TOPアメリカン・プロレス注目インディー →UWA Hardcore Wrestling:A Call for Blood 7/22/05

UWA Hardcore Wrestling:A Call for Blood 7/22/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約2時間45分です。

@スナップ・ドラゴンvs.デヴォン・パークサイドvs.マット・バイソン
 予め取り決めた3ウェイ・ムーブさえスムーズにできないのだからどうしようもないですね。
 悪い試合です。

Aリップ・インパクトvs.ビーフ・ウェリントン
 せめて笑わせてくれたらよいのに。
 悪い試合。

B#1コンテンダーズ・4コーナー・マッチ:スティーブ・ブラウンvs.アメージング・ダークストーンvs.アシラムvs.ニック・ワッツ
 4ウェイ的なハイ・スポットにしても
 それ以外の部分にしても
 恐ろしいまでに下手でしたね。
 今まで見た中で一番悪い4コーナー・マッチ。
 ひどい試合です。

Cジェフ・フューリーvs.ソンジェイ・ダット
 ソンジェイはキャリーするという事もなく只ムーブを披露するだけ。
 当然悪い試合に。

Dライト級王座戦:ミッキー・ナイト(ch)vs.ライオネル・ナイト
 黒人ならではのバネのきいた高い身体能力を
 くどいまでに見せつける試合。
 逆に流れが切れる傾向にあるのも黒人ならではですが
 ハードコア要素を入れる事でごまかしきれていましたね。
 平均より少し上。

EIWS王座戦:セクシー・エディ(ch)vs.クリストファー・ビショップ
 色物の印象があるエディ・・・
 その印象は正しいと言わないまでも外れでもないのですけれど
 そんなエディが正統派プロレスを頑張って見ましたっていうのがこの試合。
 結構無理しているのが動きから見えるのですが
 逆にそれがエディの、そしてビショップの熱を感じさせ
 見る物をぐぐっと引き込ませますね。
 王座戦にふさわしい内容で
 中々良い試合でした。

Fカナディアン王座戦:M-Dogg 20(ch)vs.ブレード
 場外、コーナーを多めに使ったので
 ある程度分散されて見れるようになってますが
 基本的に飛ぶしか能が無い。
 TOPの王座にしてはどちらも役不足ですね。
 悪くない試合。

Gバーブド・ワイヤー・デス・マッチ:オサイラスvs.ブラック・ジャブロニ
 UWAらしい全年齢対象のハードコア・マッチ。
 数え切れないほど有刺鉄線ボードに突っ込んだりしているのだけれども
 決して目をそむけたくなるような場面はないので
 デス・マッチが苦手な方でも楽しめると思いますね。
 またその一方でオサイラスがイアンばりのレスリングを絡め、
 ジャブロニが自閉症?キャラを熱演しているので
 デス・マッチ・ファンも納得の出来に仕上がっています。
 1年半後の1戦にこそ及びませんでしたが
 この2人ならではの一戦で満足です。
 好勝負に少し届かず。

総評。
 E、Gの2試合オンリーな気もしますが
 まだ面子がそろっていない時期ですからね。
 逆に2試合も見応えのある試合があると言っても良いかもしれない。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

