TOPアメリカン・プロレス注目インディー →Kaiju Big Battel:Someone Must Die! 5/26/06

Kaiju Big Battel:Someone Must Die! 5/26/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約1時間です。

@タッグ・チーム・アーバン・コンフリクト:ザ・エイプス・オブ・ラースvs.ロス・プランタノス
 連携が売りのプランタノスですが今回は動きが悪かったですね。
 プルーデンシャル・タワーもプランタノスが出る前に地獄猿によって壊されてしまったし。
 テンポが悪いまま、バック・ステージに武器を取りに行ったパブロがナイフで刺されるという事件を迎えます。
 パブロは担架で運ばれ、これにより1人になったペドロはぼこぼこにされ敗退。

Aインターン・プロモーション・マッチ:ヒーロー・インターンvs.ベジティアス
 硬い体を持つベジティアスだけど
 攻撃の仕方が側転だったりして今ひとつ敵としてはインパクトに欠けてしまうのが問題ですねぇ。

Bファイト・シティ、ポピュレーション・カイジュウ:フォース・トゥルーパー・ロボvs.ギー
 トゥルーパー・ロボが8年ぶりの復帰。
 試合は早々にギーが削岩機を使ったのをきっかけに荒れるばかり。
 次々と怪獣が乱入してきます。
 加勢ではなくケーブルTVに放送予定のため只TVに映りたかったようですけどね。
 最後はレンジュルによって混乱が収まりギーvs.トゥルーパー・ロボの一騎打ちに戻ります。
 乱入シーンを1対1でつなげていたけれど
 もっとごちゃごちゃさせて短くしても良かったな。

Cポッキー・トゥーム・オブ・ドゥーム:海胆坊主vs.第八蜂
 第八蜂が海胆坊主のエネルギー源のポッキーを奪って敗北に導いた事からこの試合に。
 ルールはポッキーの箱に入れられた方が負けという物。
 第八蜂が海胆坊主と同じ裏拳を使ったりと意外に良い動きを見せましたね。
 ポッキー・チャンバラや箱の攻防も良い。
 只最後の銃への持って行き方が甘いのと
 海胆坊主は大きくて箱に入らないだろう、って最初から勝敗が見えているのが勿体無い。

D怪獣王座戦:Drキューブ(ch)vs.カンフー鶏そば
 (試合前にパブロの死亡が告げられたそうですが収録されていません)
 Road to Ambition Tournamentを勝ち抜き
 勢いのあるそばが速攻でチャウダー・パンチを狙うも
 キューブが隠し持っていた鋼鉄胸当てにより逆に手を傷める事に。
 これによりキューブ博士が腕攻めを始め、
 そばは仕方なく脚による攻撃で反撃を狙う、という
 非常に理に適った試合展開を見せます。
 怪物ならではのインパクトはないもののしっかりと見れますね。
 只終盤の詰めが甘い。
 宇宙虫が乱入するんですが、
 スカイ・デビラーの卵を取り戻すシーンが映っていないんですね。
 そのため何故ヒーロー軍に加勢するのか理由が分かりません。
 また最後の打撃の打ち合いからのチャウダー・パンチ復活、
 十分ありなんですけれど・・・
 この2人という事を考えると上述のように迫力に欠けるんですね。
 試合後のヒーロー軍、キューブ軍の乱闘を
 ここに持ってきてレンジュルの回復薬で復活が最高の形だったように思います。
 
 試合後キューブ軍がそばをリンチしていると
 そばを助けようとペドロ含むヒーロー軍が駆けつけます。
 更に銀芋が登場。
 キューブ博士を叩きのめせ、と皆が期待する中
 銀芋は血のついたナイフを取り出します。
 なんとパブロを刺殺したのは銀芋だったのです。
 衝撃のヒール・ターンを遂げた銀芋がヒーロー達に襲いかかりペドロまでも刺殺しようとします。
 しかしそばの復活により何とかキューブ軍を蹴散らすことに成功です。
 そばの王座戴冠がアナウンスされ歓声の中終了です。

 ややインパクトに欠けるものの思った以上に完成度が高いメイン・イベントでしたね。

総評
 パブロ死亡のサプライズを最初に持ってきたものの粗い内容が続いていました。
 しかしメインで一気に盛り返しましたね。
 (執筆日:6/2/09)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@タッグ・チーム・アーバン・コンフリクト:ザ・エイプス・オブ・ラースvs.ロス・プランタノス
Aインターン・プロモーション・マッチ:ヒーロー・インターンvs.ベジティアス
Bファイト・シティ、ポピュレーション・カイジュウ:フォース・トゥルーパー・ロボvs.ギー
Cポッキー・トゥーム・オブ・ドゥーム:海胆坊主vs.第八蜂
D怪獣王座戦:Drキューブ(ch)vs.カンフー鶏そば(新チャンピオン!)