IWA-Mid South 2003年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:Winter Wars 12/19/03
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
クリス・ヒーロー対AJスタイルズ→詳細
雑 感
2枚組み、3時間40分です。

@WXW王座戦、サブミッション・マッチ:アレックス・シェリー(ch)対ジミー・ジェイコブス
 レスリング重視で他の持ち技も部位にこだわって使用しており
 サブミッション・マッチというお題をしっかりやり遂げています。
 中々良い試合です。

ABJウィットマー対マット・サイダル
 IWA時代のサイダルは余り見所なかったなぁ。
 この試合もヘビー級対クルーザー級の筋ながら適当で粗い。
 少し悪い試合。

Bデイジー・ヘイズ対ミッキー・ナックルズ
 お互い今に至る素地は見せるが
 クライマックスへの演出もできず、いつの間にか終了といった感じ。
 悪い試合。

Cエリック・キャノン対デリリウス
 可もなく不可もなく平均レベル。

DWXW王座戦、ランバージャック・マッチ:ジミー・ジェイコブス(ch)対アレックス・シェリー
 2戦目という事でややあっさり目ながら
 1戦目で作ったウィーク・ポイントを引っ張り
 敵味方のランバージャックを使い分け介入も加える。
 これまた適切なランバージャック・マッチを演じましたね。
 まあまあ良い試合です。

EIWA王座戦:ダニー・ダニエルズ(ch)対スティーブ・ストーン
 両者できない選手ではないですが
 20分弱の試合をするのは厳しい。
 華もありませんし・・・。
 悪くない試合。

FB-Boy対イアン・ロッテン
詳 細
 IWAのメイン・ロスターなら1度は経験する
 イアンとの古典的レスリング・マッチ。
 今回も18分の試合時間の中で
投げは不発のボディ・スラム2発のみ という徹底振り。
 これで大いに満足させられるのだから頭が下がります。
 また泥臭すぎず完成度も高いです。
 でももう少し見たかったかな。
 グッド・マッチに少し届かず。


Gブラッド・ブ ラッドリー、ライアン・ボズ対マッド・マン・ポンド、JCベイリー
 でかぶつに対するセールがまったく無しという展開で全て終わり。
 ひどすぎる試合。

H
WXW王座戦、テキサス・デス・マッチ:アレックス・シェリー (ch)対ジミー・ジェイコブス→詳 細
 3試合目。
 どうしてもシェリーはこういうハードコア系が似合わないというか。
 こういう粗雑さが表現できないんですね。
 そういやTNAでブレード・ジョブを拒否しているなんて噂も流れてました。
 しかしテキサス・デス・マッチとしては微妙ながら
 試合としては面白いし見所もある。
 平均的な良試合。

Iマイケル・シェイン対ネイト・ウェブ
 こずるいヒール・プレイとハイ・フライングという対比で魅せる予定でしたが
 試合の進め方が余りにも羅列的すぎて退屈極まりない。
 やっている事自体は悪くないのでここを変えれば印象もがらりと変わりそうだが・・・。
 少し悪い試合。

J
クリス・ヒーロー対AJスタイルズ→詳細
 
AJが執拗なヘッド・ロックに脚攻めで試合を制し
 それに対してヒーローは体格を生かした投げをピンポイントで決めると いう
 一風変わった感じで試合は進んで行きます。
 上記の通りAJが得意技を、ヒーローがグラウンドを見せないし
 AJの圧倒ペースが続いているので今一歩かと思っていたら
 クライマックスが最高です。
 ここで出してくるかという絶妙なタイミングで
 AJが不意をついてのハリケーン・ラナを狙うという入りから
 見事な必殺技の攻防で魅せてくれます。
 ぎりぎりグッド・マッチ。


総評
 年末最終興行という事で力の入ったラインナップで
 半分は捨て試合としても
 残り半分はどれも見応えがある。
 IWAの中では良い大会ですよ。
  
DVD Rating
★★★☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
WXW王座戦、サブミッション・マッチ:アレックス・シェリー(ch)対ジミー・ジェイコブス

BJウィットマー対マット・サイダル

デイジー・ヘイズ対ミッキー・ナックルズ
エ リック・キャノン対デリリウス

WXW 王座戦、ランバージャック・マッチ:ジミー・ジェイコブス(ch)対アレックス・シェリー

IWA 王座戦:ダニー・ダニエルズ(ch)対スティーブ・ストーン

B- Boy対イアン・ロッテン詳 細

ブ ラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対マッド・マン・ポンド、JCベイリー

WXW 王座戦、テキサス・デス・マッチ:アレックス・シェリー(ch)対ジミー・ジェイコブス→詳 細
10
マ イケル・シェイン対ネイト・ウェブ
11
AJスタイルズ対クリス・ヒー ロー→詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 B-Boy対イアン・ロッテン
  
