TOPアメリカン・プロレス注目インディー →Kaiju Big Battel:Tinseltown Showdown 9/8/04

Kaiju Big Battel:Tinseltown Showdown 9/8/04 の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約1時間5分です。
ケージあり興行。

以下のカードを見てもらえば分かると思うのですが
前回ボストンで行った物をNYでもやろうという試みです。
カードだけじゃなく、王座移動が無かった事になっているように中身もほとんど同じです。
そのため今回は前回との違いだけ記載します。

@ベジティアスvs.アメリカン・ビートル
 試合前のベジティアスが捕獲されたというスキットがありません。

Aネオ・テッペンvs.コール・ミー・ケビン
Bごみマンvs.スーパー・ロング
 ロングの入場シーンでダンサーがいなくなってますね。
 後に定番となるくまさんの姿があります。
 
チカノの銀芋に捧げるライブ
 前回は最初に乱入してきたミニヨンを軽く追い出しましたが
 今回はやや長めに攻撃していますね。
 チカノはグラディンに衣装を脱がされキャーと叫んでから銀芋を連れて逃げた、のが
 自ら中途半端に気づいて1人で退場、残された銀芋はキューブ博士に拉致される、に変更されています。
 チカノが歌っている裏で銀芋が攻撃されるというシュール・テイストもなかったですね。

Cロス・プランタノスvs.クロウ、グラディン
 丸太ん棒の代わりにクロウが入った事で
 フィニッシュが丸太ん棒を斧で切り倒す、から
 ケージ上のスラグーに塩袋を叩きつけてクロウ、グラディンの上に落とす、になっています。

D怪獣王座戦:地獄猿(ch)vs.うに坊主
E怪獣王座戦:うに坊主(ch)vs.Drキューブ
 避けあいやアーム・ドラッグの打ち合いから入ったりと
 少々プロレスへの意識が強くなっていますね。
 しかし技が崩れ気味、そばの乱入が遅かったりと
 前回に比べて完成度が落ち、だらだらしていました。
 またケージ上に登った海胆坊主を
 ミニヨンに肩車された博士がスーパープレックスという見せ場が
 偽博士が入ってきて混乱させるも海胆坊主が3人まとめてダイブという物に変更されていますけれど
 前回の方が良かったですね。
 ネタとしては良かったものの軽く手を出してしまった印象です。

総評
 確かに前回の興行はパッケージとして良かったし
 それを他の場所でも見せる事に異論はとなえないけれども
 わざわざDVD化する必要があるのでしょうか。
 2回目にもかかわらず細部で手抜きが見られるのも痛い。
 また設備が十分でなかった前回の方が
 アンダーグラウンドの雰囲気を纏っていました。
 (執筆日:6/4/09)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ベジティアスvs.ダスト・バニー
Aネオ・テッペンvs.コール・ミー・ケビン
Bごみマンvs.スーパー・ロング
Cロス・プランタノスvs.クロウ、グルディン
D怪獣王座戦:地獄猿(ch)vs.海胆坊主(新チャンピオン!)
E怪獣王座戦:海胆坊主(ch) vs.Drキューブ(新チャンピオン!)