Gバーブド・ワイヤー・デス・マッチ:オサイラスvs.ブラック・ジャブロニ
  オサイラスはブルー・ジャブロニのマスクを持ってきて心理戦を仕掛ける。
  ジャブロニにに返すもジャブロニはそのマスクを有刺鉄線に押し付け放り投げる。
  オサイラスは組むと押し飛ばしコーナーの有刺鉄線ボードにぶつける。
  ジャブロニが力比べを要求。
  応じてくるやすぐにリスト・ロック。
  腕の取り合いからオサイラスがグラウンド・ヘッド・シザース。
  ジャブロニは逃れるとオサイラスの上にのり笑う。
  オサイラスがバック・ドロップを狙う。
  ジャブロニが首投げに返しヘッド・ロック。
  オサイラスがグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
  ジャブロニがロープに逃げる。
  オサイラスはジャブロニをロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ジャブロニはオサイラスの上に跳び乗るとダブル・ストンプ。
  コーナーの有刺鉄線ボードに振り飛ばそうとする。
  振り返されるも寸前で止まりクローズラインへ。
  オサイラスが避けクローズラインへ。
  ジャブロニは避けるとドロップ・キックを決めオサイラスをコーナーの有刺鉄線ボードに突っ込ませる。
  ニー・ストライクへ。
  オサイラスが避け自爆させる。
  ジャブロニがハリケーン・ラナを狙う。
  オサイラスは受け止めると有刺鉄線ボードに振り付け、そしてボードへのパワー・ボム。
  首を攻める。
  有刺鉄線ボードを中央に持ってくると、そこへのパワー・ボム。
  オサイラスは場外に降りるとアピール。
  ジャブロニがエプロンから飛びつきハリケーン・ラナを狙う。
  オサイラスがパワー・ボムに返そうとする。
  ジャブロニは逃れるとヘッド・シザースを決め場外の有刺鉄線ボードに入れる。
  リング下から有刺鉄線松葉杖、画鋲付ローラー、画鋲付バットを取り出す。
  画鋲付ローラーをこすりつける。
  有刺鉄線松葉杖をこすりつける。
  画鋲付バットを頭部に押し付ける。
  棺桶を開けるとその中に有刺鉄線がしいてある。
  オサイラスが反撃しジャブロニをボディ・スラムで棺桶に入れる。
  オサイラスは頭部をフェンスにぶつけて痛みに耐えている。
  オサイラスの額に有刺鉄線バットをこすりつける。
  ジャブロニはオサイラスを有刺鉄線ボードの上に置くと
  その上に別の有刺鉄線ボードをのせエプロンからダブル・ストンプ。
  オサイラスをリングに戻すと有刺鉄線ボードへのブレーン・バスター。
  また有刺鉄線ボードをのせて挟むとスプリングボード式レッグ・ボード。
  更にライオン・サルト。カウントは2。
  オサイラスに変形アーム・バーを決める。
  途中で離しアピール。
  画鋲付ケースをリング中央に持ってくる。
  ケースへのモンキー・フリップを狙う。
  オサイラスは防ぐとケースへのクレイドル・スープレックスに切り返す。
  有刺鉄線ボードをセカンド・ロープの上に橋渡しにするとスリング・ショットでぶつける。
  もう1発。
  有刺鉄線ボードをコーナーに立てかけコーナーとの間にジャブロニを挟むとダブル・ニー・ストライクを決める。
  オサイラスは更に有刺鉄線ボードをリングに入れる。
  今回は有刺鉄線が大盛りになっている。
  雪崩式エクスプロイダーでそこに落とそうとする。
  ジャブロニも抵抗。
  ジャブロニが雪崩式ヨシタニックに返しボードに落とす。
  ワッツ、ナイト、フューリーが現われる。
  テーブルを立てオサイラスをのせるもテーブルの足が折れる。
  諦めオサイラスの上に有刺鉄線ボードを7枚重ねる。
  ジャブロニは自らの体に有刺鉄線を巻くと中央に立てたラダーを登っていく。
  そしてそこからダイビング・レッグ・ドロップ。
  カバーし1,2,3!
  ジャブロニの勝利!

試合結果

@スナップ・ドラゴンvs.デヴォン・パークサイドvs.マット・バイソン
Aリップ・インパクトvs.ビーフ・ウェリントン
B#1コンテンダーズ・4コーナー・マッチ:スティーブ・ブラウンvs.アメージング・ダークストーンvs.アシラムvs.ニック・ワッツ
Cジェフ・フューリーvs.ソンジェイ・ダット
Dライト級王座戦:ミッキー・ナイト(ch)vs.ライオネル・ナイト(新チャンピオン!)
EIWS王座戦:セクシー・エディ(ch)vs.クリストファー・ビショップ
Fカナディアン王座戦:M-Dogg 20(ch)vs.ブレード
Gバーブド・ワイヤー・デス・マッチ:オサイラスvs.ブラック・ジャブロニ