IWA-Mid South 2003年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:Ted Petty Invitational 2003 Night 1
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
04年以降と違い2枚組みでオープニン グ・セレモニーはなし。
計3時間30分
 
1試合目。
 ジェイコブスのネタはこの頃からあったのか。
 あまり良くない試合。
 
2試合目
 この試合はあまりにブラッドリーが下手すぎました。

B
ミッキー・ナックルズ対イアン・ロッテン→詳 細
 イアン対ミッ キーの軌跡
 Ted Petty Invitational Night One 12/7/03
 MAW 9/25/04
 Under the Gunn 7/13/05
 King of the Death Matches Night Two 6/3/06
 School's Out 6/17/06
 Carnage Cup 11/25/06
 Gorefest 12/10/06
 Vendetta 11/17/07
 A Rotten Farewell 12/7/07
 計9回交わる事になる名勝負数え歌の記念すべき1番を振り返りましょう。
 まずスマサーズが帰ったために
 急遽イアンが代役を務めるというストーリーで始まるのですが
 リアルにサプライズ・プレゼントだったのでは、と思わせる節がありますね。
 しかしそのプレゼントの内容は・・・
 他の男性レスラーと変わらない、かわいがりで持ってミッキーに問いかける、という物。
 「お前はおそらく地位や金を得られないだろう、
 そしてプロレスはハードでどの道に行こうと必ず痛みがつきまとう、
 それでもお前はプロレスラーになりたいのか?」
 この厳しい現実にミッキーは「はい」と答える事はできず
 悩みもがくのだけれども
 その問いから逃げず苦痛に耐え続けた事で
 無意識の内にその答えを見出す。
 それを確認したイアンは試合を終わらせ
 ミッキーと男の握手を交わして認める・・・
 素晴らしいねぇ。
 初っ端からこの2人の織り成す
 情念量は飛びぬけている。
 試合面ではスカッシュ・マッチを
 長くしてハード・ヒッティング要素を加えただけに近いので
 評価的にはランクを落として平均的な良試合ってとこですけど
 イアン対ミッキーファンなら必見ですよ。
 

4試合目
 AJが試合を作ってるのですが
 セクストンはAJの動きについていけず壊してしまう場面も。

5試合目、
 スピードにのったハイ・フライングな試合をしたいんでしょうが
 安定感がないので、そこまで盛り上がらない試合になってしまった。
 特にM-Doggの技が軽くミスも多い。

6試合目
 前の試合と似ている。
 動きが鈍いとこの手の試合はどうにも馴れ合いに見えてしまう。

7試合目
 中々良い試合。
 ただこの2人にしては当たりが弱い。
 
G
ク リス・セイビン対アレックス・シェリー→詳細
 序盤の緊迫感あ る力のこもったレスリングは素晴らしいですね。
 タッグを組んでいる物同士の息のあった攻防も見られます。
 (5,6試合目の連中とは大違いだ)
 只途中から流れと充実感が薄くなり
 特別な一戦からワン・オブ・ゼムに落ちていってしまいましたね。
 グッド・マッチに届かずも中々良い試合。

H
JC ベイリー対B-Boy→詳細
 B-Boyが躊 躇ないハード・ヒッティングを
 デス・マッチ・ファイターのベイリーに叩き込むも
 ベイリーは耐え切っていき・・・という内容。
 両者の長所を引き出し合っているものの
 TPIという場所であるという事と
 B-Boyのハード・ヒッティングだけのレスラーにはなりたくない、という思いが
 全体で見れば中途半端なレベルに留めてしまっています。
 平均的な良試合です。

10試合目
 珍しくお笑いなしの試合。
 トップ・レスラーとはいえなくとも両者技術はあるのでそこそこの試合。
 画像編集ミスあり。  

11試合目
 ケン・アンダーソンは他ならぬミスター・ケネディー。
 WWE好みのシンプルな技のセレクトで
 才能の片鱗も見せています。
 良い試合だったのですが
 終盤経験の無さかもたつく場面が連続。
 やや冗長すぎましたね。

12試合目
 2人ともやや華に欠けるが実力は折り紙つき。
 中々良い試合です。


総評。
 技巧系、ハード・ヒッティング系、ハイ・フライング系と
 多彩な試合が揃っていますね。
 只クオリティは今ひとつですね。

Night 2に続きます。
DVD Rating
★★☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
サル・リナウロ対ジ ミー・ジェイコブス

