TOPアメリカン・プロレス注目インディー →NWA:Legends Fanfest Wrestling Event 8/14/07-8/17/07

NWA:Legends Fanfest Wrestling Event 8/14/07-8/17/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約2時間です。

チャプターなし。

@(レフェリー:タリア・マディソン):トレイシー・ブルックスvs.クリスティ・ヘミ
 2人がレフェリーを挟んで転がり合うのが最大の見せ場。
 つまり中身はキャット・ファイトでした。
 悪い試合です。

Aクリス・エスコバーvs.ブラッド・トーマス
 2年前のオープニングと同一カード。
 前回の内容なんて覚えてないけれど特に成長したようには見えず。
 悪い試合。

Bスティーブ・ウィリアムスvs.ブッチ・リード
 リードがドゥームではなくハクソウとして登場する辺りはNWAのファンフェストだねぇ。
 試合は両者衰え著しくぐだぐだ。
 殺人医師はバック・ドロップも出せません。
 悪い試合。
 こういうのを見るとフレアーやテリーらの凄さが改めて感じられますね。 

Cチーム・マックションvs.ジョージ・サウスJr&Sr
 サウスSrのジャケットにはJohn3:16の文字が・・・。
 レジェンドが他人のネタぱくってどうすんの。
 それはさておきこのサウスSr。
 喋りにしても試合運びにしても
 年季の入った味のある物を見せてくれましたよ。
 まあ他の3人、途中でマックションはマルキーズ(これもご当地レジェンドか)入れ替わるので正確には5人、が使えないので悪い試合には変わりないけれども。

Dハードコア・マッチ:バーバリアンvs.ティンバー
 コーナーのラダーに1回転してぶつかる1発だけなら
 特にハードコア・マッチにする必要を感じませんね。
 ティンバーは自分の立ち位置を分かっていなかったし悪い試合です。

Eダスティン・ローデスvs.タリー・ブランチャード
 流石フォー・ホースメン。
 体力は衰え、ハードな受けもできないのは事実ですが
 その試合運び、間の取り方は現役時代とほとんど代わっていませんよ。
 これで親父さんが出てきていたらなぁ。
 ブランチャードについていたJJディロン、ベイビー・ドールも
 活き活きとした役目を与えられて結構面白い事になったはずなのに。
 協力しているTNAがごねたんだろうなぁ。
 そうじゃなきゃ更に微妙なフィニッシュのおまけがつく訳がない。
 悪い試合。

Fロックン・ロール・エクスプレスvs.ミッドナイト・エクスプレス
 レジェンド興行では名物となっているカード。
 2年前もメインで組まれてましたね。
 さてこの年齢ともなると2年の意味は大きく
 前回と比べて時間を埋めている印象を受けてしまいます。
 それでも身についた芸は忘れないもので
 最高のピエロ、コルネットと共に楽しいひと時を演出しました。
 平均レベル。

Gサモア・ジョーvs.AJ スタイルズvs.クリスチャン
 レジェンド系興行にはふさわしくないけれども中々興味深いカード。
 さて試合はTNAの立ち位置をもちこみまして
 ジョーが王者として最強、クリスチャンはヒールでAJを手下に従えているという設定。
 クイックこそ狙うもののクリスチャンとAJは意図的には攻撃せず
 ジョーを中心に2対1、1人場外ダウンの1対1で構成しています。
 外部団体という事で細部まで練りこまれている訳ではないし
 11分というそんなに長くない試合時間ではありましたが
 全体の展開で見ると結構上手く作られて
 立ち位置を変化させないスタイルでは上級レベルなので
 やや甘めに見て中々良い試合といった所。

