Kaiju Big Battel:Kaiju in 3-D 4/3/09の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚約1時間30分です。
Kaiju理事が行方不明なのでロボックスがコミッショナーを代行することに。
仁義も行方不明なので、こちらはニクマンが代行。
@ベジティアスvs.ヒーロー・インターン08
やられながらも何とか勝ちを掴むという
インターンがするべき試合運びでオープニングとしては良かったですね。
また今回の観客はノリが良く盛り上がってます。
試合後ニクマンが気絶し担架で運ばれていきます。
代わりに今後は観客がカウントする事に。
これ前もやったけどちょっと無責任ですよ。
キューブ博士が登場。
鉄の爪を装着しインターンのセコンドについていた産・バスターを叩きのめします。
博士はコミッショナーは殺されたのだと告げる。
その犯人は仁義だといって仁義の笛を見せつける。
Aミーン13ロボックス・ランブル
13匹の怪獣によるランブル戦です。
コメンテイターのビーヴ・ワレスが入ったり
プランテーンが腕相撲を始めるシーンもありましたが
トップ・ロープでなくても出たら脱落だったり
陣営は余り意識されてなかったりと
基本的には多数の怪獣を見れる、ってのが売りの試合でしたね。
BUSAvs.フランス:アメリカン・ビートルvs.フレンチ・トースト
トーストが勝てば観客は全員ベレー帽を被らなくてはならず
ビートルが勝てば自由にして良い、という特殊ルールがついています。
ヒーロー同士によるお国意識マッチで(KBBに必要かちょっと疑問)
中身はないものの盛り上がっています。
試合後はダンス・パーティという事でロングや第八蜂が登場しダンス。
グラディン、トゥコアが現れパーティをぶち壊します。
逃げ遅れたロングは勇気を出して立ち向かいます。
Cグラディンvs.トゥコアvs.スーパー・ロング
フォールをめぐってグラディンとトゥコアが仲間割れしかけた所で
ようやくこれが試合だという事に気づきました。
わざわざ試合にしなくて乱闘扱いで手短にまとめても良かったんじゃないかな。
そばがベイビー・スカイ・デビラーを連れて散歩しているとキューブ博士がそばを狙撃。
まつたけを餌にデビラーを誘拐してしまいます。
次にコミッショナーの行方が知りたければ次の試合で地図を探し出してみろ、という映像が流される。
Dトレジャー・マップ・クエスト:DWサイクロオクトパスIIIvs.ダスト・バニー
各コーナーに設置された遺跡から地図を探し出すのが目的。
しかし遺跡からブラジャーが出てきたり
灯台の火に触れてあちっ、という素振りをするのが見所で
これっぽちも争い、戦いという部分がフューチャーされていない失敗作です。
遺跡が1個残ったままで締まらない状態で終了。
E怪獣王座戦:ネオ・テッペン(ch)vs.宇宙虫
ネオ・テッペンが現れるも入場時に倒れてしまう。
そこにキューブ博士が登場します。
博士が毒矢でテッペンを攻撃していた模様。
王座戦をぶち壊しにされた宇宙虫が博士と激突し
2人はベイビー・スカイ・デビラーを取り合います。
そこにカンフー鶏そばが現れ三つ巴の試合としてファイトー。
2対1や2人まとめての攻撃等想像以上に
気合の入っていた内容だったと思います。
FFのBGMを使っているのもツボです。
笛を吹くと大量の偽キューブ博士が出てきて
それをレンジュルがハンマーでフルぼっこにするシーンもインパクトある絵で素晴らしい。
その後テッペンが復活し、そばに譲られて宇宙虫をフォールし終了です。
王座を防衛したテッペンとベイビーを取り戻したそばが握手を交わします。
今大会では着地点としてはこうなるんでしょうけれど
焦点がちょっとぼやけているようにも見えますね。
総評
今回のは余り良い印象を抱かなかったですね。
KBBは確かに王道を歩いていないですよ、
だからといってとにかく盛り上がれば良いというかね、
そういう考えを抱いて欲しくないんです。
芯がぶれてきているような気がしますね。
名物のとんでもストーリー展開にしたってリングにいない人で動かしているのは問題。
これまでの軌跡を見直してみるターニング・ポイントにあるのではないでしょうか。
(執筆日:6/7/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ベジティアスvs.ヒーロー・インターン08Aミーン13ロボックス・ランブル
BUSAvs.フランス:アメリカン・ビートルvs.フレンチ・トースト
Cグラディンvs.トゥコアvs.スーパー・ロング
Dトレジャー・マップ・クエスト:DWサイクロオクトパスIIIvs.ダスト・バニー
E怪獣王座戦:ネオ・テッペン(ch)vs.宇宙虫