UWA Hardcore Wrestling:UWA-Hardcore versus Toryumon Japan 次の夜 5/26/07の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
2枚組み約2時間25分です。
@ソンジェイ・ダットvs.松崎俊也
意思疎通の難しさから高度な攻防は見られず。
しかしスピードにのった動きでオープニングの仕事はこなしました。
平均レベル。
Aダン・パイザンvs.パッション長谷川
前夜はファン・マッチだから良かったものの
普通の試合になるとパッションのしょっぱさが目立ってしまいます。
悪い試合。
BM-Dogg 20vs.ブライアン・リー
リーのムーブがいつもよりかはキレていましたね。
トペコンの高さにはちょっと目を見張りました。
しかし最後にやってくれました。
いつも通りサマーソルトの失敗です。
できないならやらなきゃ良いのにねぇ。
ムーブは見るものがありましたが試合としては救えません。
悪い試合。
Cアミーゴ鈴木vs.エリック・キャノン
ハイ・フライングとかファン・ムーブなんかで盛り上げなくても
意識した張り合いという王道で高めて行き
最後はより高みにいけるのはやはり基本が出来ているからですね。
両者共にこの2日間良い仕事をしましたね。
平均的な良試合。
D花岡大輔vs.デレク・ワイルドvs.プーマ
前半外れている一人が様子を伺う状況だったり
技の待ちが見え過ぎたりしますが
3ウェイ・ムーブの使い方や
一人を排除するやり方は正しく
ちゃんと3ウェイとして成立していました。
この3人いうことを考えると驚異的です。
まあまあ良い試合。
Eライト級王座戦:ライオネル・ナイト(ch)vs.堀口ひろみ
残念ながら予定調和が少し目立ち
終盤も大技の単調な羅列になってしまいましたが
驚愕のサプライズに会場は大盛り上がりです。
平均レベル。
Fカナディアン王座戦:ジョシュ・プロヒビション(ch)vs.岡田かずちか
凡庸にしてつまらない。
トップ王座に挑戦という大抜擢を受けるも
オカダのキャリアの浅さが出ました。
少し悪い試合。
Gモーター・シティ・マシンガンズvs.獣神サンダー・ライガー、ウルティモ・ドラゴン
時間は13分半と短いし
終盤まではMCMGの孤立で作っていたので
ライガーもウルティモも現代における最高タッグと戦えるんだから、
奮起しようよ、と思っていたのですが
その一方で何とかライガー、ウルティモを引き立ててやろうと
甲斐甲斐しく働くMCMGからこの2人に対するリスペクトが伝わってきて
最後には見れて良かったな、ライガー、ウルティモもこの2人と戦えて良かったな、
と感じたので結局の所大成功のメインだったと言えるのではないでしょうか。
ウルティモ、ライガーも手抜き感はあったとはいえ決して脚を引っ張ってる訳ではなく
MCMGのキャリーで良い感じに映ってましたしね。
中々良い試合です。
総評。
前夜と同じくコンセプト勝ちですね。
メインのとんでもないカードなんて他では見られない訳ですし。
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
Gモーター・シティ・マシンガンズvs.獣神サンダー・ライガー、ウルティモ・ドラゴンゴングがなる前にMCMGが襲いかかる。
ライガー、ウルティモを落とすとブランチャ。
ライガーを戻すとダブル・ヒップ・トスから押さえつけて顔面へのドロップ・キックへ。
髪を踏み、顔を踏みつけたりする。
シェリーはウルティモを殴りつけようとする。
避けられるも気にせずライガーを相手陣に振り突進。
ライガーは蹴りつけるとしゃがみこむ。
その上からウルティモがダイビング・クロス・ボディ。
すかさずセイビンが入りウルティモをはがいじめ。
ウルティモは突進してきたシェリーを蹴りつけ、またミュール・キックで逃れる。
シェリーをセイビンにぶつけるが
ドロップ・トー・ホールドからダブル・ドロップ・キックを食らいダウン。
シェリーがマスクを剥ぐそぶりを見せる。
連携攻撃を決めカバー。カウント2。
セイビンがウルティモを殴りつけていく。
ウルティモは耐えるとお返しのチョップ。
セイビンは顔を引っかいて流れを断つと交代。
シェリーもウルティモに蹴りを何度も食らうが最後は延髄切りを決める。
連続でレッグ・ドロップを決めアピール。
カバーするもカウント2。
シェリーはチョップを打ってきたウルティモを倒すとボーダー・シティ・ストレッチ。
ウルティモが何とか外す。
ダブル・クローズラインへ。
避けられるもシェリーがウルティモを打ち上げる。
ウルティモはそれを利用してセイビンにドロップ・キック。
シェリーがすかさぜウルティモにエルボー・ドロップを狙う。
ウルティモは避けるとソバットを叩き込む。
交代したライガーが2人に掌底。
シェリーにウィール・キックを決める。
ウルティモが入ってきてセイビンを落とすと羽交い絞め。
そこにライガーがベースボール・スライド。
続けてウルティモがアサイ・ムーンサルト。
ライガーがシェリーに向け突進。
シェリーがカウンターでスーパー・キック。
もう1発。
そしてスライス・ブレッド#2.。
更にフロッグ・スプラッシュを決めるもウルティモがカット。
セイビンがウルティモを落としチョーク。
シェリーがコーナー上へ。
ライガーが捕らえスーパープレックスを狙う。
あわててセイビンが脚を掴んで邪魔をする。
ウルティモがセイビンを排除するとライガーがスーパープレックスを決める。
両者ダウンから両者交代。
ウルティモがセイビンにハリケーン・ラナ。
セイビンが体勢を入れ替える。
カウント2で返したウルティモがジャックナイフ固めへ。
セイビンがカウント1で返し丸め込み。カウント2。
ウルティモにエース・クラッシャー。
続けてフェイス・バスターを決めカバー。カウント2。
ならばとクレイドル・ショック。
シェリーが事前にライガーに襲いかかっていたが
ライガーのカットが間に合う。
MCMGはライガーにダブル・スーパー・キックを決める。
ウルティモとライガーを振りぶつける。
もう1回狙う。
ウルティモとライガーは腕を組んで衝突を防ぐと
ライガーがシェリーに掌底。ウルティモはセイビンにソバット。
ウルティモがセイビンにアサイDDTかと思わせて、そこからドラゴン・スリーパー。
ライガーがシェリーにライガー・ボムを決め1,2,3!
同時にセイビンもタップしている。
ウルティモはマイクを取るとMy English Skillと言うと観客がShitの掛け声。
UWAコールを起こす。
闘龍門コールも起きる。
Please Come Back。
ウルティモは観客に感謝する。
UWAがカナダの#1プロモーションであるといい、また戻ってくると言う。
Both who are the mask do not fear a deadと観客と共に合唱して幕。
試合結果
@ソンジェイ・ダットvs.松崎俊也Aダン・パイザンvs.パッション長谷川
BM-Dogg 20vs.ブライアン・リー
Cアミーゴ鈴木vs.エリック・キャノン
D花岡大輔vs.デレク・ワイルドvs.プーマ
Eライト級王座戦:ライオネル・ナイト(ch)vs.堀口ひろみ(新チャンピオン!)
Fカナディアン王座戦:ジョシュ・プロヒビション(ch)vs.岡田かずちか
Gモーター・シティ・マシンガンズvs.獣神サンダー・ライガー、ウルティモ・ドラゴン