  イアンがいきなり脇固め。
  ロープ・ブレイク。
  腕の取り合いからイアンがカバーに持っていく。カウント1。
  力比べからB-Boyがクロス・フェイスへ。ロープ・ブレイク。
  イアンがレッグ・ロック。
  B-Boyはロープを掴むと場外で間を置く。
  イアンはコーナーに押し込むと殴る格好をするも何もせず離れる。
  一方B-Boyはしばらくコーナーに押さえつけ離れ際に頭部を突く。
  イアンはコーナーに押し込みフォア・アームズ。
  ネック・ブリーカーを決める。
  B-Boyは場外に逃れ間を置く。
  フォア・アームズの打ち合いに。
  B-Boyはダウンするもアーム・バーに捕らえる。
  イアンはロープ・ブレイクで逃れると間を置く。
  B-Boyが組むと見せかけ殴りつける。
  不意を突いて丸め込み。カウント2。
  蹴りを3発叩き込む。
  イアンは場外に逃れ間を置く。
  リングに戻ろうとしたイアンに襲いかかる。
  イアンは逆に脚を取るとヘッド・バッド。
  四つん這いになってヘッド・バッド。
  股間にドロップ・キックも放つ。
  コーナーへのドロップ・キックからカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  B-Boyは蹴り上げて逃れるとダブル・ストンプ2発からのセントーン。
  脚に狙いをつける。
  イアンが不意を突いて丸め込み。カウント2。
  フォア・アームズの打ち合い。
  B-Boyがイアンの頭部を蹴り飛ばしカバー。
  イアンはカウント2で返すと油断しているB-Boyの頭部を蹴り飛ばす。
  B-Boyはイアンをコーナーに押し込むとロープにイアンの脚をかけドロップ・キック。
  フェイス・リフト。
  カバーするもカウント2。
  レッグ・ロック。
  イアンもレッグ・ロックを決めるがダメージは大きく離してしまう。
  B-Boyがハーフ・ボストン・クラブに移行する。
  イアンがレッグ・ロックに切り返す。
  B-Boyがロープを掴む。
  イアンがボディ・スラムを狙う。
  B-Boyは脚を掴むとSTFに切り返す。
  イアンがロープを掴む。
  4の字を狙う。
  耐えるイアンを殴りつけ決める。
  イアンがロープを掴む。
  イアンがB-Boyの耳を叩く。
  B-Boyは何とか耐えドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  ブリッジするイアンをカバーの体勢に押し込もうとする。
  イアンはその動きを利用しグラウンド・ヘッド・シザース。
  ボストン・クラブに返されかけるも体勢を立て直しヘッド・バッド。
  カバーするもカウント2。
  ボディ・スラムを狙うも支えきれず倒れる。
  B-Boyは好機とすかさずアーム・バー。
  イアンがたまらずタップ・アウト。
  B-Boyの勝利!





 WXW王座戦、テキサス・デス・マッチ:アレックス・シェリー(ch)対ジミー・ジェイコブス


  シェリーは扉の横に隠れてジェイコブスを待ち受ける。
  出てきたジェイコブスにボーダー・シティ・ストレッチをかけタップを奪う。
  ベッキーを殴ろうとするも、起き上がったジェイコブスがシェリーにタックル。
  椅子をのせると立てた椅子の上からバック・セントーンを決めカウント3。
  起き上がったシェリーに釘を打ちつけようとするも蹴りつけられ落とす。
  それでもサミングを決め攻め立てる。
  壁を使ってスライス・ブレッドを狙う。
  シェリーは倒れずに防ぐと壁に振ろうとする。
  振り返されるも三角飛びで防ぐとジェイコブスを壁にぶつけニー・アタック。
  壁へのシェリー・ショックでカウント3。
  ジェイコブスがカウント8で起き上がる。
  ジェイコブスをリングにいれ痛めつけていく。
  クラブ・ストンプのようにして椅子に叩きつけて行く。
  コーナーに設置した椅子に振る。
  ジェイコブスは踏み止まるとビッグ・ブーツを放つ。
  シェリーが受け止めバック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ヘッド・バンドで締め上げる。
  立てた椅子に投げようとする。
  ジェイコブスは後ろに逃れるとその椅子へのフェイス・バスター。
  立てた椅子へのアトミック・ドロップからドロップ・キック。
  ダイビング・クロス・ボディへ。
  シェリーは体勢を入れ替えるとそのまま持ち上げコーナーの椅子に叩きつける。
  カバーするもカウント2。
  ジェイコブスを立てた椅子の上に伏せさせると椅子をのせダイビング・ダブル・ストンプ。
  カバーしカウント3。
  ジェイコブスはカウント9で起き上がる。
  シェリーがダブル・アーム・ネック・ブリーカー。
  立てた椅子の上からクレイドル・ショックでカウント3。
  ロープを使って何とかかウント9で起き上がる。
  ジェイコブスを痛めつけていく。
  立てた椅子の上から椅子の上にシェリー・ショックを狙う。
  ジェイコブスが防ぎその椅子の上へのSTO。
  カバーしカウント3。
  カウント8。
  殴り合いに。
  ジェイコブスが押すもシェリーがネック・ブリーカー。
  そして立てた椅子へのシェリー・ショック。
  カバーするもわざとカウント1で止める。
  立てた椅子へのパワー・ボムを狙う。
  ベッキーが入りシェリーに飛びつきスリーパー。
  シェリーは振り払うとベッキーにシェリー・ショック。
  更に立てた椅子へのパワー・ボムを狙う。
  ジェイコブスが殴りつけて救い出しビッグ・ブーツ。
  そして立てた椅子へのコントラ・コード。
  カバーしカウント3。
  カウント10でジェイコブスの勝利!
  