ブラッド・ブラッドリー対ナイジェル・マッギネス

ミッキー・ナックルズ対イアン・ロッテン詳 細
トッ ド・セクストン対AJスタイルズ

ジョ ニー・ストーム対M-Dogg 20

ソ ンジャイ・ダット対ネイト・ウェブ→詳細

エ リック・キャノン対クリス・ヒーロー→詳細

ク リス・セイビン対アレックス・シェリー→詳細

JC ベイリー対B-Boy→詳細
10
ジ ミー・レイブ対コルト・カバナ
11
IWA 王座戦:ダニー・ダニエルズ(ch)対ケ ン・アンダーソン→詳細
12
マ イケル・シェイン対ジェリー・リン→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ミッキー・ナックルズ対イアン・ロッテン


  ミッキーの相手を勤めるはずだったスマサーズは家に帰ってしまったとアナウンサーが告げる。
  代わりにイアンが出場することになると加える。
  イアンの登場。
  イアンはミッキーを子ども扱いして帰りなさいと告げる。
  ミッキーは去ると思いきやロープを下げてイアンこそ帰りなと挑発。
  試合が開始となる。
  ミッキーが組むと見せかけフォア・アームズを叩き込む。
  イアンがお返し。
  ミッキーはふらつくも立ち上がる。
  イアンはミッキーをコーナーに押し込むと打撃を叩き込む。
  ヘッド・バッドも叩き込んでいく。
  顔面に前腕を叩きつける。
  股間を踏みつける。
  ラリアットを決める。
  カバーするもカウント2。
  ヘッド・バッドを何発も叩き込む。
  ブレーン・バスターを決める。
  胸にエルボーを落とす。
  口に指を入れ横に引き伸ばす。
  リングに入れる。
  ミッキーがロー・ブロー。
  ブレーン・バスターを決めカバーするもカウント2。
  イアンは先に起き上がるとコーナーに振ろうとする。
  振り返されるも突進を避けて自爆させる。
  ドラゴン・スープレックスを決めカバーするも
ミッキーの脚がロープにかかる。
  フォア・アームズ。
  コーナーにふると頭部へのドロップ・キック。
  ダブル・アームDDTとつなげカバーするもカウントは2。
  後頭部にヘッド・バッド。
  もう1発。
  変形バタフライ・ロックに捕らえ腹を蹴りつける。
  カバーするもカウント2。
  殴りつけてコーナーに振る。
  クローズラインからダブル・アームDDTを決めカウント3!
  イアンの勝利!
  イアンはミッキー・コールを起こしてやる。
  ヒーローと共にミッキーを起こす。
  イアンはミッキーとハグ。
  女の中の男だと言って手を差し伸べる。
  ミッキーも応じて握手。
  ミッキーはIWAコールを起こす。
  イアンはミッキーと連れ添って退場。 



 ソンジャイ・ダット対ネイト・ウェブ


  ソンジャイは握手に応じず挑発。ウェブも挑発し返す。
  腕、バックの取り合いから攻撃を避けあう展開。
  ウェブはソンジャイを落とすとムーンサルトで追撃する。
  ソンジャイはミサイル・キックを決めると反撃開始。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  ネック・ブリーカーから長距離ダイビング・エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  ウェブがエルボーをいれ両者ダウン。
  ウェブがムーンサルト・コークスクリュー・セントーンを狙うも避けられ自爆。
  ソンジャイがコーナーに登る。
  雪崩式ジャーマンを狙いに来たウェブを殴り落としフェニックス・スプラッシュ!
  1,2,3! 



 エ リック・キャノン対クリス・ヒーロー


  腕の取り合いから試合開始。
  グラウンド・レスリングはややヒーローが優位で一旦仕切りなおし。
  エリックは腕を痛そうにしている。
  ストラングル・ホールドを決め合う。
  チョップを打ち合いにヒーローは勝つとダブル・ストンプを連発。
  エリックを痛めつけていく。
  エリックはヘッド・ロックをバック・ドロップに返すと
  低空ドロップ・キック、ロー・キックを連発。
  デインジャーもチープ・ショットでエリックに加勢。
  ヒーローは逆転すると腕を巻き込んでのハングマンズ・クラッチを狙う。
  エリックは決められる前にロープをつかむと、すかさず脚攻め。
  そしてシャイニング延髄切りを狙う!
  ヒーローはクローズラインで迎撃。
  両者ダウン。
  ヒーローは殴りつけていきビッグ・ブーツ。
  エリックはクローズラインを避けるとジャーマン。
  もう一発ジャーマン。
  ローリング・フォア・アームズを決めカバー。カウント2。
  ならばとフィッシャーマンズ・バスターを狙う。
  ヒーローは逃れるとウェルカムズ・ヒーローを狙う!
  エリックは脚に蹴りを入れるとシャイニング延髄切り!
  ふらつくヒーローをカバー。カウントは2。
  ヒーローはデインジャーとエリックをぶつけるとレッグ・ロック・ツームストン。
  カバーするもカウントは2。
  ヒーローがジャーマンを狙う。
  エリックはレフェリーの目をそらすとロー・ブローを決めエクスプロイダーを狙う。
  ヒーローは逃れるとヒーローズ・ウェルカム!
  そして脚を巻き込んでのハングマンズ・クラッチでタップを奪う!