総評
 メインは面白いしC、E、Gのレジェンドを見れるのは嬉しい。
 レジェンド系興行の中では、という前提がつくが良い大会だと思います。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Gサモア・ジョーvs.AJ スタイルズvs.クリスチャン
  AJとクリスチャンが協力してジョーに襲い掛かる。
  ジョーは返り討ちにしようとするも2人では分が悪くすぐに守勢に。
  クリスチャンがAJに寝ろ、と指示を出す。
  AJは素直に従う振りをしてインサイド・クレイドル。カウント2。
  クリスチャンとAJが言い合う。
  ジョーがその隙を突いて襲いかかりダブル・クローズライン。
  ジョーはクリスチャンを落とすとAJをコーナーに振り突進。
  AJはバック・エルボーを入れるとコーナーを使ってリバースDDTを狙う。
  ジョーは無視して自爆させる。
  AJにショルダー・スルーを決める。
  AJがサミングを決める。
  ジョーはAJを殴りつけるとロープに走る。
  AJがカウンターでドロップ・キックを決める。
  ロープに走る。
  クリスチャンがAJの脚を引っ張り引きずり出す。
  クリスチャンとAJが言い合う。
  ジョーがその隙を突いてスライディング・キックを狙うも避けられる。
  AJがジョーを殴りつけようとする。
  ジョーは避けてクリスチャンに誤爆させると2人をリングに戻す。
  AJをコーナーに振り延髄切りを決める。
  AJは場外に転がり落ちる。
  クリスチャンをターン・バックルにぶつけていく。
  アトミック・ドロップからビッグ・ブーツを決める。
  コンビネーション・ニー・ドロップでカバー。カウント2。
  エプロンに上がってきたAJを殴りつける。
  クリスチャンはジョーにサミングを決めるとコーナーに肩からぶつける。
  ジョーにネック・ブリーカーを決めカバー。カウント2。
  コーナー上へ。
  ジョーは捕まえるとスーパープレックスを狙う。
  AJが下にもぐりこみパワー・ボムで連鎖。
  クリスチャンをカバーするもカウント2。
  ジョーをカバーするもカウント2。
  AJはジョーをコーナーに振り突進。
  ジョーはカウンターで蹴りを入れチョップ。
  クリスチャンにハイ・ニーを決める。
  AJをロープに振りパワー・スラム。カウント2。
  クリスチャンがジョーに殴りかかろうとする。
  ジョーがドロップ・トー・ホールドを決めるとクリスチャンはダウンしたAJの上に倒れこみカバー状態になる。
  ジョーがセントーンでカット。
  AJをカバーするもカウント2。
  クリスチャンにパワー・ボムを狙う。
  AJが背後からスクール・ボーイ。
  ジョーはカウント2で返すとクローズライン。
  クリスチャンがジョーにクローズラインを放つ。
  ジョーも同時にクローズラインを放ち相打ち。
  全員ダウン。
  クリスチャンがコーナー上へ。
  ジョーがクリスチャンを捕らえマッスル・バスターを狙う。
  クリスチャンが抵抗する。
  ジョーは一旦離す。
  突進してきたAJを捕らえクリスチャンの股間にぶつける。
  AJにパワー・ボムを決める。
  カウント2で返されると同時にボストン・クラブ。
  場外に落ちていたクリスチャンがエプロンに上がってくる。
  ジョーはボストン・クラブを離すとクリスチャンを投げ入れる。
  クリスチャンに張り手を叩き込みマッスル・バスターへ。
  クリスチャンは何とか着地するとジョーをAJの方に押しやる。
  AJは意図的か偶然かクリスチャンにスプリングボード式フォア・アームズを決める。
  AJがジョーにペイレイ・キックを決める。
  カバーするもカウントは2。
  クリスチャンが背後から近づきAJにアンブリティアーを狙う。
  AJが押し飛ばす。
  ロープから返ってきた所で蹴りをいれスタイルズ・クラッシュを狙う。
  ジョーが背後からAJにスリーパーに捕らえる。
  クリスチャンは逃れると2人に向けて突進。
  ジョーはショルダー・スルーを決めてクリスチャンを落とすとグラウンド・スリーパーに移行しようとする。
  AJは敢えて後ろに飛びカバーに持っていく。
  しかしカウント2で返されては為すすべなくタップ・アウト!
  ジョーの勝利!

試合結果

@(レフェリー:タリア・マディソン):トレイシー・ブルックスvs.クリスティ・ヘミ
Aクリス・エスコバーvs.ブラッド・トーマス
Bスティーブ・ウィリアムスvs.ブッチ・リード
Cマルキーズvs.ジョージ・サウスJr&Srr
Dハードコア・マッチ:バーバリアンvs.ティンバー
Eダスティン・ローデスvs.タリー・ブランチャード
Fロックン・ロール・エクスプレスvs.ミッドナイト・エクスプレス
Gサモア・ジョーvs.AJ スタイルズvs.クリスチャン