UWA Hardcore Wrestling:Infinite Glory 2/16/07の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
2枚組み約2時間40分
1試合目−ヴァイラスvs.フィル・アトラス
どうでも良い試合。
ヴァイラスのマスクはイステリアのだと思うのだが問題ないのだろうか。
2試合目−ジョシュ・アベクロンビーvs.エリック・キャノン
エリックがクァックばりの華麗なチェーン・レスリングを見せれば
アベクロンビーもルードばりの雰囲気、腰攻めを見せ
中々良い試合。
ややクライマックスの間が悪いかな。
3試合目−オルセン・ツインズvs.ノース・スター・エクスプレス
お笑い要素と独特のタッグ・ムーブを組み合わせた試合。
平均より少し上程度だが楽しめます。
4連鎖ロー・ブローとか、まったく馬鹿げていて笑える。
4試合目−リング・クルー・エクスプレスvs.リップ・インパクト、マット・バイソン
一方こちらは軽量級タッグの基本に沿って
テンポの良いハイ・フライング系で仕上げてきました。
まあまあ良い試合。
5試合目−タイラー・ブラックvs.ダン・パイザン
若手同士ということで完成度は低く良くない試合。
6試合目−ハンデ戦:ジェニファー・ブレイク、アサイラムvs.デレク・ワイルド
女子レスラーが入っての1対2ですが
こんな難しい課題ができる訳もなく・・・
しかしダブル・アーム・カナディアン・デストロイヤーと
ジェニファーへのデス・バレー・ドライバーは驚いた。
7試合目−Zero -Oneタッグ王座戦:モーターシティ・マシンガンズ(ch)vs.チェックメイト
チェックメイトは良いタッグ屋なので
結構期待していたのですが・・・
余りにマシンガンズが圧倒し格の違いを見せ付ける展開でした。
その展開にげんなりしたかチェックメイトは
いつもより冴えてない印象も受けました。
しかし約27分にも及ぶ長丁場をやりとげたのは
流石マシンガンズというべきか。
好勝負に少し届かず。
8試合目−UWA 王座戦:ジョシュ・プロヒビション(ch)vs.ソンジェイ・ダットvs.M-Dogg 20
この面子ではArt of Combatみたく
3人が絡み合う3ウェイを目指すと
失敗するぞと冷や冷やながらに見てたのですが・・・
自分の実力をわきまえ難しいことはせず
テンポ良くハイ・フライングでまとめ
途中でハードコア系場外乱闘を挟み
(会場の外に出て雪の上にブレーン・バスターをやるという馬鹿っぷり)
最後はテーブルを持ってきました
(割れなかったのに終わらせてしまうあたり柔軟性が足りないのだが・・・)。
質ではArt of Combatに劣りますけれど
自身の長所を生かして独自性を選んでいるので
こちらの方が好感度は高いですね。
中々良い試合。
総評。
一番の見所7試合目がやや外れたのは残念ですが
全体的な質が高く、UWAの中では良い方の大会です。
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
Aジョシュ・アベクロンビーvs.エリック・キャノンアベクロンビーが口髭をなでれば、エリックはモヒカンをなでる。
チェーン・レスリングからエリックが口髭を掴む。
ほぼ互角だがエリックは華麗にサブミッションから逃れる余裕がある。
エリックが体形に似合わぬ身軽な動きを見せアーム・ドラッグ連発から腕を取る。
アベクロンビーはロープ・ブレイクで間を置く。
アベクロンビーが裏をかくも
アーム・ドラッグをまた食らって場外に避難。
アベクロンビーは力比べを要求。
エリックは応じるもすぐに腕を取り腕へのチョップ。
アベクロンビーがバック・ブリーカーを決め優位に立つ。
エリックがネック・ブリーカーを決めるも
アベクロンビーがすかさず連続攻撃からネック・ブリーカー。
カバーするもカウント2。
腰を集中的に攻めていく。
エリックが後頭部へのダイビング・エルボーを決めカバー。カウント2。
ブレーン・バスターを狙う。
アベクロンビーは逃れるとレッグ・ロック・ロシアン・レッグ・スイープ。
カバーするもカウント2。
アベクロンビーは変形キャメル・クラッチ。
ロープも使って腰を攻める。
ロープ悪用のカバーにいくも見つかってしまう。
エリックは3発目のダブル・ニー・アタックを避けるとコーナーへのエクスプロイダー。
両者ダウン。
エリックが猛反撃。
滞空式ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
アベクロンビーのスプリングボード式の技を防ぐと垂直落下式ブレーン・バスター。
カバーするもカウント2。
ならばとグリムリング・ワーロックを狙うも避けられる!
アベクロンビーはダイビング・ダブル・ニー・バック・ブリーカーを決める!
カバーするもカウントは2!
アベクロンビーがバック・スタナーを決めカバーするもカウントは2!