 
 ク リス・セイビン対アレックス・シェリー

 
  腕取りのチェーン・レスリングから
  シェリーがボーダー・シティ・ストレッチを狙うもセイビンは察知しロープに逃げる。
  お互い相手の裏を書いていき技を避けていく。
  仕切り直し。
  シェリーがアーム・ドラッグを連続で決めアーム・バー。
  セイビンは打撃で反撃を狙う。
  シェリーはネック・ブリーカーでセイビンの動きを止め
  今度は腕に加えて首も攻める。
  シェリーがボーダー・シティ・ストレッチを狙う!
  セイビンはこれを受けてはまずいとすぐにロープへ逃げる。
  セイビンはスプリングボード式クローズラインで場外に落とすとコークスクリュー・ブランチャ。
  リングに戻すとエプロンから飛んでのハリケーン・ラナ。
  カバーするもカウントは2。
  セイビンが勢い良く攻め立てノーザンライト・スープレックス。カウント2。
  ペース・ダウンしサブミッションで弱らせようとする。
  シェリーがトルネードDDTを決め両者ダウン。
  シェリーはショルダー・スルーを狙う。
  セイビンはエプロンに着地するとスプリングボード式スピン・キック。
  カバーするもカウントは2。
  チョップ、フォア・アームズの打ち合いになる。
  殴り合って両者ダウン。
  セイビンはクローズラインを避けるとバックを取る。
  エルボーで逃れようとしたところをバック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ならばとクレイドル・ショックを狙う!
  シェリーは逃れてジャーマン。
  延髄切りで追撃を狙う。
  セイビンはガードし逆に延髄切り。
  コーナー上に上がり飛ぶも
  シェリーは防ぐとシェリー・ショック!
  カバーしカウント2と分かるやボーダー・シティ・ストレッチ!
  セイビンはなす術なくタップする!



 JC ベイリー対B-Boy


  お互い技を避けあう展開から試合開始。
  B-Boyはサブミッションから逃れると背中に蹴りを入れていく。
  ベイリーもネック・ブリーカーを決めると背中にけりを入れる。
  B-Boyが強烈なフォア・アームズを決めノック・ダウンする。
  ベイリーはB-Boyを殴り落とすとトペ・スイシーダ。
  リングに戻しミサイル・キックからカバー。カウント2。
  B-Boyはヘッド・ロックをバック・ドロップに返しカバー。カウント2。
  B-Boyがベイリーの顎にドロップ・キック!
  更にコーナーにもたれかかったところに頭部へのドロップ・キック!
  場外にベイリーを叩きつけエプロンからダブル・ストンプ!
  B-Boyはスーパープレックスを狙う。
  ベイリーはB-Boyを殴り落とすとダブル・ストンプ!
  一進一退の攻防が続く。
  ベイリーはネック・ブリーカーからダイビング・レッグ・ドロップ!
  しかしカウントは2!
  ベイリーがジャーマンを決め、更に攻め立てようとする。
  そこをB-Boyが捕らえコーナーへのエクスプロイダー!
  垂直落下式ブレーン・バスターからカバー。カウント2。
  バック・ドロップを防いだベイリーがロール・アップを狙う。
  B-Boyはロープをつかんで防ぐとシャイニング・ウィザードを狙う!
  しかしすかさずバック・ドロップ!
  そしてシャイニング・ウィザード!1,2,3!
  B-Boyはベイリーを認め握手に応じる。 