 クリス・ヒーロー対AJスタイルズ

  まずはじっくりとグラウンド・レスリング。
  一旦仕切り直し。
  クラベイトを食らったAJはロープ・ブレイクで逃れると・・・
  同時にフォア・アームズ。
  ヒーローがアーム・ドラッグから見事な動きで丸め込む。
  AJもラ・マヒストラルでお返し。
  AJがロー・キックを基点に執拗なヘッド・ロック。
  ヒーローがバック・ドロップに返す。
  ヒーローはクラベイトに捕らえる。
  AJは逃れると強烈なロー・キック。
  ひるんだ所で脚攻めに。
  反撃を防がれたヒーローは場外で回復を狙う。
  しかしAJが追いかけ椅子でのニー・クラッシャー。
  リングに戻しチン・ロックにハーフ・ボストン・クラブと追い詰めていく。
  フィッシャーマンズ・スープレックスからカバー。カウント2。
  AJがコーナー上へ。
  ヒーローはAJの体勢を崩すとクラベイト・スープレックス。
  両者ダウン。
  ヒーローの猛反撃と行きたい所だがAJの脚攻めに主導権を取り返せない。
  ヒーローがヒーロー・サンドウィッチ#2を決める。
  両者ダウン。
  フォア・アームズを打ち合う。 
  ヒーローがショルダー・スルーにリリース・スープレックスを決めカバー。カウント2。
  ならばとセカンド・ロープからクラベイト・カッター。
  カバーするもカウント2。
  リバース・クラベイトを決める。
  AJは逃れるとペイレイ・キック。
  両者ダウン。
  ヒーローは強烈な地獄突きでAJの反撃を防ぐ。
  AJが不意をついてのハリケーン・ラナを狙う。
  ヒーローは耐えるとハングマンズ・クラッチを狙う!
  AJは完全に決まる前にロープを掴む!
  ならばとヒーローズ・ウェルカムへ!
  AJは逃れるとスタイルズ・クラッシュへ!
  ヒーローはAJを持ち上げるとスパイン・バスターを狙う。
  AJはサンセット・フリップに返しスタイルズ・クラッシュへ!
  ヒーローはAJの脚を掴んで決めさせない。
  AJは諦めローリング・ラリアット!
  カバーするもカウント2!
  再びスタイルズ・クラッシュへ!
  ヒーローがハリケーン・ラナに返しハングマンズ・クラッチ!
  AJは逃れると丸め込むがカウント2!
  ヒーローがラリアットを狙ったAJにクルーシーフィックスからハングマンズ・クラッチ!
  AJがタップしヒーローの勝利! 
  2人は握手しハグ。
  翌日戦うシェインが現れAJと睨み合う。

  

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

WXW王座戦、サブミッション・マッチ:アレックス・シェリー(ch)対ジミー・ジェイコブス(新チャンピオン!)

BJウィット マー対マット・サイダル

デイジー・ヘイズ対ミッキー・ナックルズ
エ リック・キャノン対デリリウス

WXW 王座戦、ランバージャック・マッチ:ジミー・ジェイコブス(ch)対アレッ クス・シェリー(新チャンピオン!)

IWA 王座戦:ダニー・ダニエルズ(ch)対スティーブ・ストーン

B- Boy対イアン・ロッテン→詳 細

ブ ラッド・ブラッドリー、ライアン・ボズ対マッド・マン・ポンド、JCベイリー

WXW 王座戦、テキサス・デス・マッチ:アレックス・シェリー(ch)対ジミー・ ジェイコブス(新チャンピオン!)詳 細
10
マ イケル・シェイン対ネイト・ウェブ
11
AJスタイルズ対クリス・ヒー ロー詳 細

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