IWA-Mid South 2002年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
IWA-MS:Ted Petty Invitational Night 2 11/2/02
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
3枚組み約4時間45分。

レビューの都合上トーナメントの全カードを記載。

1 試合目−2回戦:コルト・カバナ対ニック・モンド
 モンドなんてお呼びじゃない。
 ひどい試合。

2試合目−2回戦:エース・スティール対BJウィットマー
  同じ首攻めとはいえ
 ウィットマーが単調なのに対し
 エースは工夫に富んでいるし試合もキャリーしています。
 平均より少し上程度。

3試合目−2回戦:ジミー・レイブ対クリス・ヒーロー
 速いテンポの攻防から体格差対腕攻めという構図に。
 しかしレイブは色々やっているが
 どれも板についていない。
 これも平均より少し上程度。 

4試合目−
IWA 王座戦、2回戦:CMパンク(ch)対クリストファー・ダニエルズ→詳 細
 単純明快、ダニ エルズの首攻め対パンクの腕攻めという構図だけで
 長めの17分をやりとげました。
 これがマッチ・オブ・ザ・ナイトかな。 
 中々良い試合。

5試合目−ダニー・ダニエルズ対テレク・ザ・ジャイアント
 ダニーがいるならモンドの代わりに出場させれば良かったのに。
 一方のテレク、なぜライト級王座最多獲得者になれたか、まったくもって疑問。
 技は多彩ですけどねぇ。
 フィニッシュもやりそこねて自身がガチに流血。

6試合目−4コーナー・サバイバル:スーパー・ドラゴン対AJスタイルズ対マット・ストライカー対M-Dogg 20
 脚を痛めたという設定で実力差を埋めたAJが試合をつくり
 M-Doggはスポット、スパドラはハード技、ストライカーはサブミッションと
 分担作業で中々良い試合。
 試合後AJはイアンに未来のスーパースターだと認められ
 早くもまた来てくれと頼まれています。
 
7 試合目−準 決勝、コルト・カバナ対BJウィットマー
 まったくもって可もなく不可もなくの試合。
 少し悪い。

8試合目−
IWA 王座戦、準決勝:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー→詳 細
 IWAの名勝負数え歌とされるカード。
 やはり試合内容がIWA好みなんでしょうね。
 ハードなフォア・アームズの応酬とかを基点にしながら
 技術に基づいた攻防で妙も見せる。
 それに相性良いかは疑問ですが
 少なくともパンクの外れはなさそうだし。
 欠点としてはやはり疲れが見えて間が開きすぎだし
 ヒーローがせっかく前の試合を受けて
 腕を痛い振りをしてもパンクはそれに気づかず
 フィニッシュへの伏線を引けなかったことですね。
 平均的な良試合。
 
9試合目−(レフェリー:ジョエル・ガートナー)レイン対ヘイリー・ヘイトレッド対レイシー
 女子の試合にしては珍しく
 3人絡みのムーブが結構出てくるのだが
 基本下手なんで、ひどい試合。

10試合目−イアン・ロッテン対ジョシュ・プロヒビション
 イアンのレスリング教室ということで手短に。
 悪くない試合。
 
11試合目−IWA王座戦、決勝:CMパンク(ch)対BJウィットマー→詳細 
 いきなり襲い掛かる展開でレスリングがないのもあるのだろうが
 技の羅列にしか見えない内容。
 パンクもかなり疲れているし・・・。
 平均レベル。
 それでもこれがメインであるべきだった。

12試合目−6マン・ガントレット・デス・マッチ
 終盤いくつかハードなスポットはあるものの
 基本スローでぐだぐだな試合で、ひどいレベル。

 最後は1日目のネクロのゲロが流されて(なぜ?)終幕。

総評。
 ナイト2はパンクが頑張って汚名返上といきましたが
 何せ反対側のトーナメントを勝ち上がってきたのがウィットマーですからね。
 後のTPIから考えられる程の質には到達しませんでしたので
 他のTPIみたいに文句なしにお勧めとはいきません。
 しかし選考に関しては先見の明がありましたし
 (少し早すぎたけれど)
 これがIWAの技巧化への
 明確なターニング・ポイントになったことも確かです。
DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
2回戦:コル ト・カバナ対ニック・モンド

