IWA-Mid South 2003年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:300th Show 1/24/03
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
3枚組み約5時間30分です。

オープニング・セレモニー。
イアンがIWAを支えてきた選手を呼び寄せ褒め称えます。
その選手もIWAに感謝の意を示します。

@シャーク・ボーイ対ミッチ・ライダー

Aスタン・ダップ対サイモン・セッズ
 長丁場となる前座。
 ライダーは柄にもなく口を閉じ、
 ダップとセッズは投とスピードで色分けをして、と
 長丁場の前座を意識した内容になっています。
 短いしクオリティはないけれど良い仕事をしている。
 悪い試合。

Bダニー・ダニエルズ対クリス・セイビン
 セイビンがベースをしっかり作りながら
 場外ダイブをきっかけに派手に盛り上げます。
 只中盤の押せ押せの攻めで雪崩式クレイドル・ショックまで出たのは
 完全にブレーキの壊れた過激化ですね。
 まあ最後までリズムと創造性を保ったので面白い事は確か。
 平均的な良試合。

Cテレク・ザ・グレート対ヴォルテックス
 ヴォルテックスのデビュー戦。
 まだ粗いですが観客席へのフォールズ・アウェイ・スラムなど
 過激な技を受けても心が折れない所は
 後のデス・マッチ・ファイターとしてのブレイクは必然だったと感じさせますね。
 少し悪い試合。

DKO対マイケル・トッド・ストラットン
 チビ対マッチョによるチープなプロレス。
 悪い試合です。

Eケージ・マッチ(キー・オブ・ザ・キーパー:ハーリー・レイス):イアン・ロッテン対ブル・ペイン
 カード通りとにかく流血するラフ・ファイトです。
 最後はお約束通り鍵を奪っての乱入ネタで。
 見所は試合後でヒール軍団(この試合で2タフ・トニーが加入?)が
 イアンとコープにケージ上ダイブを食らわせ
 また控え室のレスラーが助けようと一斉にケージをよじ登るシーンですね。
 平均レベル。

Fトレイシー・スマサーズ対スーパースター・スティーブ
 IWAまで来てくれたレイスに恩返しすべく
 スティーブをベテランのスマサーズが迎えます。
 教育上ベーシックな物になる上
 スマサーズはいつも通りゆったりなペースを取るのでちょっと退屈ですね。
 少し悪い試合。

Gマーク・ウルフ対アダム・グッチ
 腕立てふせを始めたグッチに
 ウルフがレッグ・ドロップを決め瞬殺です。
 ウルフに襲いかかったストラットンとグッチをKOが追い払います。
 翌日この4人がタッグでぶつかる事になりました。

H(レフェリー:ディーン・バルドウィン):M-Dogg 20対チップ・フェアウェイ
 フェアウェイが明らかにM-Doggのスピードについていけない鈍重な体格で
 試合はまさしくM-Doggの必要性を感じさせない内容に。
 フェアウェイが連れてきたバルドウィンが
 不公平なレフェリングをする事だけが見所です。
 悪い試合。

I
TLC:ネイト・ウェブ対ニック・モンド
 まずは凶器なし から始め
 徐々に過激度を高めていく展開です。
 この2人なら熱が高まるのは後半かなと思いきや
 粗さからではありますが顔面蹴りや危険な投げが出て最初から盛り上がりましたね。
 最後は実況席からテーブルへのダイブで締めてくれました。
 中々良い試合。

Jコルト・カバナ対ジョシュ・プロヒビション
 プロヒビションの動きが不安定で
 カバナもこれじゃあまかせられない、と支配する側に回っていますね。
 それにしてもいまいち。
 悪い試合。

Kジェリー・リン対クリス・ヒーロー 
 ヒーローがかなりシンプルな攻めを見せて
 リンの攻防を光らせているのが良いですね。
 充実した一進一退の攻防に会場も盛り上がっています。
 中々良い試合です。

