SMW:History of SMW Vol. 1の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 3ウェイ・ダンス、ストリート・ファイト:ヘヴンリー・バディーズ、ボビー・イートンvs.スタッド・ステイブルvs.ロックン・ロール・エクスプレス、アーン・アンダーソン(4/2/93) レイジ・イン・ア・ケイジ(レフェリー:ビッグ・ボス・マン):アームストロングス(ボブ、スコット、スティーブ)、ロックン・ロール・エクスプレスvs.ジム・コルネット、ブルース・ブラザーズ、ヘヴンリー・バディーズ(8/14/93) |
Rf Video製ビデオ。
@ドレッシング・ルーム・ブロウル:ヘヴンリー・バディーズvs.ファンタスティックス
(未編集Ver)
試合ではなくスキットの一環としての乱戦ですが手抜きなし。
ごみを散らかしまくりの滅茶苦茶な乱戦を繰り広げています。
テンション高いですね。
最後はバディーズが車に乗り込んで逃走するのですが
その際ファンタスティックスが思いっきりバック・ミラーをかち割ったのには衝撃を受けました。
試合と同様に評価しても好勝負に少し届かず、ぐらい行く。
それぐらい必見の内容。
Aバーブド・ワイヤー・ケージ、タッグ王座vs.ルーザー・リーブス・タウン:ヘヴンリー・ボディーズ(スタン・レーン、トム・プリチャード)(ch)vs.ファンタスティックス(ボビー・フルトン、ジャッキー・フルトン)(8/8/92)
カメラが遠方視点にある事が多い事を意識しているのか
遠くからでも分かりやすい大きな動きのある攻防をしています。
トルネード形式ですがタッグとして要所で形をつけ、
孤立後の如き猛攻もあります。
終盤もコルネットの介入+合体技が見所となっている。
バーブド・ワイヤー・ケージながらタッグの魅力もちゃんと備えた内容。
中々良い試合。
(執筆日:2/1/12)
Bブライアン・リーvs.ザ・マスター(11/?/92)
マスターがサリヴァンの仲間入りしてリーをリンチ。
Cタッグ王座戦、ストリート・ファイト:ロックンロール・エクスプレス(ch)vs.へヴンリー・バディーズ(11/28/92)
リングでのゴミ箱などの凶器攻撃から場外でのテーブルにつながる。
テンションの高い乱闘ですね。
ロープに繋いで首を絞められたモートンをコルネットが殴りつけるシーンは最高に憎たらしく、
その後のモートンの椅子乱れ打ちで大きく盛り上がりました。
終盤もコルネットが介入だけでなく派手な受身も使って大盛り上がり。
ただ最後のキック・パッズというギミック・フィニッシュは現代的感覚からは受け入れがたい。
中々良試合。
(執筆日:2/1/12)
Dケビン・サリヴァンvs.金村キンタロー
サリヴァンがインタビュー中の金村を襲撃。
金村を血まみれ豚にします。
リングに戻った所で金村が反撃。
典型に沿った動きながら華麗とは言えないですね。
最後はケビンがスパイクを持ち出してきてDQ。
スパイクを腕に打ちつける様子は検閲のXが画面にかかって隠されていますね。
プロレス史上に残るえぐい試合ではあるものの
試合自体としてはそこまで評価できない。
平均的な良試合。
E3ウェイ・ダンス、ストリート・ファイト:ヘヴンリー・バディーズ、ボビー・イートンvs.スタッド・ステイブルvs.ロックン・ロール・エクスプレス、アーン・アンダーソン(4/2/93)
3ウェイのトリオ・トルネードということで相当混沌としていますね。
レスラー自体が凶器を乱れ打つのもありますし、
観客もごみを投げ入れて一役買っている。
メジャーなら乱戦の中にも筋が垣間見えるのだけどそんなものはありません。
まずはR&Rエクスプレスがステイブルを沈め脱落させます。
6人になると同時に先ほどフォールを奪ったギブソンをチョークで気絶させ見やすくすると
そこからはいつ決まってもおかしくない合体技やパウダー攻撃などのスポットが続きます。
アーンの華麗なDDT連発からR&Rエクスプレスに大きな流れができ、
ギブソンがコルネットに4の字を決め最高潮に盛り上がったところで
プリチャードがニー・パッド付ダイビング・ニーを決め一発逆転。
素晴らしい幕引きでした。
ぎりぎり好勝負。
Fレイジ・イン・ア・ケイジ(レフェリー:ビッグ・ボス・マン):アームストロングス(ボブ、スコット、スティーブ)、ロックン・ロール・エクスプレスvs.ジム・コルネット、ブルース・ブラザーズ、ヘヴンリー・バディーズ(8/14/93)
(1対1でスタート。5分経過後コイントスに勝ったチームから一人入る。その後は2分毎にそれぞれ一人ずつ入っていき、全員揃ってからギブ・アップにより決着もしくは相手全員を手錠で縛りつけたら勝利)
先発のモートンがキレのある動きで勢いをつけますが、早い段階で流血。
まだ4人目が入った所だというのに胸まで赤く染まるほどの流血です。
このモートンをどう扱うのか、そして本家と違って1つのリングしかなく
空間把握能力などの能力が発揮できない中でどう見せるのか、が課題でしたが
SMWらしい方策で複数の手錠によって人員を整理していきます。
最後は初期ウォー・ゲームスの定番、
悪徳マネージャーのギブ・アップによって試合は見事に幕を閉じます。
本家に比べると当然雰囲気、スターとしての魅力、能力に欠けるも
思いの他上手く形式をまとめてきたな、と感心した内容。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:2/1/12)
Gヘヴンリー・バディーズvs.スタイナーズ(10/9/93)
Hダーティ・ホワイト・ボーイvs.ブライアン・リー(10/?/93)
リーがDWBのセコンドのロン・ライトを破壊。
Iダーティ・ホワイト・ボーイvs.ブライアン・リー(11/?/93)
DWGがデビュー。
総評
SMWの押さえておくべき試合が収録されていて、かなり選考は良い印象です。
(執筆日:5/1/12)
DVD Rating:★★★☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ドレッシング・ルーム・ブロウル:ヘヴンリー・バディーズvs.ファンタスティックスAバーブド・ワイヤー・ケージ、タッグ王座vs.ルーザー・リーブス・タウン:ヘヴンリー・ボディーズ(スタン・レーン、トム・プリチャード)(ch)vs.ファンタスティックス(ボビー・フルトン、ジャッキー・フルトン)(新チャンピオン!)(8/8/92)
Bブライアン・リーvs.ザ・マスター(11/?/92)
Cタッグ王座戦、ストリート・ファイト:ロックンロール・エクスプレス(ch)vs.へヴンリー・バディーズ(新チャンピオン!)(11/28/92)
Dケビン・サリヴァンvs.金村キンタロー(DQ)
E3ウェイ・ダンス、ストリート・ファイト:ヘヴンリー・バディーズ、ボビー・イートンvs.スタッド・ステイブルvs.ロックン・ロール・エクスプレス、アーン・アンダーソン(4/2/93)
Fレイジ・イン・ア・ケイジ(レフェリー:ビッグ・ボス・マン):アームストロングス(ボブ、スコット、スティーブ)、ロックン・ロール・エクスプレスvs.ジム・コルネット、ブルース・ブラザーズ、ヘヴンリー・バディーズ(8/14/93)
Gヘヴンリー・バディーズvs.スタイナーズ(DQ)(10/9/93)
Hダーティ・ホワイト・ボーイvs.ブライアン・リー(10/?/93)
Iダーティ・ホワイト・ボーイvs.ブライアン・リー(11/?/93)