エリックが延髄切りからバック・ドロップ・ドライバー。
そしてグリムリング・ワーロックで1,2,3!
エリックの勝利!
FZero-Oneタッグ王座戦:モーターシティ・マシンガンズvs.チェックメイト
ナイト対セイビンで試合開始。
フォア・アームズを打ち合う。
セイビンは打ち負けるもスピン・キックを決める。
シェリーが入ってきてピショップにスピン・キック、ブランチャ。
セイビンがナイトに延髄切りからフェイス・バスターでカバー。カウントは2。
早期決着の狙いは失敗する。
シェリーはわざとナイトを相手陣に投げ込みビショップに交代させる。
ビショップが油断したシェリーにスタンディング・ムーンサルトを決めるも捕まってしまう。
ビショップはヒップ・とスをアーム・ドラッグに返すとドロップ・キックでタッチ。
セイビンがブラインド・タッチからナイトにエルボー・ドロップ。
ナイトを孤立させ連携攻撃を決める。
シェリーがスパイン・バスターからラ・ケプラーダを決めるもカウント2。
ナイトはシェリーのスリングショットDDTを防ぐとリバース・スープレックスで落とす。
セイビンが入ってきてエプロンのナイトにサンセット・フリップ・パワー・ボムを狙う。
ビショップが救い出すと同時にトペ・スイシーダ&トペ・コンヒーロ。
シェリーをリングに戻し孤立させる。
シェリーはスリーパーをネック・ブリーカーに切り返すと
セイビンの援護からボーダーシティ・ストレッチに持っていく!
ビショップにカットされるもダイビング・クロス・ボディを狙いに来た所をボーダーシティ・ストレッチ!
セイビンはナイトにボストン・クラブを決めカットさせない。
ビショップは逃れるとカットしシェリーにダブル・フィッシャーマンズ・スープレックス。
カバーするもカウント2。
シェリーは連携攻撃を防ぐと両者にドラゴン・スクリューを決めタッチ。
セイビンはミサイル・キックで入ってくると猛攻を見せる。
ナイトを抱え挙げるとビショップにぶつけてからクレイドル・ショックを狙う!
サンセット・フリップに返されるも逃れたと同時にシェリーがダイビング・ボディ・プレス。
ナイトを逆さ吊りにするとビショップをドロップ・トー・ホールドでぶつけてからドロップ・キック。
ダイヤモンド・ダストからカバーするもカットされる。
ナイトはサミングからビショップに交代。
しかし流れは依然マシンガンズ。
ビショップはシェリーのスライス・ブレッド#2を防ぐと丸め込みからロープ悪用するも見つかってしまう。
シェリーに延髄切りからヘッド・シザースを狙う。
シェリーはフェイス・バスターに切り返すとクラブ・ストンプ+ダイビング・レッグ・ドロップ。
連続で投げを決めドラゴン・スープレックス+ジャックナイフ固め。
ナイトがカットする。
セイビンがビショップにチョップを浴びせていく。
ナイトが介入してセイビンにダブル・ドロップ・キックを決める。
開脚式ムーンサルトにツイスティング・スワントーン・ボム、
更にフェニックス・スプラッシュとつなげるもカウントは2!
セイビンがローリング・フォア・アームズを決めシェリーに交代。
シェリーに立て続けに攻撃を叩き込んでいく。
しかしエンジェル・ウィングもカットされる。
スタンディング・シューティングスター・プレスから再びエンジェルズ・ウィングを決める!
ビショップがセイビンのカットを防ごうとするも突き飛ばされてしまう。
ビショップはシェリーに雪崩式の技を狙う。
シェリーは雪崩式アトミック・ドロップに返すと
ドゥームス・デイ・ミサイル・キック。
ナイトを落としてからドライバーを決めるもカウント2。
ナイトが振り返しセイビンを鉄柱にぶつける。
リングではシェリーがビショップをコーナーに設置してドロップ・キック。
ビショップがシェリーのスライス・ブレッド#2を防ぐと
ナイトがミサイル・キックを決める。
ナイトはセイビンにエンジェルズ・ウィングを狙うも連続スーパー・キックを食らいダウン。
シェリーがビショップにスライスブレッド#2を決めカバーするもカウント2。
セイビンは連続攻撃からビショップを抱え挙げる。
シェリーはそこにダイビング・ダブル・ストンプを決めるとナイトにトペ・スイシーダ。
セイビンはビショップにクレイドル・ショックで1,2,2!カウントは2!
もう1度クレイドル・ショックを狙う!
ビショップが丸め込みに切り返すもカウントは2!
セイビンが抱え上げコーナーに叩きつける。
そしてクレイドル・ショックで1,2,3!
マシンガンズが防衛!
マシンガンズがチェックメイトの事を認め
一緒に3,2,1,Zero-One Maxと叫ぼうとした次の瞬間チェックメイトが襲い掛かり逃げていく。
マシンガンズは改めて3,2,1,Zero-One Max!
