TOPアメリカン・プロレス注目インディー →UWA Hardcore Wrestling:UWA-Hardcore versus Toryumon Japan 最初夜 5/25/07

UWA Hardcore Wrestling:UWA-Hardcore versus Toryumon Japan 最初夜 5/25/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約2時間50分です。

両団体の選手が紹介を受けて入場し
リングで記念撮影。
団体抗争ではなく友好的な対抗戦といった按配ですね。

@ダン・パイザンvs.花岡大輔
 闘龍門の選手はほとんどがUWAデビューになる。
 そんな訳で観客の反応を引き出す必要もあるのだがハナオカは実力が足らず。
 しかしパイザンがキャリーしてやりオープニングとしては次第点。
 悪くない。

Aラリー・スウィニーvs.パッション長谷川
 パッションがストラットを見せると
 これにスウィニーが刺激されダンス対決に発展し大盛り上がり。
 只実力、芸共にスウィニーの敵ではありませんでした。
 これも悪くない。

Bエリック・キャノンvs.堀口ひろみ
 前2試合のと違ってホリグチはできる。
 Chikara参戦経験のあるエリックと
 ルチャの攻防で魅せます。
 まあまあ良い試合でした。

Cソンジェイ・ダットvs.ブライアン・リーvs.クリス・セイビン
 1人ダウンで1対1という構図。
 試合の中心で秀逸な動きを見せるセイビン。
 ソンジェイも冴えていたし、
 ムーブだけなのに特別目を引かない上に粗い
 リーが入っても、ソンジェイvs.セイビンで
 実現するであろうクオリティよりさほど落ちませんでした。
 まあまあ良い試合。

Dクラウディオ・カスタニョーリvs.松崎俊也
 なぜかこの試合だけ入場シーンが未収録。
 定番CCによるクルーザー相手の試合ですが
 いつも以上にその身長差、体重差を活かそうという意図が見えます。
 まるで大人対子供で面白かったですね。
 やや短いのだけが惜しい。
 好勝負に少し届かず。

Eライト級王座戦:ライオネル・ナイト(ch)vs.アミーゴ鈴木
 この日の最後の対抗戦という事もあり
 基本的なしっかりした攻防の他にも
 観客席ダイブといったハードな技も。
 平均的な良試合。
 ナイトはヒールですが試合後ノー・サイドだったのも良かったですね。

Fカナディアン王座戦:ジョシュ・プロヒビション(ch)vs.アレックス・シェリーvs.M-Dogg 20
 スピードとムーブを全面に押し出したCと違って
 曲者揃いなので最初に連鎖レスリングをじっくりやったり
 プロヒビションが王者としてのずるさを見せたり、と
 一癖も二癖もある内容に。
 只20分超というのは少し長すぎたかな。
 中々良い試合です。

G獣神サンダー・ライガー、プーマvs.ウルティモ・ドラゴン、岡田かずちか
 まずは特別試合恒例の王座歴紹介を長々と。
 さて中身はやや形式的な部分もありますが
 ファンが望んだいたライガーとウルティモの絡みや
 技も存分に披露していて
 特別試合としてはこれで良かったと思います。
 まあまあ良い試合。 
 これがライガーのカナダ・デビューでした。
 
総評。
 流石カナディアンROH。
 団体対決を見事に成功させ
 セミ、メインも上々で良い大会です。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

G獣神サンダー・ライガー、プーマvs.ウルティモ・ドラゴン、カズチカ・オカダ
  プーマ対オカダで試合開始。
  一通りレスリングをやって両者交代。
  Let' go Liger!Let's go Ultimo!
  レスリングからアーム・ドラッグ、カバーのし合い。
  仕切りなおし。
  ロープ・ワークからライガーがバック・ブリーカー。
  ロメロ・スペシャルを決める。
  ウルティモはエルボーを入れて逃れると交代。
  ライガーも交代。
  オカダとプーマのロープ・ワークの攻防。
  両者蹴りを受け止めると離して分かれる。
  再びウルティモとライガーに。
  こちらもロープ・ワークの攻防。
  お互い裏をかいて最後は同時にドロップ・キック。
  力比べと見せかけライガーが蹴りを決め交代。
  ウルティモは軽々とタッチに持っていくと連係攻撃。
  オカダがフォア・アームズを打てばプーマが蹴り返しレッグ・ラリアット。
  カバーするもカウント2。
  オカダを捕まえヒール・プレイ。
  場外でのブレーン・バスターや
  フェイス・ウォッシュ2回を決める。
  連係攻撃へ。
  オカダは避けるとプーマを攻撃し自陣へ。
  ライガーが防いで再び連係攻撃へ。
  オカダは避けるとダブル・クローズライン。
  そしてようやく交代。
  ウルティモが2人を蹴散らしプーマにハリケーン・ラナ。カウントは2。
  プーマが素早い攻防からレッグ・ロック。
  オカダがカット。
  ウルティモがスピン・キックからアサイDDTを狙う。
  プーマは着地するとジャーマン。カウント2。
  両者交代。
  オカダがビッグ・ブーツを決めカバー。カウント2。
  脳天チョップからロシアン・レッグ・スイープ。
  セントーンにつなげカバー。カウント2。
  ライガーがカウンターで掌底。
  コーナーに振り掌底。
  ブレーン・バスターを狙う。
  オカダが逆にブレーン・バスター。
  ドロップ・キックからカバー。
  プーマがカット。
  ウルティモはプーマに場外へのショルダー・スルーを狙う。
  プーマがエプロンに着地しスプリングボードを狙う。
  ウルティモはドロップ・キックで落とすとアサイ・ムーンサルト。
  リングではオカダがライガーを丸め込み。カウント2。
  コーナー上へ。
  ライガーが捕らえスーパープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  ならばとライガー・ボムで1,2,3!
  ライガー組の勝利!
  ウルティモはプーマに脚をつかまれカットできず。
  Please come back!
  MCMGが現れウルティモ、ライガーに挑戦を表明し襲い掛かる。
  ウルティモ、ライガーを叩きのめすと去っていこうとする。
  ウルティモがマイクを取り明日お前らと試合してやると宣言。

試合結果

@ダン・パイザンvs.花岡大輔
Aラリー・スウィニーvs.パッション長谷川
Bエリック・キャノンvs.堀口ひろみ
Cソンジェイ・ダットvs.ブライアン・リーvs.クリス・セイビン
Dクラウディオ・カスタニョーリvs.松崎俊也
Eライト級王座戦:ライオネル・ナイト(ch)vs.アミーゴ鈴木
Fカナディアン王座戦:ジョシュ・プロヒビション(ch)vs.アレックス・シェリーvs.M-Dogg 20
G獣神サンダー・ライガー、プーマvs.ウルティモ・ドラゴン、岡田かずちか