TOPアメリカン・プロレス注目インディー →Kaiju Big Battel:All Out War 8/4/06

Kaiju Big Battel:All Out War 8/4/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約1時間15分です。

今回はケージなしです。

@コング・クエスト:地獄猿対グルディン
 タッグ名をプリメイトにしたいという地獄猿に対し
 エイプス・オブ・ラースのままが良いというグルディン。
 そんなこんなでタッグ・パートナー同士の戦いが組まれました。
 エンパイアー・ステイト・ビル(約5mで中にラダーが入っている)上の旗を取り
 コーナーに置かれた箱に入れた方が勝ちになります。
 そのキングコングを思わせる試合形式を始めKBBらしいセンスに溢れていますね。
 最初はハグしたり、HBK対ラモンIIのフィニッシュ・シーンを見せたりと
 プロレスの要素もしっかり押さえています。
 試合は最後地獄猿が旗を取るもエイプス・オブ・ラース用の箱に入れエンド。
 実はタッグ名なんかどうでも良くて
 自分の事を認めて欲しかったのだというオチです。
 説明がないと会場にいる観客にはわかりにくかったでしょうね。
 でも文句なしに面白かった。

Aプロテクト・ブリッジ・オア・プレス・リスタート!:ギー対ヒーロー・インターン
 今度はニュー・ブルックリン・ブリッジがリングに設置されます。
 この橋を怪獣から守る事が研修生に課された今回のミッションです。
 やはり研修生という事で力の差は大きく気絶してしまう研修生。
 先生のビートルが水をぶっかけ
 (客席にも普通にかかっていましたがECW並に熱いので大丈夫)
 蘇生させると研修生は猛反撃を。
 しかし飛び技を避けられ一巻の終わり。
 ダイビング・ボディ・プレスで橋(実はテーブルになっているというのが素晴らしい)もろともボロボロにされました。

Bパワー・レンジュル、ダスト・バニー対偽プランタノス
 もとはレンジュルがキノコ怪人シュルーマ・タンゴのデビュー相手を務める予定だったんですね。
 しかしタンゴを押しのけCIAの偽プランタノスが登場し
 レンジュルを逮捕すると言い出します。
 どさくさに紛れてタンゴから取っていたキノコの粉を
 レンジュルの服につけ証拠だと言い張ります。
 (まさかタンゴはこれだけのために作られたなんて事は・・・)
 レンジュルは屈する訳もなく偽プランタノスに立ち向かっていきます。
 ダスト・バニーが援護に駆けつけタッグ・マッチに。
 偽プランタノスの連携を出させないまま押し切りました。
 
C世界最弱決定戦:ケビンと呼んで対スーパー・ロング
 ロングは花道から踏み外して転落し両脚を骨折しています。
 戦闘不能と判定されロングが最弱に決定されるも
 熱狂的ファンが試合をしろ、と要求。
 どこにケビンと呼んでと試合をしようという無謀な奴がいるんだい、と言うと
 観客がラウデンを指さします。
 という事でKBB史上初の人間対怪獣の戦いが幕を開けました。
 異種格闘技戦なんて目じゃありませんね。
 まあ中身はアレですがラウデンはレスラーじゃないので仕方ない。

Dビッグ・バトル、ファイン・プリント:カンフー鶏そば、ペドロ・プランテイン対銀芋、ドクター・キューブ
 銀芋が勝てばそばの王座に挑戦でき、
 そばが勝てば相手を指名できる、
 一方ペドロが勝てば銀芋とパブロの弔い合戦を行え、
 キューブが勝てば怪獣王座奪取となる試合形式です。
 銀芋がナイフを取り出しあわやペドロも殺されてしまうシーンや
 ピーランダーZが試合に参加するシーンは見物ですし
 ある程度プロレスに心得のある試合運びでしたが・・・
 ケージがないノーマル・タッグで
 20分越えとか無謀すぎる内容でしたね。
 どこからそんな自信が沸いたのだろう・・・。

総評
 ケージがない事を考えれば
 凄く健闘した内容だったと思います。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@コング・クエスト:地獄猿対グルディン
Aプロテクト・ブリッジ・オア・プレス・リ スタート!:ギー対ヒーロー・インターン
Bパワー・レンジュル、ダスト・バニー対偽プランタノス
C世界最弱決定戦:ケビンと呼んで対ラウデン・ノクシャス
Dビッグ・バトル、ファイン・プ リント:カンフー鶏そば、ペドロ・プランテイン対銀芋、ドク ター・キューブ