 IWA王座戦:ダニー・ダニエルズ(ch)対ケ ン・アンダーソン


  最初の基本の攻防はアンダーソンに軍配が上がる。
  仕切り直し後ダニーは仕掛けアンダーソンを抑え付けようとする。
  アンダーソンが逃れ再び仕切りなおし。
  チョップを立て続けに浴びたダニーは場外で間を取ろうとする。
  アンダーソンは追いかけ攻め立てる。 
  ダニーは勢いを利用しアンダーソンをエプロンに落とすと場外へのトルネードDDTを狙う。
  アンダーソンは耐えてリング内へのクローズライン。
  アンダーソンはケントーン・ボムへ!
  ダニーが膝を立てて防ぐ!
  ダニーがダブル・ストンプ、セントーンと決めカバー。カウント2。
  チョップの打ち合いになる。
  ダニーは蹴りをいれ終わらせるとトルネード・アーム・バー・テイクダウン。
  ダニーは腕を集中攻撃していく。
  アンダーソンがカウンターでパワー・ボム。
  ダニーはドロップ・キックでアンダーソンを場外に落とすとダイビング・クロス・ボディ。
  リングに戻しミサイル・キック。
  カバーするもカウント2。
  ダニーがクルーシーフィックスを狙う。
  アンダーソンはその動きを利用し持ち上げるとスタナー。
  更にスーパープレックスを狙う。
  ダニーがサンセットフリップ・パワー・ボムから丸め込むもカウントは2!
  ダニーはジャーマン連発に行く。
  アンダーソンは3発目を防ぐとジャーマンにベリー・トゥー・ベリー。
  カバーするもカウントは2。
  ダニーがパイル・ドライバーを狙う。
  アンダーソンも攻めて行くがカウント2止まり。
  アンダーソンはパワー・ボムを狙う。
  ダニーは後ろに逃れロー・ブロー。
  パイル・ドライバーで1,2,3!



 マ イケル・シェイン対ジェリー・リン


  シェインが挑発するかのようにアーム・ドラッグを1発だけ決める。
  リンも対抗するかのように腕を取りアーム・ドラッグ。
  リンはもう一発アーム・ドラッグを決める。
  場外に逃げようとしたシェインに「そんなだからWWFに解雇されるんだ」と痛いところをつく。
  シェインは挑発してリンの冷静さを奪おうとする。
  スピードを生かしてリンが執拗にヘッド・ロックを決めていく。
  シェインは脚を踏みつけて逃れると殴りつけていく。
  しかしリンはすかさずクローズラインを決め反撃を許さない。
  シェインはリンが追ってくるまで場外にとどまり
  追っかけてくるやリングに入って返り討ちにする。
  リンを鉄柱にぶつけ動きを止める。
  シェインは腕を集中攻撃する。
  リンを場外に落とすと鉄柱にぶつけようとする。
  リンは逃れると逆にシェインを鉄柱にぶつける。
  リンが攻めていくも腕の痛みでその動きは鈍い。
  コーナー上のシェインを捕らえるとブルドッグを狙う。
  シェインは腕を攻撃し防ぐと腕への雪崩式スタナー。
  カバーするもカウント2。
  シェインは再び腕攻めへ。
  リンがカウンターでブルドッグを決める。
  両者ダウン。
  リンは猛攻を見せトルネードDDT。
  フェイス・バスターと続けカバー。カウント2。
  シェインの攻撃がレフェリーに誤爆。
  シェインがロー・ブローからインサイド・クレイドル。カウントは2!
  シェインはすかさずアーム・バー。
  リンは何とかロープに脚をかける。
  シェインがトルネード・アームバー・テイクダウンを狙う。
  リンは防ぐと担ぎ上げTKO!
  しかしシェインの脚がレフェリーにぶつかってしまう。
  リンがパワー・ボムを狙う。
  シェインはスリング・ショットに返しスーパー・キック!
  カバーするもカウントは2!
  シェインがパワー・ボムを狙う!
  リンはリバース・クレイドル・パイル・ドライバーの体勢に変える!
  しかし腕の痛みから持ちこたえることが出来ない。
  シェインは逃れるとスーパー・キックへ!
  リンは防ぐとパワー・ボムを狙う。
  シェインは丸め込みに返す。
  リンはブリッジで起き上がるとクレイドル・パイル・ドライバーを決め1,2,3!
 

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

サル・リナウロ対ジ ミー・ジェイコブス

ブラッド・ブラッドリー対ナイジェル・マッギネス

ミッキー・ナックルズ対イアン・ロッテン詳 細
トッ ド・セクストン対AJスタイルズ

ジョ ニー・ストーム対M-Dogg 20

ソンジャイ・ダット対ネイト・ウェブ→詳 細

エ リック・キャノン対クリス・ヒーロー詳細

ク リス・セイビン対アレックス・シェリー詳細

JC ベイリー対B-Boy詳細
10
ジミー・レイブ対コルト・カバナ
11
IWA 王座戦:ダニー・ダニエルズ(ch)対ケ ン・アンダーソン→詳細
12
マ イケル・シェイン対ジェリー・リン詳細

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