LIWA王座戦:CMパンク(ch)対ヴィク・カプリ対エース・スティール
 初っ端の3ウェイ・スポットが上質なのは当たり前。
 IWAの、CMパンクの3ウェイは上をいく。
 1対1にいくと見せかけ場外の攻防に持っていくと
 リングに戻っても技が3人目に影響を与える、という
 最初とは別の見せ方をした3ウェイ・スポットを見せてきます。
 これだけ斬新且つ豊潤なのですが
 勿体ない事に目玉の3ウェイ・スポットを主として動きが粗雑なんですね。
 本当にかつてない程に崩れていて盛り上がりに水を注された形です。
 全てスムーズな動きだったらグッド・マッチまで届いていましたよ。
 重ね重ね勿体無い。
 中々良い試合でした。

Mハードコア・ランブル:キャッシュ・フロー対JCベイリー対2タフ・トニー対コーポラル・ロビンソン対テリー・ブル対ローリン・ハード対マッドマン・ポ ンド対アクセル・ロッテン
 姿を見なくなった往年のIWA選手も登場し
 300回大会にふさわしい特別試合ですね。
 試合はベイリーがシャツを脱ぐ事なく終わったかと思えば
 コープが椅子への雪崩式パイル・ドライバーを食らって起き上がれなくなったりと
 過激度も試合運びも無秩序なブロウル。
 まあまあ良い試合です。
 この試合にトニーが勝利し他の仲間らと祝勝。
 イアンとマイク・アピールをした結果
 バッド・ブリードが再結成され次回ブル、トニー対バッド・ブリードを行う事が決定しました。
 アクセルがリンチされ、そこをイアンが助けるとかそういう演出が欲しかったですね。
 マイクだけで長々されては余り締まりません。


総評
 300回記念で力が入っているのは分かるのだけど
 ちょっと入り所がずれてますよねぇ。
 余りに長すぎますし。
 最初と最後のマイクで裕に1時間を超えている気がします。
 只技巧派はどれも良い仕事をしていますので星1つ上げても良いか。

DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
シャーク・ボーイ対ミッチ・ライダー

スタン・ダップ対サイモン・セッズ

ダニー・ダニエルズ対クリス・セイビン
テ レク・ザ・グレート対ヴォルテックス

KO 対マイケル・トッド・ストラットン

ケージ・マッチ(キー・オブ・ザ・キーパー:ハーリー・レイス):イアン・ロッテン対ブル・ペ イン

ト レイシー・スマサーズ対スーパースター・スティーブ

マー ク・ウルフ対アダム・グッチ

(レ フェリー:ディーン・バルドウィン):M-Dogg 20対チップ・フェアウェイ
10
TLC: ネ イト・ウェブ対ニック・モンド
11
コ ルト・カバナ対ジョシュ・プロヒビション
12
ジェ リー・リン対クリス・ヒーロー
13
IWA 王座戦:CMパンク(ch)対ヴィク・カプリ対エース・スティール
14
ハー ドコア・ランブル:キャッシュ・フロー対JCベイリー対2タフ・トニー対コーポラル・ロビンソン対テリー・ブル対ローリン・ハード対マッドマン・ポンド対 アクセル・ロッテン


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 なし

 
  

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

シャーク・ボー イ対ミッチ・ライダー

スタン・ダップ対 サイモン・セッズ

ダニー・ダニエ ルズ対クリス・セイビン
テ レク・ザ・グレート対ヴォルテックス

KO 対マイケル・トッド・ストラットン

ケージ・マッチ(キー・オブ・ザ・キー パー:ハーリー・レイス):イアン・ロッテン対ブル・ペイン

トレイシー・スマサーズ対スーパースター・スティーブ

マーク・ウルフ対アダム・グッチ

(レ フェリー:ディーン・バルドウィン):M-Dogg 20対チップ・フェア ウェイ
10
TLC:ネイト・ウェブ対ニック・モンド
11
コ ルト・カバナ対ジョシュ・プロヒビション
12
ジェリー・リン対クリス・ヒーロー
13
IWA王座戦:CMパンク(ch)対ヴィク・カプリ対エース・スティール
14
ハードコア・ランブル:キャッ シュ・フロー対JCベイリー対2タフ・トニー対コーポラル・ ロビンソン対テリー・ブル対ローリン・ハード対マッドマン・ポンド対アクセル・ロッテン

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