラム。
  カバーするもカウント2。
  場外に落とすとレフェリーの注意を引く。
  その隙にストーンがAJを蹴りまくりリングに戻す。
  キャンディードがカバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  AJは腹にエルボーを入れ逃れるとロープに走る。
  キッチン・シンクを狙ってきたキャンディードにスクール・ボーイ。カウント2。
  グラウンド・ヘッド・ロックへ。
  キャンディードがグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
  AJが前に跳び覆いかぶさる形に。
  キャンディードはブリッジで起き上がるとバック・スライドを狙う。
  AJは耐えると逆にバック・スライド。カウント2.
  キャンディードが延髄切り。  
  滞空式ブレーン・バスターを決める。
  カバーするもカウント2。
  チョップ。
  チョップ。
  AJがチョップを打ち返していく。
  キャンディードが体勢を入れ替えチョップを打つ。
  AJがチョップを打ち返していく。
  キャンディードがサミング。
  コーナーに振り持ち上げようとする。
  AJが後ろに逃れロール・アップ。カウント2。
  AJがバック・エルボー。
  リバースDDTを狙おうとセカンド・ロープに飛び乗る。
  キャンディードが殴りつけて防ぎそこからのジャーマン。
  カバーしに行くがAJの手がロープを掴む。
  ボディ・スラム。
  コーナー上へ。
  ダイビング・ヘッド・バッド。
  避けられ自爆したキャンディードは立ち上がり倒れる。
  両者ダウン。
  キャンディードが殴りかかる。
  AJはガードするとフォア・アームズ。
  ロープに振りクローズライン。
  クローズライン。
  スピン・キックを決めカバーするもキャンディードの脚がロープにかかる。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるも一回転してリバースDDT。
  カバーするもカウントは2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  キャンディードが耐え強烈な張り手。
  ロープに振ろうとする。
  AJは防ぐと背中に担ぎ上げ、そこからスラム。
  カバーするもカウント2。
  コーナー上へ。
  キャンディードがレフェリーを突き飛ばしロープにぶつけると
  AJは体勢を崩し落下、ロープに首を打ちつける。
  キャンディードはAJをリングに戻すとカバー。カウントは2。
  コーナーに乗せると雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  AJが耐え雪崩式スタイルズ・クラッシュの体勢に。
  ストーンがエプロンに上がりレフェリーの注意を引く。
  その隙にピティがベルトをAJに叩きつける。
  九死に一生を得たキャンディードはAJを前に担ぎ上げるとドライバーを決め1,2,3!
  キャンディードの勝利!
  ピティがAJにカナディアン・デストロイヤーを狙う。
  レフェリーに止められ思いとどまる。
  ストーンがAJを殴りつけていく。
  イアンが現れキャンディードに襲いかかる。
  落とすと今度はストーンに襲いかかる。
  キャンディードがイアンを引き摺り下ろすも返り討ちにあう。
  AJがストーンにスタイルズ・クラッシュを決める。
  イアンがAJの腕を上げる。
  キャンディードがイアンを引き摺り下ろし殴りつける。
  イアンが返り討ちにしてバック・ステージに追い払う。
  



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

オースチン・エ リーズ対エース・スティール

シェイン・ハガ ドーン対マット・ターナー

メルセデス・マ ルチネス対トレイシー・ブルックス
チャド・コリヤー対ダニー・ダニエルズ

クラウディオ・カスタニョーリ対ブランドン・トマセーリ

CMパンク対スーパー・ドラゴン

イ アン・ロッテン対デイビー・アンドリュース

ワイルド・カーズ対アンソニー・フランコ、エヴァン・スターズモア

X 級王座戦:ピティ・ウィリアムス(ch)対アレックス・シェ リー
10
クリストファー・ダニエルズ対クリス・セイビン
11
サモア・ジョー対ライアン・ボズ
12
AJスタイルズ対クリス・キャンディード詳細
13
IWA王座戦:エリック・キャノン(ch)対ロデリック・ストロング

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