NWA:Best of NWA 2019の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@NWA世界ヘビー級王座戦:ニック・オールディス(ch)vs.マーティ・スクール(4/27/19)
スクールがオールディスのセコンドのカミールに足を引っ張られた振りをして
カミールを退場処分に追いやったり、
序盤でテーブルへのチョーク・スラムを織り込んだり、
終盤にカミールが戻ってくるもオールディスが介入を断ったり、
それ自体は単純には盛り上がるのですが、
必然性を感じることはできないブック演出ですね。
古きよきNWAという方向性で言えば
こてこてのフェイス/ヒールで盛り上げて、
テーブルなんかに頼る必要性はなかった。
それを除けばレスラー自体は良い働きを見せている。
オールディスは狙いが明確で、
尚且つ退屈させない為の技の使い方にセンスがある。
スクールも攻守の切り替え点のつかみ方はしっかりしていて
観客の感情をコントロールしきっています。
スクールの頭部への蹴りにより
オールディスが流血したことで特別感も生まれましたね。
NWAリボーンを象徴できる試合です。
好勝負に少し届かず
(執筆日:11/?/19)