TOPアメリカン・プロレス注目インディー →WWN:Mercury Rising 4/6/18

WWN:Mercury Rising 4/6/18の分析


名勝負 Evolve王座戦:マット・リドル(ch)vs.ウィル・オスプレイ
好勝負 なし

@ARフォックス、DJ Z、トレイ・ミゲルvs.オースチン・セオリー、トラヴィス・バンクス、ザッカリー・ウェンツ

Aザック・セイバーJr. vs.澤宗紀
 セイバーは絶頂期故に少し遊びが足りない部分もありますが、
 それを澤が補いました。
 若干の不協和音はありますが、
 2人の技能を持ってすれば
 それも最小限に抑えられる。
 最後まで少し温度差を感じましたが
 2試合目としては十分な内容でしょう。
 好勝負に少し届かず。

Bストリート・ファイト:ジェームス・ドレイク、アンソニー・ヘンリーvs.トレイシー・ウィリアムス、ドム・ギャリーニ、ジ・エンド

CSHINE王座戦:ルフィスト(ch)vs.ホリデッド

D関本大介vs.キース・リー
 定番のショルダータックル耐え合いから始めるも
 そこをキースのヘッドシザースで締めるのが、らしさ、ですね。
 相手の打撃を重たくスケールアップした上で放たれるプロレス技、
 しっかり持ち上げた上で叩きつけるブレーンバスター等、は迫力満点。
 大きく跳ねはしなかったものの
 順調に右肩上がりでクオリティを高めました。
 好勝負に少し届かず。

Eタッグ王座戦:クリス・ディキンソン、ジャカ(ch)vs.ウォルター、ティモシー・サッチャー
 ウォルターとディキンソンのハード・ヒット、
 ジャカとティモシーのレスリング、
 軸に位置づけたそれぞれのカードが上手くいっていますね。
 後はタッグの形としてどこまで高められるかですが、
 若干物足りなさを感じましたね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

FEvolve王座戦:マット・リドル(ch)vs.ウィル・オスプレイ
 気合受けに着地受けを交えて
 初っ端からトップ・スピードでぶつかりあい。
 エプロンでのジャーマンを決めてリドルが主導権を掴むと
 肩を痛めているガットレンチで
 ちぎっては投げ、ちぎっては投げでオスプレイを追い込んでいきます。
 オスプレイが反撃開始した後、この試合の肝となるシーンへ。
 クロス・フェイスを受けたオスプレイがコーナー上にのぼり
 後ろから倒れこもうとするもリドルが裏投げのような形で落としたため
 オスプレイが非常にきつい角度でリングに落下。
 スタッフが思わず駆け寄り、あわや試合中止かという所でしたね。
 こういう見せ方は時間が空くのでリスクもあるのですが、
 今回は試合をとめた時間が適切で、
 また何とか起き上がったオスプレイに
 リドルが後頭部にニー、更にツームストンなんていう容赦なさを見せたものだから
 敢行しただけの価値は十二分のある爆発的盛り上がり。
 パイル・ドライバーをトライアングル・チョークに切り返すと
 オスプレイも最高の反撃を見せ、
 この2人がぶつかったからこその物を見せてくれました。
 12分程度の試合時間ですが完全燃焼です。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:4/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ARフォックス、DJ Z、トレイ・ミゲルvs.オースチン・セオリー、トラヴィス・バンクス、ザッカリー・ウェンツ
Aザック・セイバーJr. vs.澤宗紀
Bストリート・ファイト:ジェームス・ドレイク、アンソニー・ヘンリーvs.トレイシー・ウィリアムス、ドム・ギャリーニvs.ジ・エンド
CSHINE王座戦:ルフィスト(ch)vs.ホリデッド
D関本大介vs.キース・リー
Eタッグ王座戦:クリス・ディキンソン、ジャカ(ch)vs.ウォルター、ティモシー・サッチャー
FEvolve王座戦:マット・リドル(ch)vs.ウィル・オスプレイ