2回戦:エース・スティール対BJウィットマー

2回戦:ジミー・レイブ対クリス・ヒーロー
IWA 王座戦、2回戦:CMパンク(ch)対クリストファー・ダニ エルズ→詳 細

ダ ニー・ダニエルズ対テレク・ザ・ジャイアント

4 コーナー・サバイバル:スー パー・ドラゴン対AJスタイルズ対マット・ストライカー対M -Dogg 20

準 決勝、コルト・カバナ対BJウィットマー

IWA 王座戦、準決勝:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー→詳 細

(レ フェリー:ジョエル・ガートナー)レイン対ヘイリー・ヘイトレッド対 レイシー
10
イ アン・ロッテン対ジョシュ・プロヒビション
11
IWA 王座戦、決勝:CMパン ク(ch)対BJウィットマー→詳 細
12
6 マン・ガントレット・デス・ マッチ


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 IWA 王座戦、2回戦:CMパンク(ch)対クリストファー・ダニエルズ

  ダニエルズのヘッド・ロック対パンクの腕取りで始まる。
  互角でどちらも主導権を握れないまま5分が経過する。
  パンクがダニエルズを抱えファイヤーマンズ・キャリーを狙うも逃れられる。
  続けてサンセット・フリップへ。
  ダニエルズは腕を外すとレッグ・ドロップを決め先手を取る。
  バック・ドロップからカバー。カウント2。
  首を中心に攻めていく。
  パンクは腕攻めで反撃。
  パンクはレッグ・ドロップ版オールドスクールを決めカバー。カウント2。
  パンクが油断した所にダニエルズがジョー・ブリーカー。
  しかし執拗な腕攻めに反撃は封じられる。
  ダニエルズが延髄切りを決め両者ダウン。
  ダニエルズが猛攻を見せる。
  アイコノクラズムを決めカバー。カウント2。
  STOからBME。カウントは2。
  ならばとエンジェルズ・ウィングへ!
  パンクは逃れると腕を取って倒しシャイニング・ウィザード!
  カバーするもカウントは2! 
  アーム・ロック・ブレーン・バスターからカバーするもカウント2。
  ウェルカム・トゥー・シカゴを狙う。
  丸め込み合戦に。
  パンクは返すと同時にクロスフェイス・チキンウィングに捕らえタップを奪う!
  イアンはダニエルズにまた来てくれと頼む。
  パンクとダニエルズはお互いの健闘を称える。



  IWA 王座戦、準決勝:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー

  ヒーローがフォア・アームズからカバー。カウント2。
  フォア・アームズを打ち合う。
  ロープ・ワークに移行し両者同時にドロップ・キック。
  再びフォア・アームズを打ち合う。
  パンクがガードしサミング。
  ヒーローはショルダー・タックルを連発し起き上がらせない狙い。
  一方パンクは執拗なヘッド・ロック戦法。
  スナップ・メアを打ち合う。
  パンクがモンキー・フリップを避けた所で睨み合う。
  パンクが場外に出て間を置く。
  力比べの攻防からパンクがボディ・シザース。
  両者逆さまになり張り手を打ち合う。
  パンクが握手と見せかけ襲い掛かる。
  ヒーローが後頭部へのビッグ・ブーツで逆転。
  ヒーローはクラベイト・スープレックスを決めカバー。カウント2。
  ヒーローは前の試合の影響で腕が痛む様子。
  パンクがネック・ブリーカーからシャイニング・ウィザードを狙うもガードされる!
  ヒーローはビッグ・ブーツからヘッド・バッド連発。
  パンクも応じ両者ダウン。
  ヒーローは流血している。
  ショルダー・スルーを狙ったパンクの頭部を蹴りまくりドロップ・キック。 
  キャメル・クラッチの状態でヘッド・バッドを連発し流血させる。
  パンクの蹴りを受け止めスタンガン。
  そしてハングマンズ・クラッチ!
  パンクがロープを掴む。
  パンクがヘッド・シザースを決め開脚式ムーンサルト。カウント2。
  ヒーローはクローズラインを避けるとドラゴン・スープレックスの体勢に。
  パンクはロープに逃れて防ぐ。
  フォア・アームズを打ち合う。
  パンクはローリング・バック・エルボーから
  ウェルカム・トゥー・シカゴを決めシャイニング・ウィザード!
  カバーするもカウントは2!
  パンクはフェイス・ウォッシュを決める。
  両者ダウン。
  パンクがフォア・アームズ連発からローリング・フォア・アームズ。
  ヒーローが撹乱しラ・マヒストラル。
  パンクは返すと同時にアーム・バー。
  クロス・フェイスに移行しようとするも逃れられる。
  ヒーローがドラゴン・スープレックスを決める。
  カバーするもカウント2。
  パンクはクローズラインを避けるとクロスフェイス・チキンウィングに捕らえタップさせる!
  パンクの勝利! 
  両者お互いの健闘を称える。