GUWA 王座戦:ジョシュ・プロヒビション(ch)vs.ソンジェイ・ダットvs.M-Dogg 20
ソンジェイがドロップ・キックで2人まとめて落としベースボール・スライドを狙うも避けられフェンスにぶつけられる。
M-Dogg対プロヒビションになる。
M-Doggがアーム・ドラッグにハリケーン・ラナを決めるもロープへのエース・クラッシャーを食らって場外へ。
ソンジェイが戻ってプロヒビションに襲い掛かり
ロープの上に横たわるプロヒビションにダイビング・レッグ・ドロップ。
カバーするもM-Doggがカット。
M-Doggとソンジェイがフォア・アームズを打ち合う。
M-Doggはソンジェイを落とすとフェイク・ダイブでアピール。
M-Doggとプロヒビションが共同戦線を張る。
プロヒビションがすぐに裏切るも場外に落とされる。
M-Doggがソンジェイに攻め込んでいく。
ソンジェイは反撃するとプロヒビションを落とし、M-Doggも反対側に落とす。
そしてそれぞれにトペ・コンヒーロ。
M-Doggを観客席に投げ込み観客席裏で鉄柱にぶつけていく。
プロヒビションも加わって乱闘。
ソンジェイがプロヒビションを扉に投げつけゴミ箱をぶつける。
プロヒビションもやり返しソンジェイを扉にぶつけゴミ箱をかぶせる。
壁へのロシアン・レッグ・スイープを決める。
ソンジェイは会場から出るとM-Doggを壁にぶつけていく。
プロヒビションがソンジェイに雪の上へのブレーン・バスター。
M-Doggの顔に雪をこすりつける。
M-Doggもやり返し雪をプロヒビションのパンツの中にいれる。
ソンジェイが油断したプロヒビションを捕まえ扉にぶつけたりしながらリングに戻る。
チョップを三つ巴で打ち合う。
プロヒビションが止めようと提案したため2人のチョップを食らう。
3人で技を決め合って全員ダウン。
ソンジェイがM-Doggにパワースラムを決めコーナー上へ。
妨害しに来たプロヒビションを殴り落とすも、
その隙に回復したM-Doggがソンジェイにヴィーナスを決めスーパープレックスの体勢に。
プロヒビションがM-Doggを肩車する。
そこにソンジェイがダイビング・クローズライン。
M-Doggは食らいながらも、それを利用してリバース・ハリケーン・ラナ。
ソンジェイがプロヒビションをカバーするもカットされる。
M-Doggがソンジェイをコーナーに乗せ雪崩式ハリケーン・ラナ。
そしてネック・ブリーカーからコークスクリュー・ムーンサルト!
プロヒビションがカットしM-Doggにドランケン・ドライバーを狙う!
M-Doggはハリケーン・ラナに切り返すと
プロヒビションにダイビング・ダブル・ストンプを決めコーナー上へ!
ソンジェイがM-Doggを捕らえマッスル・バスターと同時にプロヒビションへレッグ・ドロップ。
両方カバーするもカウント2。
プロヒビションにエース・クラッシャーからキャメル・クラッチを決める!
M-Doggがカットする。
ソンジェイはM-Doggにスパイン・バスターを決めるとラ・ケプラーダへ。
M-Doggは膝を立てて防ぐとコーナー上へ。
しかしプロヒビションに突き飛ばされ場外に転落。
ソンジェイがプロヒビションのラリアットを避けバック・スライドへ。
プロヒビションはその動きを利用しドランケン・ドライバー!
カバーするもM-Doggがカット!
プロヒビションはM-Doggにスタナーを決めカバーするもカウント2。
ならばとテーブルを取り出す。
ソンジェイがプロヒビションにスーパー・キックを決めると
M-Doggにソンジェイ・カッターからスタンディング・シューティングスター・プレス。カウントは2。
再びプロヒビションにスーパー・キックを決めプロヒビションをテーブルに寝かせるとダイビング・レッグ・ドロップ!
テーブルが壊れなかったためソンジェイはもう1度狙おうとテーブルを立て直す。
そこにM-Doggが椅子で一撃。
プロヒビションが油断したM-Doggを丸め込み1,2,3!
プロヒビションが何とか防衛!
試合結果
@ヴァイラスvs.フィル・アトラスAジョシュ・アベクロンビーvs.エリック・キャノン
Bオルセン・ツインズvs.ノース・スター・エクスプレス
Cリング・クルー・エクスプレスvs.リップ・インパクト、マット・バイソン
Dタイラー・ブラックvs.ダン・パイザン
Eハンデ戦:ジェニファー・ブレイク、アサイラムvs.デレク・ワイルド
FZero-Oneタッグ王座戦:モーターシティ・マシンガンズ(ch)vs.チェックメイト
GUWA 王座戦:ジョシュ・プロヒビション(ch)vs.ソンジェイ・ダットvs.M-Dogg 20