 IWA王座戦、決勝:CMパンク(ch)BJウィットマー

  パンクが入場中のウィットマーにトペ・スイシーダ。
  リングに戻しスプリングボード式ドロップ・キック。
  ウィットマーはショルダー・スルーを狙ったパンクを蹴り上げネック・ブリーカー。
  パンクの反撃を封じ首を攻める。
  パンクがチン・ロックをジョー・ブリーカーに返す。
  フェイス・ウォッシュを決める。
  パワー・スラムはカウント2。
  バック・ドロップもカウント2止まり。
  ウィットマーは髪を掴んで倒すとエルボーからカバー。
  パンクはロープに脚をかける。
  ライガー・ボムを決めるもカウント2。
  パンクが反撃しスプリングボード式クロス・ボディ。カウント2。
  ウィットマーがクローズラインを決めカバー。カウント2。
  更にダイビング・ヘッド・バッドを決めるもカウントは2。
  パンクのクローズラインを避けジャーマン。
  逆さ吊りにしてドロップ・キック。
  チン・ロックを食らっているパンクはロープに振ってベリー・トゥー・ベリー。
  続けてムーンサルトを狙うも膝を立てて防がれる。
  ウィットマーがカバーするもカウント2。
  パンクが油断した所をつきヘッド・シザース。
  ダイビング・ボディ・プレスにつなげるもカウント2。
  両者ダウン。
  ウィットマーがアーム・ロック・エクスプロイダー!
  カバーするもカウントは2。
  パンクが低空ドロップ・キックからシャイニング・ウィザードへ!
  ウィットマーはガードすると逆にシャイニング・ウィザードを狙う!
  パンクは避けるとテキサス・クローバー・リーフ。
  ウィットマーがロープを掴む。
  パンクがアーム・ロック・スープレックスを決めカバーするもカウント2。
  ならばとシャイニング・ウィザードもカウント2!
  ウィットマーが一瞬の隙を突きブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ジャーマン2連発からフルネルソン・スープレックスを狙う!
  パンクの抵抗を押さえフルネルソン・スープレックスを決めるもカウント2!
  雪崩式の技を狙う。
  パンクが殴りつけペプシ・プランジ!
  カバーし1,2,2!カウントは2!
  パンクはコーナー上へ。
  ウィットマーはパンクの体勢を崩すとスーパープレックス。
  カバーして1,2,3!
  ウィットマーがTPI優勝!そして新IWAチャンピオンに!
  エースがウィットマーにトロフィーを授与。
  パンクとウィットマーはお互いの健闘を称える。
  それぞれ感想を語った後参加者全員がリングに上がり大団円。


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

2回戦:コル ト・カバナ対ニック・モンド

2回戦:エース・スティール対BJウィットマー

2回戦:ジミー・レイブ対クリス・ヒーロー
IWA 王座戦、2回戦:CMパンク(ch)対クリストファー・ダニ エルズ→詳 細

ダ ニー・ダニエルズテレク・ザ・ジャイアント

4 コーナー・サバイバル:スー パー・ドラゴン対AJスタイルズ対マット・ストライカー対M -Dogg 20

準 決勝、コルト・カバナ対BJウィットマー

IWA 王座戦、準決勝:CMパンク(ch)対クリス・ヒーロー→詳 細

(レ フェリー:ジョエル・ガートナー)レイン対ヘイリー・ヘイトレッド対 レイシー
10
イアン・ロッテン対ジョシュ・プロヒビション
11
IWA王座戦、決勝:CMパン ク(ch)対BJウィットマー(優勝!新チャンピオン!)詳 細
12
6マン・ガントレット・デス・ マッチ(優勝者:ブル・ペイン!)

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